B1|医療機器・電気安全・医療ガス【○×問題編②】|周術期管理チーム認定試験 対策問題集
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♦️ 安全対応の判断
🔵 中央配管からの酸素供給が突然途絶した場合は,原因究明よりも先に,独立した予備酸素源や用手換気によって患者の酸素化を確保する.
酸素供給障害では,患者の酸素化と換気の維持が最優先です.予備ボンベや自己膨張式バッグなど,中央配管に依存しない手段を確保したうえで,配管,ホース,切替弁,麻酔器などの原因を確認します.
🔵 麻酔器には,酸素供給圧が低下した場合に,亜酸化窒素の供給を制限または停止する安全機構がある.
酸素供給圧が低下した際に,亜酸化窒素の供給を制限または停止する機構により,低酸素混合ガスの供給を防ぎます.機種によって制御方法は異なりますが,酸素供給圧低下警報や低酸素防止機構と併せて安全性を高めています.
🔵 モノポーラ電気メスの使用時に対極板の接触面積が不足すると,対極板部位の熱傷リスクが高まる.
対極板の剥がれや接触不良により有効接触面積が小さくなると,電流密度が上昇して熱傷を生じることがあります.適切な部位へ全面を密着させ,皮膚状態,ケーブル,接触監視機能を確認します.
🔵 床へ落下した医療機器は,外観と表示に異常がなければ,使用者の確認だけで再使用できる.
落下や強い衝撃によって内部部品が損傷していても,外観や表示だけでは判別できないことがあります.患者の安全を確保して代替機器へ切り替え,誤って再使用されないよう当該機器を識別・隔離し,施設手順に従って報告・点検します.
♦️ 医用電気安全(規格・数値)
🔵 50〜60Hzの交流電流が体表を流れる場合,約1mAはマクロショックによる心室細動の危険域を示す.
約1mAは,電流を感じ始める最小感知電流の目安です.人体への影響は通電経路や時間などで変わりますが,離脱限界電流は約10mA,マクロショックによる心室細動の危険域は約100mAが代表的な目安です.
🔵 心臓へ直接電流が流れるミクロショックでは,約100μA程度でも心室細動を起こす危険がある.
ミクロショックでは,心内カテーテルやペーシングリードなどを介して心臓へ直接電流が流れるため,マクロショックよりはるかに小さい電流が問題になります.約100μAは危険域の代表的な目安であり,CF形装着部の正常状態における患者漏れ電流許容値10μAとは区別します.
🔵 交流患者漏れ電流の正常状態における許容値は,B形・BF形装着部では100μA以下である.
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