最後の一本で止まった
机の組み立ては順調だった。
残るは背面ブレースを固定するボルト一本。
ところが、ボルトが届かない。
穴は合っているのに、ネジが噛まない。


※ボルトの写真がブレているのは、当時の私の慌てぶりをお察しください。
最初に疑ったのは、メーカーの梱包ミスだった。
「ボルトの長さが違うんじゃないか。」
実際、数ミリ足りないようにしか見えなかった。
でも違った。
原因は、ブレースの取り付け向きだった。
写真でいうと、右側のブレースが逆向きだった。
向きを直すと、今まで届かなかったボルトが、何事もなかったように締まった。
たった数ミリ。
でも、その数ミリで「部品の不良」という結論にも、「自分の組み立てミス」という結論にも見えてしまう。
CADでも、BIMでも、現場でも同じだ。
何かがおかしいとき、最初に思い浮かぶ原因が、本当の原因とは限らない。
だから、思い込みではなく、一つずつ確認していく。
結局、それが一番早い。
机は、完成しました。
疲れたので椅子は明日組み立てます。
