D|生理学とモニタリング 【○×問題編②】(呼吸・脳波・筋弛緩・体温)|周術期管理チーム認定試験 対策問題集
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♦️ 呼吸生理・パルスオキシメトリ・カプノメトリ
🔵 FRC(機能的残気量)は,全身麻酔,仰臥位,妊娠,肥満などで増加しやすい.
これらの条件ではFRCは低下しやすく,無呼吸時の酸素予備能が減少します.そのため,無呼吸後に低酸素血症へ陥るまでの時間が短くなります.
🔵 肺胞死腔が増加すると,PaCO₂とPETCO₂の較差は一般に縮小する.
肺胞死腔が増えると,血流の乏しい肺胞からの呼気が混ざるため,PETCO₂はPaCO₂より低くなりやすく,両者の較差は拡大します.肺血栓塞栓症や心拍出量低下などでみられます.
🔵 中枢化学受容器は主にPaCO₂上昇に,末梢化学受容器は主にPaO₂低下に反応して換気を刺激する.
中枢化学受容器は,PaCO₂上昇に伴う脳脊髄液pHの低下に反応します.末梢化学受容器は低酸素血症に反応するほか,PaCO₂やpHの変化にも反応します.
🔵 酸素解離曲線は,pHが低下すると左方へ移動する.
pH低下,体温上昇,PaCO₂上昇,2,3-DPG増加では右方へ移動し,ヘモグロビンは組織で酸素を放出しやすくなります.
🔵 SpO₂は酸素化の指標であり,換気そのものを評価しないため,酸素投与下では高CO₂血症が見逃されることがある.
SpO₂はヘモグロビンの酸素飽和度を反映しますが,CO₂排出や肺胞換気を直接評価するものではありません.酸素投与中は,低換気があってもSpO₂が保たれることがあります.
🔵 パルスオキシメータは,体動,低灌流,低体温,爪の色素,異常ヘモグロビンなどの影響を受けることがある.
パルスオキシメータは拍動性の光吸収変化を利用します.脈波信号が弱い場合やノイズが多い場合,光吸収特性が変化する場合には,表示値の信頼性が低下します.
🔵 換気血流比の異常が少ない健常成人では,PETCO₂はPaCO₂より高い.
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