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カウントダウンする脈拍 [毎週ショートショートnote]


『いのち煇く未来社会のデザイン』をコンセプトに関西万博は半年間の役目を終えようとしていた。大屋根リングは直径615メートルの中にパビリオンを設けサステナブルな未来型の町を創造させた。とは言っても実際に足を運んだのではない、ニュースを垣間見て知った風な事を言っているだけだ。殺人的な暑さをものともせず日々訪れた2500万人もの人々に「あんた達は偉い!」と拍手したい。お客さんあっての万博だからね。
マスコットのミャクミャクも「けったいなバケモンやな」
と思ったりもしたが、なれたのか可愛く見えてきた。着ぐるみの中に入って愛嬌を振りまいていた偉人、私ならボーナス100万あげたい。
いのちを未来につなげるために
テクノロジーも大切だ。
ips細胞の心筋細胞が拍動していた、正にアンビリバボー、これからの医療にどんな役割を担うのだろう楽しみだ。
リングの上でスタッフの感謝のウエーブが始まった。
ウルッとしてみていると、嫌なニュースが飛び込んできた。
何、何、11のパビリオンが建設費未払いだってー!
これから解体も始まるのに
「払ってくださいよ~う」
この問題、別の意味で
カウントダウン、心臓バクバクしますね。

おしまい😓
無事終わってよかった、よかった。私は、公園に生まれ変わった後のリングに登って夕日でも眺めに行くかな、微かな喧騒を感じながら。

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