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「こんにちは、涙くん。」~人間だけが「涙」を流せるヒミツ~

おかえりなさい、みみごころです😊
突然ですが。あなたが最後に涙を流したのは、いつですか?

辛い出来事に直面して、張りつめていた心が一気に溢れる時。
誰かの懸命な姿に思わず心動かされて、人の持つチカラに感動した時。
過去の自分を振り返り、傷ついた心を優しく包み込んであげる時。

そんなあらゆる日常の場面で、「涙くん」は突然やってきますよね。

今回はそんな身近な、人によっては少しご無沙汰?な「涙」についての世界をゆるく、深く掘り下げていきますよ☺️

「そういえば、最近泣いてないなぁ。」という方も、涙くんの本来の姿に心がほっこりするかも?しれません・・・!👀✨


🌊「涙くん」との出逢いと、始まった我慢大会

私は子どもの頃から、泣くという行為はなんだか恥ずかしい事だと思っていた節がありました。

思えば低学年の頃、隣の席の男の子に心無いいたずらをされ、驚き&馬鹿にされたような惨めな気持ちが合わさって、気づいたら大口を開け誰よりも大きな声で泣いていた覚えがあります・・・。🤣

でも不思議と、そんな状況でも周囲の様子を薄目で観察する謎の余裕はあったんですけどね😂(秘技;あさりの砂出し風、薄目塩水…🦪と名付けてみます。)←えっ…?🫠

その時いたずらの張本人が、ぽか〜んと口を開けてちょっと引き気味でこちらを見ている様子とか、遠巻きにクスクス笑っている人達の様子とか、泣きながらも意外と冷静に周りが見えているものです。(笑)

まぁでもそういう状況では、泣いた人=弱さを見せた人、本来隠すべき恥ずかしい部分を晒してしまった哀れな人VS普通の人達、のような構図となり当の本人はますます惨めで恥ずかしい気持ちになるのです・・・。(あくまで当時の私の主観ですけどね!🫡)

そんな経験があったせいか、なんなのかわかりませんが。
いつの頃からか、自然と「ここで泣いたら負けだ」「人前で泣くなんて、みっともない」「泣くっていう事は、自分が弱いからだ。」と涙を堪えることが当たり前になっていったように思うんです。

そしてその習慣は、大人になってもしばらく変わらなかった。

むしろ大人になってからの方が「こんな事で泣くな、大したことじゃない。大人なんだから、社会人なんだから。母親なんだから。」と自分に言い聞かせる事も増えていった。

だけど、改めて思うんです。
実は「涙くん」にはたくさん、助けられていた部分も多いなぁって。

心の中に溜まりに溜まった水が溢れ出すように、涙がこぼれ落ちる時。

心が満杯の水を抱えたまま『もっと、もっと頑張らなきゃ』ってぎゅうぅぅ!って縮こまっている時、
きっと「涙くん」は蛇口を開けてくれているんです。

心が、破裂しないように。

🌪️我慢に我慢を重ねて、心が空っぽになった日

いつの間にか涙を堪える癖を身につけていた私は社会人となり、数々の試練と向き合うことになりました。

毎日遅くまで残業し、ミスをしても周囲の目が気になって報告や相談がうまくできず、次第に膨れ上がる罪悪感と劣等感。

徐々に居心地も悪くなり、常に自分を責める思考になっていた事もありました。

それでも、絶対にずる休みはしたくなくて、毎日自分を奮い立たせて会社に向かっていた当時の私。

「本当は会社に行きたくない」「もう怒られたくない」「嫌われたくない」
そんな思いに支配されていることすら気づけずに、ただロボットのように朝起きたら仕事に行く、笑顔でやり過ごす、空気を読む事に一所懸命になっていました。(詳細は自己紹介時記事をご覧ください🤚)

