『口を動かす前に、体を動かせ』左半身麻痺になっても現場に戻った男の現実論
人間、生きるだけで金がかかる。
家賃がいる。
電気代がいる。
水道代がいる。
飯を食うにも金がいる。
これは小学生でもわかるぐらい単純な話だと思っている。
だから働かないといけない。
もちろん、莫大な貯金がある人や、働かなくても生きていける環境がある人は別だと思う。
でも、そうじゃないなら、最低限“生きる為の行動”は必要なんじゃないかと俺は思う。
最近、本当に不思議に感じる。
金がない。
でも働かない。
何かに挑戦するわけでもない。
なのに一丁前に文句や主観だけは言ってくる。
正直、こう思ってしまう。
「口を動かす前に、まず体を動かせ」と。
俺自身、好きな物を食べたいとか、少しでも良い生活をしたいとか、そんな小さな欲から人より働いてきた。
気づけば経営者になって、従業員の面倒を見れるようにもなった。
でも、その代償は大きかった。
無理を続けた結果、脳出血になり、左半身麻痺が残った。
それでも俺は現場に戻った。
足を引きずりながらでも働いている。
なぜか。
働かなければ、生きていけないからだ。
家賃を払えない。
飯も食えない。
追い出される。
ただ、それだけの話だ。
もし俺に、大金持ちの親がいて、一生遊んで暮らせる金があるなら、多分働いていないと思う。
でも現実は違う。
だから今日も働く。
生きる為に。
