見出し画像

G3|麻酔計画・周術期内服・抗血栓 【○×問題編①】|周術期管理チーム認定試験 対策問題集

📚 ブログ総合目次へ | 📔 note内総合目次へ
📮 更新情報をメールで受け取る




♦️ 絶飲食・誤嚥予防


🔵 フルストマックが疑われるなど誤嚥リスクが高い患者では,迅速導入を含む誤嚥予防を意識した気道確保法を検討する.

誤嚥リスクが高い患者では,迅速導入が代表的な選択肢となります.ただし,緊急手術であれば一律に迅速導入とするのではなく,気道評価や病態によっては覚醒下挿管などを含めて個別に計画します.

➡️ 答え:⭕


🔵 絶飲食時間を適切に守れば,麻酔導入時の胃内容液はほぼゼロになる.

絶飲食は誤嚥リスクを下げますが,胃内容液をゼロにはしません.絶飲食時間を守っていても,患者背景や病態を含めた誤嚥リスク評価が必要です.
一度,時間が守られている患者さんの大量誤嚥を経験したことがあります😓.

➡️ 答え:❌


🔵 誤嚥リスクの高くない予定手術患者では,水・お茶・果肉を含まない果汁などの清澄液は,通常,麻酔開始の2時間前まで摂取できる.

清澄液は胃からの排出が比較的速く,予定手術では一般に麻酔開始の2時間前まで摂取可能とされます.ただし,胃排出遅延や消化管閉塞などが疑われる患者には,この基準をそのまま適用しません.

➡️ 答え:⭕


🔵 母乳は,麻酔開始前に6時間以上の絶食が必要である.

母乳は一般に4時間以上,人工乳・牛乳・軽食は6時間以上の絶食が目安です.母乳の「4時間」と,人工乳・牛乳の「6時間」を混同しないようにします.

➡️ 答え:❌


🔵 揚げ物や脂質の多い固形食を摂取した場合は,胃排出が遅れるため,麻酔開始まで8時間以上の絶食が望ましい.

揚げ物や脂質の多い食事,肉類などは胃内停滞が長くなるため,8時間以上を目安とします.固形食では,摂取量や内容も考慮して判断します.

➡️ 答え:⭕



♦️ 術前の待機(予防接種・上気道炎・発熱・免疫)


🔵 生ワクチンは,液性免疫と細胞性免疫の両方を誘導する.

生ワクチンでは,弱毒化した病原体が体内で増殖することにより,抗体産生による液性免疫に加えて,細胞性免疫も誘導されます.

➡️ 答え:⭕


🔵 不活化ワクチンは,主に細胞性免疫を誘導する.

不活化ワクチンは,主として抗体産生による液性免疫を誘導します.生ワクチンと比べると細胞性免疫の誘導は弱く,十分な免疫を得るために複数回接種やアジュバントを要することがあります.

➡️ 答え:❌


🔵 生ワクチン接種後の予定手術では,接種後の発熱や全身症がなくても,接種歴があること自体を理由に延期する.

ここから先は

1,774字

麻酔科専門医試験・術期管理チーム試験の対策や,日ごろの看護師さんたちの勉強会用のためのゆるゆる解説で…

周術期管理チーム試験対策ラボ✏️

¥500 / 月
1ヶ月無料

手術室でチームと働く現役の麻酔科専門医・指導医「さらりーまん麻酔科医」が、受験生の目線で一問ずつ書き下ろしました😊。過去問の丸暗記ではなく、本番で得点できる"判断できる知識"を身につけるための問題集です。

さらりーまん麻酔科医が本気で作った周術期管理チーム試験対策の問題集。 公式テキスト第5版,過去問を徹底分析しています!(買切可能です) 2…

Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?