そんなある日。
・・・涙がぽろぽろと、こぼれ落ちて。

「なんで、涙が出るんだろう?」
「私、泣きたくないのに。こんなところで、泣きたくないのに。」
なのに、どうして・・・。

一度溢れ出した涙は、そう簡単に止まってはくれなかった。

泣けば泣くほど、どんどん溢れる涙。
両頬を伝って、顎の下でひとつになって、ボタボタと不規則なリズムで落ちてゆく。

幼い頃の大口開けて泣いていた当時の私が、今の私を見ていたら、一体どう思うんだろうか。
『どうして、そんなに沢山の涙が出るまで我慢していたの?』
『泣きたかったら、泣けばいいのに』

もしかしたら、そう言って不思議がるかもしれないですね。


言葉にならない感情も、言葉にしたくない感情も、どうにもならない状況も、涙はそっと告げてくれます。
不都合な真実も、真っ黒な感情も、卑しい自分も、全部。

そんな、本当は見たくない現実を「涙くん」はちゃんと見ていたんだ。
きっと、薄目を開けてさ。

目の前の「なすべき事」に追われて心が空っぽになっていた私に、ふと立ち止まる時間をくれた「涙くん」。

涙を流すことで、目の前の問題が解決する訳じゃない。
だけど、涙を流すことは「自分の今の心情や状況と、静かにとことん向き合える」とっておきのチャンスなのかもしれない。

それはいずれ「偽りのない、本当の自分を大切にすること」「自分らしく生きていくこと」に繋がる、大切な儀式なようにも思います。


人間だけが持っている、涙を流すという特性。


そもそもどうして、人間にだけ「涙を流す」という特性があるのでしょう?そのメカニズムについても触れていきますよ☺️

🧠涙くんの秘密の工場を覗いてみよう

涙には、実は3つの種類があります。

  • 基礎涙:目を潤すために、いつも静かに働いている涙くん。

  • 反射涙:玉ねぎや風など、外からの刺激に反応して目を守る涙くん。

  • 感情の涙:悲しみ、感動、怒り、安堵…心が揺れたときに現れる、特別な涙くん。

👁️‍🗨️人間だけが涙を流す理由

動物も涙を流すことはあります。 目を潤すための「基礎涙」や、刺激に反応する「反射涙」は、犬や猫にも見られます。
でも――感情の涙を流すのは、今のところ人間だけ

人間が感情の涙を流すようになったのは、進化の過程で社会的な絆を深めるためだったと考えられています。

  • 涙を流すことで、他者に「悲しみ」「喜び」「痛み」などの感情を視覚的に伝えることができる。

  • 声を出さずに感情を伝えるこの方法は、捕食者に気づかれにくいという利点もありました。

  • 感情の涙には、通常より多くのタンパク質が含まれていて、粘性が高く、ゆっくりと流れる。そのため、他者に気づかれやすくなるようにできているんです。

つまり、涙くんは「静かなSOS」や「共感のサイン」として、人間の社会性を支える重要な役割を担ってきたのです。
涙はただ流れるだけじゃなく、「見せるために流れる」存在でもあるんですね・・・!👀

🧡涙くんは、人間だけに与えられた“心の翻訳者”

泣くことは、言葉にできない感情をそっと伝える手段。
それは、言語を持つ人間だからこそ必要だったのかもしれません。
「涙くん」は、心の奥で言葉にならない感情を翻訳して、 そっと頬を伝って誰かに届けてくれる。
それは、動物にも植物にもない、人間だけの“心の言語”なのかもしれませんね。


🧪涙くんの“ひみつ道具”をそっと覗いてみる

涙くんは、ただ感情を流すだけじゃないんです。 実は、私たちの心と体を守るために、いろんな“ひみつ道具”を持っているんですよ。

  • ストレスホルモン(ACTH;副腎皮質刺激ホルモン)を含んでいて、心の中の“つらさ”をそっと外へ流してくれる。ACTHは、ストレスを感じたときに脳から分泌されるホルモンで、体に「今、ストレスがかかってるよ!」と知らせる役割を持っています。※ただし、涙で排出されるACTHの量はごく微量。 だから「泣いてスッキリ」の正体は、ホルモンの排出というよりも、神経系のリセット効果によるものと考えられています。

