A|チーム医療とシステム基盤【○×問題編②】|周術期管理チーム認定試験 対策問題集
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♦️ 歯科職種の役割・周術期口腔機能管理
🔵 周術期口腔機能管理は,術後肺炎,人工呼吸器関連肺炎(VAP),手術部位感染(SSI)などのリスク低減に寄与し得る.
口腔衛生状態を改善し,口腔内の感染源を管理することは,周術期感染性合併症のリスク低減につながります.周術期口腔機能管理は,う蝕や歯周病の治療だけでなく,歯牙損傷や咀嚼・嚥下機能への対応も含む取り組みです.
🔵 動揺歯や重度歯周病は,気管挿管・抜管時の歯牙損傷や歯牙脱落のリスクとなる.
動揺歯は,喉頭鏡や気管チューブの接触,開口操作などによって損傷・脱落する可能性があります.脱落した歯牙は誤飲・誤嚥につながり得るため,術前に口腔内を評価して情報を共有します.
🔵 高度な動揺歯がある場合は,手術の緊急性や歯の状態にかかわらず,すべて術前に抜歯する.
動揺歯への対応は,抜歯,固定,トゥースガード,挿管方法の工夫などを候補として,歯科・麻酔科・手術担当科で検討します.すべての症例で抜歯が必要なわけではなく,手術の緊急性も考慮します.
🔵 トゥースガードは,主として気管挿管時などの歯牙損傷を軽減する目的で用いられる.
トゥースガードは,歯牙へ加わる力を分散し,損傷・脱落の危険を減らすための歯牙保護装置です.誤嚥性肺炎を直接予防することが主目的ではありません.
🔵 嚥下機能の評価で誤嚥リスクが疑われた場合は,歯科衛生士が単独で絶飲食や術前経口補水の可否を決定する.
嚥下所見は,麻酔科医,主治医,看護師などへ共有し,患者の病態,胃内容排出,手術・麻酔計画を踏まえてチームで対応を決定します.歯科職種が単独で絶飲食や経口補水の方針を決めるものではありません.
🔵 歯科衛生士による専門的口腔衛生処置は,歯科医師の指示を受けて行われる.
歯科衛生士は,歯科医師の指示のもとで,患者の口腔衛生状態に応じた専門的口腔清掃や指導を行います.診断や治療計画の決定を歯科衛生士が独立して行うわけではありません.
🔵 2012年度に「周術期口腔機能管理」が診療報酬上新設され,2018年度に「周術期等口腔機能管理」へ名称が変更された.
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