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「マイホームは資産」という幻想のバグ。住宅ローンという借金をデバッグし、人生の主権を買い戻す話

こんにちは、いくぱぱです。

リベシティ公式の「お金の見える化祭り」を完遂し、基礎収入ベースでの「支出率80%台」の鉄壁予算を確定させた我が家のFinancial OS。定年後のタイムラインにおける「学問・芸術・信仰」へのアライメントも完全に同期し終えたところですが、本日は、日本人の多くが最大の思考停止(エラー)を起こしている聖域――「住宅ローンという名の借金の本質」についてです。

「家賃を払い続けるのはもったいないから、資産になる持ち家を買った」

もしあなたがそんな不動産業界の用意した宣伝コード(ノウハウ)を鵜呑みにして、B/S(貸借対照表)の「負債の部」に目をつぶっているのなら、それは人生のガバナンスが機能不全を起こしている証拠です。

結論から申し上げます。 持ち家は、購入した瞬間に「純資産」になるわけではありません。住宅ローンとは、あなたの向こう数十年の「自由な時間」と「居住地の選択肢」を人質に取る、人生最大級の固定コスト(レバレッジ・リスク)です。

1. 不動産業界の歪んだアルゴリズムをリバースエンジニアリングせよ

世間の金融リテラシーが低い層をターゲットにした、お決まりのセールストークがあります。「毎月10万円の家賃を捨て続けるくらいなら、同じ10万円のローンで自分の資産になる家を買いましょう」と。

このロジックには、重大なシステム上のバグが隠されています。家賃システムには「修繕費」「固定資産税」「不測の事態での退去(損切り)の自由」という保守(メンテナンス)費用とオプション権がすべて内包されています。一方で、住宅ローンを組んだ瞬間に、それらのコストはすべて自己責任のアセットにマージされ、さらに数千万円という「巨大な金利付きの借金」が背中にロックされるのです。

リベ大が冷徹に暴いている通り、住宅ローンを組むということは、世界経済の成長の果実を刈り取る側(投資家)ではなく、数十年にわたり銀行システムへ利息を天引きされ続ける側(労働者)へと、自らポジションを格下げしにいく行為に他なりません。

2. 「100%の消費」とクリーンに割り切る規律(ガバナンス)

では、家を買うことはすべてエラーなのか? 答えは、あなたのFinancialガバナンス(規ルフ)の純度によって変わります。

我が家のダッシュボードを開示すれば、現在マネーフォワードMEの負債の部には、約2,900万円の「住宅ローン残高」が厳然たるファクトとしてプロットされています。しかし、我が家のFinancial OSにおいて、このアセットは「将来値上がりして儲かる資産」などという幻想ははじめからデバッグされており、「家族のQOL(生活の質)を満たすための、100%の消費・ライフスタイルコスト」として完全に割り切ってホールドしています。

さらに、マクロインフレ局面においては「現金の価値が目減りする=超低金利で固定した借金の価値も実質的に目減りする」というリバース・ハックが数理的に駆動しているため、この負債は我が家にとって完全に「コントロール下のオブジェクト」として統制されているのです。

問題なのは、借金を「資産」と勘違いし、身の丈に合わない過度なレバレッジをかけて、毎月の流動性(スラック)を窒息させてしまう初期設計のエラーです。

3. 不安の乱数を風景化し、20ヶ月後のテイクオフへ

住宅ローンという巨額の負債を「ただの借金」として冷徹に認識し、その下値リスクをライフプラン上で完璧にヘッジできているからこそ、私のワーキングメモリからは「住まいの不安」というノイズが跡形もなく消え去っています。

支出率80%台という盤石な盾をホールドし、現金の防衛力(JRE BANKなどの優遇インフラハック)と投資アセット(2559・オルカン群)のオートパイロットを回しているからこそ、55歳の現在地から、20ヶ月後に控える定年退職(組織からの晴れやかな卒業)、そしてその先の時間リッチな独立実験に向けて、1MBの認知フリクションもなく、上機嫌にアクセルを踏み込めるのです。

他人の用意した不安の乱数や、広告の中抜きマジックをスマートに引き算した滑走路の視界は、今日もどこまでもオールグリーンです。

生まれた豊かな認知の余白を愛しながら、本日も手元にある宿デン(宿題リスト)を、淡々と、そして最高にスマートに進めていきましょう。

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