普通って誰が決めたの? エピソード0
はじめまして。
きゃんコアラ🐨です。
55歳。
占い師です。
昼は、大手企業の工場で働いています。
「スカート大好き!」
「メイクも大好き!」
「アロマも大好き!」
「占いも大好き!」
女の子になりたい男の子です。
つい最近、
80歳の母と買い物へ行ってきました。
母が、
「あれ、男だよ。」
と口を開く。
目の前には、
女の子の格好をした男の子がいます。
そして一言。
「変。」
は〜ぁ
僕は何も言えませんでした。
僕も同じなのに。
髪を伸ばし、
薄っすらメイクをして、
女の子みたいな格好をしている。
でも、
母は今日も、
気付いていません。
仕事場では、
「おかま?」
「おばさん?」
と、面と向かって容姿をいじられます。
でも、
なりたい自分を捨ててまで、
本当の気持ちを
隠すことは、
今の僕にはできません。
「変だから、普通にしなさい。」
男の子なんだから。
社会人なんだから。
その歳なんだから。
ずっと言われ続けてきました。
そのたびに、
僕は考えるのです。
普通ってなに?
55歳になった僕は、
その答えを、
まだ手にしていません。
そして、
このお話にも、
答えはありません。
あるのは、
子どもの頃からずっと、
「普通ってなに?」
と考え続けてきた、
僕の物語です。
放課後、
友達と話すような気持ちで、
読んでもらえたら嬉しいです。
追加
放課後の小さな課外授業、サムネや音声を合わせて、コミック感覚で読むことができます。シリーズ化していますので、ぜひ立ち読ってみてくださいね。
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