G3|麻酔計画・周術期内服・抗血栓 【5択問題編】|周術期管理チーム認定試験 対策問題集
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🔵 腸閉塞による緊急開腹手術が必要で,胃内容残留が予想される.開口制限と頸部可動域制限もあり,気管挿管困難が疑われる.麻酔導入として最も適切なものはどれか.
胃管で減圧した後,通常の静脈麻酔導入を行い,換気困難時に覚醒させる.
自発呼吸と気道反射を保った意識下気管挿管を計画し,挿管確認後に全身麻酔を導入する.
ビデオ喉頭鏡を準備した迅速導入を行い,挿管困難時には反復して喉頭展開を行う.
硬膜外麻酔を主体とし,手術中の不快感には深い鎮静を追加して気道操作を避ける.
絶食時間を確保するため手術を延期し,胃内容が減少してから通常導入を行う.
解説
1:誤り.胃管による減圧後も誤嚥リスクは残り,通常導入での換気困難にも備える必要があります.
2:正しい.誤嚥リスクと挿管困難が併存する場合は,自発呼吸を保った意識下気管挿管を含め,気道確保を先行させる計画が重要です.
3:誤り.迅速導入は誤嚥対策になりますが,挿管困難が強く疑われる患者では,麻酔導入後に気道確保不能となる危険があります.
4:誤り.緊急開腹手術を深い鎮静併用の硬膜外麻酔だけで管理する方法は,気道防御の点でも適切ではありません.
5:誤り.手術の緊急性が高い場合は,絶食時間だけを理由に延期せず,安全な気道確保法を選択します.
🔵 健康な成人の予定手術で,麻酔導入が午前9時に予定されている.術前の飲食指示として最も適切なものはどれか.
午前4時までであれば,パンと牛乳を摂取してよい.
午前5時までであれば,脂肪分の多い食事を摂取してよい.
午前6時までであれば,牛乳入りコーヒーを摂取してよい.
午前7時までであれば,水や果肉を含まない清澄な飲料を摂取してよい.
飲食物の種類にかかわらず,前日の午前0時以降は摂取しない.
解説
1:誤り.軽食は一般に麻酔導入の6時間以上前までとしますが,牛乳も含むため内容と時刻の確認が必要です.
2:誤り.脂肪分の多い食事は胃排出が遅く,通常は8時間以上の絶食を考慮します.
3:誤り.牛乳入り飲料は清澄液に含まれず,2時間前までの摂取対象ではありません.
4:正しい.健康で誤嚥リスクの低い予定手術患者では,清澄液は原則として麻酔導入の2時間前まで摂取できます.
5:誤り.一律の「前夜0時以降禁止」ではなく,飲食物の種類と患者の誤嚥リスクに応じて指示します.
🔵 4歳児.3週間前に上気道炎があったが,現在は発熱,湿性咳嗽,喘鳴を認めない.受動喫煙歴はなく,鼠径ヘルニア手術が予定されている.麻酔計画として最も適切なものはどれか.
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