ELLE KOREA 2025年12月号 BLACK PINK JISOO 日本語訳


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Q:ついに冬がやってきましたね! ジスさんがいちばん好きな季節ですよね。
JISOO: 忙しくしているうちに、もう12月になってしまいました。今年の冬は本当にあたたかく過ごしたいと思っています。雪の降る瞬間を見逃したくないので、家であたたかい毛布にくるまりながら、窓の外の雪景色を眺めたいです。子どものころ、漫画の中でみかんを食べながらぬくぬくしている人たちを見て羨ましく思っていたので、今年は私もみかんをたくさん食べるつもりです。

Q:今日は絵のような風景の中でジスさんを撮影しました。普段はどんな絵が好きですか?
JISOO: 色の調和によって好みが分かれるタイプなんです。あまりビビッドな色よりも、柔らかくて落ち着いたトーンに惹かれます。かわいらしい漫画風の絵も好きですし、木や花を描いた絵も大好きです。

Q:2025年を振り返ってみて、どんな一年でしたか?
JISOO: 私の好きな絵のように、あたたかくて美しいシーンがたくさんありました。今年は本当にいろいろなことが起きた一年でした。お仕事以外で特に印象に残っているのは、ツアーを終えて夜の便で帰る途中、眠れなくて空を見ていたら、ものすごく大きな流星群を見たことです。明るい星がとても速く流れていって、まるで空と一緒に存在しているような気持ちになりました。夜のフライトに乗るときは、ぜひ空を見てください。星が本当にたくさん見えるんです。

Q:ワールドツアー〈DEADLINE〉の真っ最中ですね。最近の公演で特に心に残った瞬間は?
JISOO: 私は“STAY”を歌うときがいちばん好きなんです。BLINK(ファン)の皆さんが一斉にスマホのライトを灯して揺らしてくれる瞬間は、何度見ても感動します。その光景はずっと心に残っていて、つらいときに思い出せばきっと力をもらえると思います。

Q:もう“ツアーベテラン”ですね(笑)。ステージでハプニングが起きても、今では楽しみながら対処できるようになりましたか?
JISOO: 不思議なことに、私たちはデビュー当時からハプニングへの対応が得意なんです。長い時間を一緒に過ごしてきたので、目を見ればお互いに状況がわかります。いろんなことがありましたが、気づいた方はほとんどいないと思います(笑)。

Q:最近のバンコク公演後に「リサの故郷で3回も公演できたことは光栄で幸せ。もうタイは私の“第二の家”みたい」とSNSに投稿していましたね。やはりメンバーの故郷を訪れるのは特別な気持ちになりますか?
JISOO: そうですね。リサが若いころに韓国へ来て、努力して成長し、韓国をとても愛していることを知っているので、私もタイに特別な愛着を感じます。タイ公演のときは、リサがいつもおいしいお店から料理をテイクアウトしてくれたり、お菓子を買ってくれたり、最新の流行語を教えてくれたりします。タイはリサと一緒に行くのがいちばん楽しいんです。

Q:今回のツアーでは、さまざまな衣装でステージや都市の雰囲気を表現していました。特に印象に残っている衣装はありますか?
JISOO: LAのSoFiスタジアム公演で、〈DIOR〉が100時間かけて製作したピンクのドレスを着て踊ったシーンは今でも鮮明に覚えています。クリエイティブ・ディレクターのジョナサン・アンダーソンさんにお会いする前でもあり、新しいディオールと出会う瞬間でもあったので、とてもワクワクしました。そのドレスを着たとき、自分でも驚くほど心がときめいたんです。

Q:特にジョナサン・アンダーソンによる〈DIOR 2026 S/S コレクション〉の予告映像で、ジスさんがドレスをフィッティングしている姿はまるで映画のようでした。まさに“おとぎ話のプリンセス”のようだと話題になりました。
JISOO: フィッティングのシーンをティーザーとして使おうというアイデアが新鮮で面白くて、撮影も楽しかったです。同じシーンをいろんなアングルで撮っていたので、同じ部分のスカートを縫っては解いて…を繰り返しました(笑)。その様子が面白くて、みんなで笑いながら撮影しました。

Q:〈DIOR〉とともに長い旅を続けてきました。この関係はジスさんにどんな価値を与えましたか?
JISOO: ディオールと過ごす時間の中で、自分だけの“色”を見つけられた気がします。自信もついたし、自分でも知らなかった一面を発見しました。怖さも消えて、今この瞬間を心から楽しめるようになった。それがいちばん大きな収穫です。

