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キャンプ場運営改善|コテージに「無人のお菓子販売」を設ける

(CAMPING NOWは、現地泊まり込みでの実地調査から、改善アイデアの提示、動線設計、行政確認、業者・メーカーとの調整までを一気通貫で支援する「現地伴走パートナー」を提供しています。)


キャンプ場での滞在中、次のような場面は珍しくありません。

夕食後、少しお酒を飲みたくなった。
つまみが足りない。
子どもが夜に小腹を空かせた。

売店はもう閉まっている。
わざわざ外に出るほどでもない。

今回は、こうした「少しだけ足りない時間」に対して、コテージに「無人のお菓子販売」を設ける という施策について整理します。



視点を少しだけずらす

「お菓子を置いて、無人販売にする」。

言葉だけを見ると、とても簡単な施策に見えるかもしれません。

ただ、この施策を「売上をつくるためのもの」と捉えると、評価を誤りやすくなります。

ここで視点を、少しだけずらします。

この施策の役割は、大きく儲けることではありません。

夜の時間帯に発生する「ちょっと欲しい」という需要を、余計な対応を増やさずに拾うこと。

運営の負荷を増やさずに、体験の満足度を整えるための施策です。


無人のお菓子販売が拾っているもの

キャンプ場では、多くのお客さんが食材や飲み物を持ち込んでいます。

それでも、
・想定より早く食べきった
・追加で調理するほどではない
・売店に行くのが面倒
という瞬間は、必ず生まれます。

無人のお菓子販売が拾っているのは、こうした隙間の需要です。

大きな不満になる前に、「その場で解決できる」選択肢を用意しておく。

それだけで、夜の過ごし方の印象は変わります。


お客さん側の体験はどう変わるか

この施策で変わるのは、利便性だけではありません。

・売店の営業時間を気にしなくていい
・フロントに行かなくていい
・誰かに声を掛けなくていい

部屋の中で完結する、という点が体験として効いてきます。

結果として、「不便だった」という記憶が残らない。
「特別ではないが、楽だった」という印象が残る。

こうした積み重ねが、滞在全体の満足度につながっていきます。


運営側が考えるべきポイント

一方で、無人のお菓子販売は置けば終わりという施策ではありません。

運営側では、次のような整理が必要になります。

・誰が、どの頻度で確認するのか
・補充はどのタイミングで行うのか
・現金とキャッシュレスの扱いをどうするか
・数字の把握をどう行うか

これらを曖昧にしたまま始めると、施策としての評価がしづらくなります。

無人販売は、始めやすい分、整理しないまま続いてしまいやすい。

だからこそ、最初の設計が重要になります。


継続するかどうかを、何を基準に決めるのか

もう一つ、事前に考えておきたいのが、継続の判断基準です。

・運営の手間は増えていないか
・体験としてプラスになっているか
・今の形が、このキャンプ場に合っているか

続けるのか。
やり方を変えるのか。
今回は見送るのか。

判断の軸がないと、「なんとなく置いてある施策」になりやすい。

小さな施策ほど、やめ時や調整の基準を最初から持っておくことが重要です。


具体的な設け方について

無人のお菓子販売の設け方は、キャンプ場の条件によって最適解が変わります。

・コテージやキャビンの配置
・客層(ファミリー中心か、大人中心か)
・スタッフの巡回動線
・滞在中の過ごし方

ここでは、「無人で販売する」という方法論よりも、どう位置づけるかを整理することが大切です。

そのため、具体的な配置や運用方法は現地条件を見た上で判断する方が現実的です。


小さな施策ほど、設計で差が出る

無人のお菓子販売は、派手な設備投資ではありません。
大きな売上を生む施策でもありません。

その代わり、夜の体験を整え、運営を疲弊させずに満足度を積み上げる役割を持っています。

小さな施策ほど、設計の差がそのまま結果に表れます。


\ご相談はこちらから/

この施策が自分のキャンプ場に合っているか。
どの棟に設けるべきか。
そもそも今回は見送る判断か。

繁忙期後の振り返りや改善について、Webミーティングでお話しすることもできます。

・30分だけ
・準備不要
・具体的な相談でなくてもOK

「少し話して整理したい」くらいで大丈夫です。

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