“好き”を育てる。 〜わたしと息子の記録①〜
息子と過ごす日々のなかで、
いつからか「算数が好き」と自然に言うようになりました。
もちろん最初から得意だったわけでも、特別な才能があったわけでもありません。
家庭でのちょっとした工夫や声かけ、小さな習慣の積み重ねのなかで、
少しずつ息子の中に“好き”の芽が育っていったのだと思います。
このnoteは、そんなわたしと息子の記録です。
特別な方法や教育論を語るつもりはありません。
ただ――
この数年間で、息子と一緒にがんばってきたこと、悩んできたこと、
喜びや迷いを経てたどり着いた「家庭のかたち」を、
わたし自身のために、ここに残しておこうと思いました。
書くことでしか、残せないことがある
子育てをしていると、毎日は驚くほど早く過ぎていきます。
数ヶ月前に抱えていた悩みも、昨日の失敗も、思い出せないことさえある。
けれど――
たしかに、頑張った日々があった。
息子と二人で向き合い、ときに笑い、ときに泣きながら、
一緒に何かを乗り越えようとしていた時間があった。
あの時間を、ただ過去のものとして流してしまうには、
あまりにも多くの気づきと想いがありました。
だから、いま書き留めておきたいと思ったのです。
息子が教えてくれた、“好き”の力
算数検定を受けたいと言ったのは、息子のほうでした。
最初は「やってみる?」という軽い問いかけから始まりました。
遊びの延長のように楽しんだ11級。
本格的に取り組み始めた10級。
同じ「算数」でも、取り組み方も、感じ方も、まるで別物のようでした。
そのなかで、わたしが何より驚いたのは、
「好き」に向かう子どもの集中力、継続力、吸収力のすごさです。
「好き」という気持ちは、誰かに与えられるものではありません。
でも、その芽を守り、育てるための土壌=環境は、親が整えることができる。
そしてそれが、親としてわたしにできる、
たったひとつで、いちばん大切なことだったのだと思います。
これは“教える記録”ではなく、“共に育った記録”
このnoteは、どこかの誰かに
「こうすればうまくいくよ」と伝えるためのものではありません。
むしろ、完璧ではないわたしの育児の足跡です。
迷って、失敗して、それでも子どもに向き合ってきた時間の記録です。
でももし、
この記録を読んでくれた誰かが、
「わたしももう少し、子どもと向き合ってみようかな」と思ってくれたら。
それは、とても嬉しいことです。
最後に――未来の自分へ
きっといつか、
このnoteを自分自身が読み返す日がくると思います。
そのときに、
「そうだね、がんばってたね」と思えるように。
「ちゃんと子どもと向き合ってたんだ」と、自分のことを信じられるように。
そして――
未来の息子がどんな道を歩んでいても、
「あの時の関わりが、今につながっている」と感じられるように。
次回予告
次回は、大学時代に学んだ「モンテッソーリ教育」が
子育てを通じて“自分ごと”になった話を綴ります。
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