  • 天然の鎮痛物質(エンケファリン)も含まれていて、心の痛みにそっと寄り添ってくれる。これは、脳内で作られる天然の鎮痛物質。 モルヒネに似た働きを持ち、痛みや不安をやわらげる効果があります。まるで、涙くんが「大丈夫だよ」と言いながら、心の傷口に絆創膏を貼ってくれているようですね。☺️

🌿涙くんは、心のスイッチ係

泣いた後に「ちょっと楽になった」「呼吸がしやすくなった」と感じたこと、ありませんか? それは、涙くんが自律神経のスイッチを切り替えてくれているからなんです。

  • 泣く前は「交感神経(緊張モード)」が優位。

  • 泣いた後は「副交感神経(リラックスモード)」が優位に。

つまり、涙くんは心の緊張をゆるめて、深呼吸できるリラックス状態へ導いてくれる存在なんですね。✨🌿

💧涙くんは、感情の“圧力弁”

感情をずっと閉じ込めていると、心の中に“圧”がかかっていきます。 涙はその圧力を逃がすための安全弁のような役割も果たしています。

  • 我慢し続けた末に、突然涙があふれるのは、心が「もう限界だよ」と教えてくれているサイン。

  • それは、涙くんが“心の非常ベル”を鳴らしてくれている瞬間なのかもしれません。

🧠涙くんは、脳と心の“橋渡し”

感情の涙は、脳の「大脳辺縁系」や「視床下部」など、感情の司令部からの指令で作られます。
つまり、涙くんは脳で感じたことを、身体で表現するための橋渡し役なんです。
「悲しい」「悔しい」「うれしい」―― そのすべてを、涙くんはそっと翻訳して、具現化してくれる存在です📖🖊️🫧

「泣いて悲しいはずなのに、何故か少しスッキリしている・・・。」
「いっぱい泣いて、瞼が腫れるまで泣いたのに。気づけばふっと力が抜けたように体が軽い・・・。なんだかお腹も空いてきた・・・?」
このような体験は、様々な「涙くん」のヒミツの力によるものだったんですね。
「自分の心を癒す。」いま風に言えばセルフヒーリング、みたいな感じでしょうか✨😌


おわりに:涙くんは、心の循環を支える存在🌊

涙という字は「さんずい」に「戻る」と書きますよね。
まるで心の奥に溜まった感情の水が、涙となって外に流れ出し、 そしてまた自分の内側へと戻っていくような、そんな循環の象徴にも思えます。

それは、雨が山に降り、川となり、海へ流れ、やがて雲となってまた雨になるように・・・。🌧️🏔️

人の涙も、辛さや悲しみを流しながら、やがて心を満たし、 明日を生きる力へと変わっていくはず。
そしてその力が、また違う誰かにとっての希望となり、新たな世界へ一歩踏み出す勇気へと繋がることもあるのだと、私は思います☺️✨

あの頃の自分に、言ってあげたい。
「涙は、弱さの象徴なんかじゃない。恥でもない。むしろ、人間らしく心がちゃんと生きている証。」なんだよって。

今日もどこかで、誰かの心をそっと守っている君へ。

心の準備とかもあるだろうけど、そんなのはいっそ全部忘れて、これからは感じるままに、流れるままに、大切に迎え入れてみようと思う。


「こんにちは、涙くん。」

ってね。
(薄目で)

🦪おしまい🦪

最後までお読み下さり、本当にどうもありがとうございました!!☺️✨
あなたが思う「涙くん」は、どんな存在でしょうか?👀
よろしければコメントで教えて下さい✨

次回も世界をゆるく、深くこねくり回していきますのでよろしくお願いします!☺️🌿🌍

みみごころ🌱


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