街路樹に励まされた朝のこと

尊いなあ。
その光景にうれしくなって、胸がゆるんと温かくなる。
一瞬にして息も深くなり、丹田に落ちていく。

街路樹の枝が、うっすらと赤銅色のベールを纏っている。
この赤銅色で、冬にはすっきりと見通せた空も、霞がかかったように綺麗に見えない。でも、

赤銅色は、蕾。
緑色の葉が、芽吹く準備を始めている。

「ああ、しっかり生きていたんだね」
厳しい冬を乗り越えて、芽吹いていく街路樹たち。


6月ころに、少し過酷なことが待っている。でも、
「大丈夫。ちゃんと越えていけるよ」
街路樹に励まされ、そう教えられた氣がする。
ありがたいなあ。。!


この蕾の時季が過ぎても、葉が美しく、緑色に生い茂っても、色を変えてまた葉を落とす季節になっても、
朝の、この光景とこの感情は、絶対に忘れない。

街路樹のように、私もしっかりと、巡っていく。



お陰さまです。
ありがとうございます♪


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