変態パソコンシリーズ第5弾-Diginnos DG-STK4D実機レビュー ~32GBでWindows11は無理でした~
「また変なパソコンを買ってしまった。今回はまさしく究極の変態PCです」
変態パソコンシリーズ第5弾。
今回の主役は Diginnos DG-STK4D。
いわゆる“スティック型PC”です。



若い人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、一時期「PCをここまで小さくできるのか!」と話題になったジャンル。
見た目はUSBメモリ。
でも中身はちゃんとWindows PC。
テレビやモニターのHDMI端子に直接挿せば、そこがパソコンになる。
いや、冷静に考えるとかなり変態です。
だからこそ、変態パソコンシリーズにふさわしい。
👉一応主なスペックを紹介しておくと
・CPU: インテル Atom x5-Z8550 (4コア/1.44GHz-2.40GHz)
・メモリ: 4GB DDR3L
・ストレージ: 32GB eMMC
・グラフィック: Intel HD Graphics 400
・OS: Windows 10 Home 64bit
まあ、ご覧のとおり非力です。ストレージが32GBしかないのが致命的。
64GBモデルを引き当てた!?
今回このDG-STK4Dを手に入れた時、私は小さくガッツポーズをしました。
「おっ、64GBあるじゃん!」
32GB機の最大の敵はストレージ不足。
Windows Updateだけで死にかねません。
しかしこの個体、購入時には64GBあるように見えた。
これは勝った。
…そう思っていた時期が、私にもありました。
真実:64GBではなかった
販売説明をよく見るとこう書かれていました。
32GB eMMC + 32GB SDカードをマウント済み
なるほど。
つまり、
本体ストレージ:32GB
microSDカード:32GB
合計64GBっぽく見えていただけ。
いや、まあ嘘ではない。
嘘ではないんだけど、夢は見た。
なぜかWindows11
届いたDG-STK4Dを起動すると、なぜかWindows11。
DG-STK4DはWindows10時代のマシン。
Atom
4GB RAM
32GB eMMC
どう考えてもWindows11向きではありません。
でも動いている。
「案外いけるのでは?」
そう思った私は、動作が少し怪しかったこともあり、Windows11をクリーンインストールしてしまいました。
この判断がすべての始まりでした。
Windows Updateで死亡
Windows11導入完了。
💻Wndows11非対応PCへのインストール手順はこちらで詳しく解説しています👇
よし、まずはWindows Update。
普通のPCなら当たり前です。
しかしDG-STK4Dにとっては違いました。
更新するたびに減っていく空き容量。
嫌な予感しかしない。
そして結果。
空き容量:576MB
576MBですよ。空き容量ほぼ0です。

パソコンなのに何も保存できない。
私は一体何をしているんだ。
緊急延命措置
ここから救命活動開始。
ディスククリーンアップ
ストレージ容量削減術は多々ありますが、その中でも効くコマンドを実行してみました。
休止ファイル削除
powercfg -h offこれは一言でいうと、
Windowsの「休止状態(Hibernate)」機能を無効化して、そのために確保されている巨大ファイルを削除する
コマンドです。
実行すると:
✅ 休止状態 無効
✅ 高速スタートアップ 無効(※多くの環境で)
✅ hiberfil.sys 削除
ストレージ回収のはずが空き容量わずか796MBにしかならず。
これは環境によって変わると思います。
CompactOS
compact.exe /compactOS:alwaysこれは一言でいうと、
Windows本体を“圧縮して保存”してストレージ容量を稼ぐ
コマンドです。
何をしてる?
Windowsのシステムファイルって大量にあります。
例えば:
・DLL
・EXE
・ドライバ
・システムコンポーネント
これらを普通はそのまま保存しています。
CompactOS を有効にすると、
Windowsがこれらを圧縮保存します。
必要な時だけCPUで展開して読む仕組み。
Atom CPUに圧縮展開までやらせるのは酷だが、背に腹は代えられない。
変態PC的には
「CPUの寿命を削ってストレージを稼ぐ術」
です(笑)
結果は
前回空き容量796MB。
禁断のCompactOS実行。
……なぜか227MBになった。
イメージ
コンポーネントクリーンアップ
DISM /Online /Cleanup-Image /StartComponentCleanupこれは、一言でいうと:
Windows Updateの“残骸掃除”をするコマンドです。
Windows Updateの残骸を消す最後の手段としてDISMを実行。
これはWinSxSに積もった古い更新ファイルを整理するWindows公式の大掃除コマンドだったが、空き容量少なすぎでエラーで失敗。
最終的に空き容量0KBになってしまった。
空き容量不足解消は失敗に終わりました。
👉Windows11がこのマシンには重すぎるということだった。
前オーナーの痕跡
ここで私はSDカードの中身を見てみました。
すると…
WindowsApps
Program Files
user
LibreOfficeらしきファイル群
なんだこれは。
調べてみると、前オーナーはちゃんと32GB機の攻略法を知っていたようです。
構成はおそらくこう。
C:
Windows本体のみ
D:(microSD)
Microsoft Storeアプリ
LibreOffice
Documents
Music
Pictures
Videos
つまり、
SDカードをアプリ&データ置き場として活用していた
わけです。
なるほど。強い。
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前オーナーの遺産、LibreOfficeは復活するのか?
Cドライブ空き容量対策、32GB機をどう延命していくのかなど盛りだくさんの内容です。
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