発明は、欲望から始まる
現代の日本社会は、便利さを極めている。
スマホ、AI、電子マネー…。
枚挙に暇がない。
40年前、俺が小学生の頃は、まさか自分が大人になって携帯電話を持つなんて、1ミリも想像できなかった。
そんな現代。
それでも人間の欲望には際限がない。
ほかの人の欲望は分からないが、今回は自分の欲望を、「発明品」として紹介したい。
①「いつでも汗拭きシート」
汗拭きシート。
俺は20代でその存在を知ってからは、これナシでは夏を越えられない身体になってしまった。
寝起きに1枚。帰宅後に1枚。
1日に何度も出かける日は、帰宅のたびに使っている。
球場での高校野球観戦中も使っている。
これだけでも偉大な発明品だ。
今回さらに俺が発明したのは、「いつでも汗拭きシート」。
現状でも持ち運べば、いつでも拭けるじゃないか?
その通りだ。
しかし俺が想定しているのは、満員電車の中。
両手をピクリとも動かすことができない。
そういう日に限って、寝起きに拭くのを忘れてしまった。
汗で身体中がベタベタして、気持ち悪い。
こんな時こそ拭きたい。
そこで活躍するのが、「いつでも汗拭きシート」。
電車に乗る前に首筋に貼るだけで、後は勝手に服の中を拭いてくれる。
ルンバの身体版と思ってくれれば良い。
もちろん服を脱ぐ必要はない。
というか、脱いだら即連行だ。
これさえあれば、電車を降りる頃には爽快感極まりない。
動力源は知らん。
くすぐったくて声が出る人も、連行されないように注意してほしい。
②「自動吸水機」
まともな名前じゃないか。
これは実現可能だろう。
梅雨や台風時期の少年野球。
「今日は試合やります」という監督からのLINE。
その後何が起こるかというと、早朝から父親がグラウンドに集まり、カステラのお化けのようなスポンジで、泥水を吸い出す。
バケツに絞る。
泥水を捨てる。
また吸い出す。
の無限ループ。
令和の時代に、何やってるんだ。
そこで発明したのが、「自動吸水機」。
グラウンドに置くだけで、勝手に内臓のスポンジが泥水を吸い出し、貯水し、満杯になったら捨てに行く。
ルンバのグラウンド版と思ってくれれば良い。
これさえあれば、機械設置担当以外の父親は、集合時間に来れば良い。
その頃にはシートノックを始められる状態のグラウンドコンディション。
これが令和のグラウンド整備だ。
動力源は、すんごく強力な充電池。
本体は間違いなく巨大。
そして超重量。
グラウンドは広いので、ものすごく速く移動する(危険)か、何台も何台も必要(コスト)。
まずは甲子園から導入し、全国に広めてほしい。
異論、ツッコミ大歓迎。
むしろ異論とツッコミしかないが、発明はいつでも、こんな所から始まるのだ。
続く。
