K|術後管理 【一問一答編】|周術期管理チーム認定試験 対策問題集
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♦️ 術後悪心・嘔吐(PONV)
🔵 PONVの病態に関わる嘔吐中枢・CTZ・セロトニン経路を説明してください.
延髄の嘔吐に関わる神経ネットワークには,CTZ(化学受容器引金帯),消化管からの迷走神経入力,前庭系,高位中枢などから情報が集まります.消化管で放出されたセロトニンは5-HT3受容体を介して迷走神経を刺激し,CTZは血液・脳脊髄液中の催吐性物質を感知します.
✅ 答:延髄の嘔吐に関わる神経ネットワークへ,CTZ,消化管由来の5-HT3経路,前庭系,高位中枢などから入力が集まります.
🔵 成人PONVの主な患者側リスク因子は何ですか.
女性,非喫煙,PONVまたは乗り物酔いの既往,若年などです.簡易Apfelスコアでは,これらのうち女性,非喫煙,既往に,術後オピオイド使用を加えた4因子を用います.
✅ 答:女性,非喫煙,PONV・乗り物酔いの既往,若年などです.
🔵 小児の術後嘔吐リスク評価に用いられる代表的なスコアは何ですか.
POVOC(Eberhart)スコアやVPOPスコアです.成人の簡易Apfelスコアをそのまま当てはめるのではなく,小児の患者因子・手術因子を用いて評価します.
✅ 答:POVOC(Eberhart)スコアやVPOPスコアです.
🔵 プロポフォールによるTIVAやマルチモーダル鎮痛がPONVを減らす理由は何ですか.
揮発性麻酔薬や亜酸化窒素への曝露を避け,術後オピオイド必要量を減らすことで,PONVのベースラインリスクを下げられるためです.
✅ 答:揮発性麻酔薬・亜酸化窒素への曝露と,術後オピオイド必要量を減らせるためです.
🔵 5-HT₃受容体拮抗薬,ドロペリドール,メトクロプラミドの代表的な副作用は何ですか.
5-HT3受容体拮抗薬では頭痛,便秘,薬剤によってはQT延長に注意します.ドロペリドールではQT延長,鎮静,錐体外路症状,メトクロプラミドではアカシジアやジストニアなどの錐体外路症状,パーキンソン症状の悪化に注意します.
✅ 答:5-HT3受容体拮抗薬は頭痛・便秘・一部でQT延長,ドロペリドールはQT延長・鎮静・錐体外路症状,メトクロプラミドは錐体外路症状です.
🔵 デキサメタゾンをPONV予防に用いる際の実務上の注意は何ですか.
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