Q:音楽の話もしましょう。最近、イギリスのボーイズグループ〈One Direction〉出身のアーティスト、ゼイン(ZAYN)と〈EYES CLOSED〉というデュエット曲を発表しましたね。意外な組み合わせで驚きました。このアイデアはどうやって生まれたんですか?
JISOO: 今年4月ごろ、LAでこの曲を録音していたときに、誰かが「この曲をゼインとのデュエットにしたら素敵だね」と言ったんです。私は“それが実現したら夢みたい!”と笑っていたのですが、まさか本当に叶うとは思っていませんでした。ゼインが参加してくれたことで、この曲がやっと完成した感じがしました。

Q:彼とはどんな話をしましたか? 特にミュージックビデオの世界観が宇宙を漂うようで、とても印象的でした。
JISOO: 最初は突然ミュージックビデオを撮ることになって少し緊張していたんですが、音楽の話をしながらお互いの緊張をほぐしました。撮影が始まると一緒に歌って楽しみながら撮ることができて、どんどん自然体になっていきました。

Q:その曲の歌詞には「目を閉じて恋に落ちよう(We should fall in love with our eyes closed)」という一節があります。最近はソロ曲でもさまざまな形の“愛”をテーマにしていますが、このテーマに惹かれる理由は?
JISOO: 人間の感情の多くは“愛”につながっているので、自然といろんな形の愛を語るようになりました。悲しいときや怒りを感じるとき、落ち込む瞬間も、それもまた“愛の一形”だと思うんです。そう考えるようになってからは、気持ちを早く切り替えられるようになりました。

Q:ジスさんにとって“完璧な愛”とはどんなものですか?
JISOO: 完璧な愛なんて存在しないと思います。ただ、“完璧に近づこうとしながらお互いを理解し合うこと”――それが愛の最終形ではないでしょうか。

Q:この曲では声のトーンがぐっと低く、繊細なニュアンスが感じられて、少し新鮮でした。ボーカル表現で新しく挑戦した部分はありますか?
JISOO: 曲ごとに録り方を少しずつ変えるようにしています。曲によって私が感じる感情が違うので、録音するときもその都度違う感情を最大限に表現したいんです。

Q:まもなくデビュー10周年ですね。音楽という存在は今でも胸が高鳴り、毎回難しく感じるものですか? ソロアルバム、そして来年初めにリリースされるBLACKPINKの新しいアルバムまで、まさに“音楽の中で生きている”時期だと思います。
JISOO: いまでも新しい音楽で新しい感情を見つけると、早くみんなに聴かせたくてワクワクします。その曲を聴いた誰かが、私が感じたのと同じ気持ちを感じてくれたら嬉しいなと思いながら音楽を作っています。

Q:いまのジスさんにとって、“アーティストとしてうまくやれている”という基準は何でしょう? もう完璧さよりも、自分だけの色を示すことが重要な時代になりましたよね。
JISOO: その部分はいまだに難しいですね。人によって求めるものが違うので、全員を満足させることはできませんし、かといって一つの道だけを行くこともできない。だからこそ、そのときどきで柔軟に、しなやかに動く必要があるんだと思います。私もまだ学んでいる最中なんです。

Q:最近YouTubeチャンネル名を〈幸福指数103%〉から〈JISOO〉に変更しましたね。可愛い名前がなくなって残念がるファンもいました。
JISOO: 私も本当はすごく名残惜しかったんです。昔から写真を撮られるのがあまり好きじゃなくて、SNSもほとんどやってこなかったので、YouTubeを始めるのは大きな負担でした。でも時々、日常をちょっとシェアしたくなる気持ちもあって、シンプルでクスっと笑える名前でオープンしたんですよね。でもひとりで活動を始めると、音楽的なプロモーションをするときに“検索しやすい名前”のチャンネルが必要で…。それで最終的に誰もが簡単に検索できて、私と直結する〈JISOO〉に変更しました。でも、みんなが心地よいなら〈幸福指数103%〉でも気持ちはいつだって103%です!

Q:ついに“ジスは面白い人”だという事実が世間に広く知られましたね(笑)。最近、周りをいちばん笑わせた出来事は?
JISOO: どんな話だったかはよく覚えていないんですが…みんなが“ジスにはフィルター(オブラート)がない”と言っていました(笑)。正直に言うタイプだから笑ってくれるみたいです。

Q:きっと自己愛やセルフケアがしっかりできているからこそ、そういう自然体が魅力になるんでしょうね。最近、自分を大切にするために意識していることはありますか?
JISOO: 私はいつも十分に自分を大切にして、一生懸命ケアしながら(笑)生きています!これからもずっとこのまま過ごせたらいいなと思っています。つらいときも、私には“私”がいるので。小さな風にも揺らがないように、しっかり乗り越えたいです。

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