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キャンプ場運営改善|「前進基地」「駐車場」としての価値提供

(CAMPING NOWは、現地泊まり込みでの実地調査から、改善アイデアの提示、動線設計、行政確認、業者・メーカーとの調整、実装までを一気通貫で支援する「現地伴走パートナー」を提供しています。)


キャンプ場運営において、多くのオーナーが共通して抱える悩みがあります。

それが、「泊まらない人を、どう扱うか」という問題です。

登山やハイキング目的の利用者は多い。
しかし、
・宿泊しない
・日帰り
・早朝や夕方だけ使いたい

こうした人たちは、「お客さんとして想定されていない」ことも少なくありません。

そこで今回は、キャンプ場を「宿泊施設」ではなく「前進基地」「駐車場」として再定義するという視点で整理します。


「近くに山がある」だけでは、使われない

多くのキャンプ場紹介では、
・自然が豊か
・山に囲まれている
といった表現が並びます。

ただ、登山者やハイカーが本当に知りたいのは、
・どの山に行けるのか
・登山口まで車で何分か
・どこに車を停められるのか
・何時から動けるのか
という、行動に直結する情報です。

ここが整理されていないと、「良さそう」で終わり、実際には使われません。


泊まらなくても使える、という前提に立つ

重要なのは、利用を宿泊に限定しないという発想です。

例えば、
・早朝登山のための前日夜駐車
・日帰り登山の拠点駐車
・複数台で集合するための駐車場利用
こうした使い方でも、キャンプ場は十分に価値を持ちます。

そしてこれは、きちんと売上になります。


駐車場利用は「余り物」ではない

駐車場利用というと、
・ついで
・オマケ
のように扱われがちです。

しかし実際には、
・管理された敷地
・トイレが使える
・受付・ルールが明確
という点で、登山者にとっては十分な対価を払う理由があります。


キャンプ場を中心にした「山への動線」を整理する

弊社が現地伴走で行うのは、
・キャンプ場を中心にした地図づくり
・実際に車で走り、登山口までの時間を確認
・駐車・集合・出発の動線整理
といった、かなり実務的な作業です。

これにより、
「ここに車を置けば、あの山に行ける」
「下調べしなくていい」
という状態をつくります。

これは、宿泊しなくても価値を提供できる設計です。


山だけで終わらせない

さらに、
・下山後に寄れる入浴施設
・食事処
・雨天時の代替案
まで含めて整理すると、「ここを拠点にすると楽」という評価につながります。

結果として、
・駐車場利用 → 宿泊利用
・日帰り → 連泊
へ発展するケースも出てきます。


登山後の「中途半端な時間」をどう使うか

登山を終えると、
・下山は14〜16時頃
・宿泊するほどではない
・でも、すぐ帰るのは惜しい
という時間帯が生まれやすい。

この時間、選択肢は多くありません。


「トワイライト・ゾーン」という選択肢

そこで出てくるのが、登山後の「14〜20時」を使う「夜デイ・キャンプ」=トワイライト・ゾーンです。

※この考え方については、過去の記事(№12)でも触れました。

・車はすでに停まっている
・トイレが使える
・管理者がいる

この状態で、
・焚き火
・軽い食事
・休憩
ができる場所があれば、宿泊ではなくても十分に価値があります。


駐車場利用 → トワイライト利用は自然な流れ

この導線は、無理に作った追加メニューではありません。

・朝:駐車場として利用
・昼:登山
・午後〜夜:トワイライト・ゾーン利用

流れとして、極めて自然です。

しかも、
・サイトをフルに使わない
・宿泊客と時間帯がずれる
・管理負荷も比較的低い
という特徴があります。


売上は「泊まる・泊まらない」の二択ではない

キャンプ場の売上は、
・宿泊
・日帰り
だけではありません。

・駐車場利用
・トワイライト・ゾーン利用

といった中間の使われ方を設計することで、

・平日
・閑散期
・使われていない時間帯

を収益に変えることができます。


ここが難しくて、止まりやすい

ただし、
・料金はいくらが妥当か
・どこまでOKで、どこからNGか
・宿泊客との棲み分け
・トラブル時の線引き
ここを曖昧にすると、現場は確実に混乱します。

そのため、「分かっているけど、実装されない」状態で止まりやすいのが実情です。


現地伴走パートナーが担う役割

弊社では、現地を見たうえで、
・駐車場利用の設計
・登山動線・時間帯整理
・トワイライト利用の可否判断
・料金・ルール設計
・現場で回るかどうかの検証
まで含めて伴走します。

アイデアで終わらせず、運用できる形に落とすことを重視しています。


おわりに

キャンプ場は、「泊まる人」だけの場所である必要はありません。

・前進基地
・集合場所
・駐車場
・トワイライト・ゾーン

使われ方を意図して設計するだけで、売上の幅は広がります。

泊まらなくてもいい。
ただ、使われればいい。

そのための設計と実装を担うのが、現地伴走パートナーの役割です。


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