見出し画像

薬屋のひとりごと。小説、漫画版2つの1話を読んでみました。アニメ感想もあり

「薬屋のひとりごと」は、最近のアニメで有名な作品かと思います
私も原作は一切知らずに、アニメ1話から入り、現在も毎週見ています。

ふと、原作が気になって最近調べたら、
小説と、漫画はなぜか2つあるそうで、チェックすることにしました!
連休だったのでがんばって感想書いてみました!

以下
・原作小説
・ビッグガンガンコミックス版の漫画
・サンデーGX版の漫画
・アニメ版

の1話比較感想です

アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト (kusuriyanohitorigoto.jp)。(アニメ公式)
アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト (kusuriyanohitorigoto.jp)(アニメ公式サイト内の書籍ページ)


■冒頭■


・小説…回想で人攫いにあったと言う話あり。細かい描写はない。
・ビッグガンガンコミックス版…猫猫が人攫いにあって宮廷に連れて行かれるシーンがほぼカット。(小説でも描写は少ないので原作準拠と言えます)
・サンデーGX版…猫猫が薬草摘みをしていた時、人攫いに遭うシーンあり。
(漫画ならではの描写が足されてます)
・アニメ…猫猫が薬草摘みをしていた時、人攫いに遭い、カゴに入れられ連れて行かれるシーンあり。養父や緑青舘、花街描写(アニメならでは伏線の張り方、演出がある)


冒頭から少し違いますね
メディアミックスで媒体も違うので、構成、描写、演出に違いがあるのですが、入り込みやすさにも違いが出てくるので、冒頭のシーンは個人的に大事だと思ってます。



■その後宮廷で数か月経った猫猫の様子■


・小説
漫画と比較するのはナンセンスなので、小説単体の感想↓
文章で背景、後宮のシステム、人物の心情、状況を描写されてるのでわかりやすい。
下女の食事、着物の素材など、暮らし面が細かく描写されている。
特に宦官の説明に関してはぼやかさずにストレート。
猫猫は冷静沈着クールな印象。(これで17歳とは…!)

・ビッグガンガンコミックス版…
冒頭から後宮、官女、宦官、下女の説明をしっかりしている。
とにかく冷めた様子で後宮を静観している猫猫。
好奇心と知識欲と正義感があるということはナレーション解説で説明してしまってる。
小説の文章、セリフそのまま使っていることが多い。
そのため、原作準拠な構成。
見開きや大ゴマの決めシーンが美麗。


・サンデーGX版…
最初のページに人物紹介があるのが親切。(みんな漢字でどう読むのかわからないので助かる!)
7pほどで、事件に首を突っ込みたい性分(ポーズが名探偵のよう)
冷めた性格とは裏腹に好奇心旺盛な猫猫のうずうず描写。コミカル描写多め。
壬氏様という人がいるというのを早めに伏線張ってるがこれは小説の方であったので漫画オリジナルではない。(ガンガン版には無い)
こういう小説にあるシーンをカットするか、描写するかの違いが2つの漫画で起きている。
「壬氏様って誰?」と男に興味が無い猫猫のキャラ説明にもなるし、壬氏様は美形で宮中でも有名人という説明。
「理由もなく妃に会いに行ってはいけないので洗濯物運びを変わってもらった」というのも原作通り。(漫画では小蘭になっているが良いアレンジ)


・アニメ版…
話の構成は2つの漫画版を混ぜているように感じる。
コミカルさ、テンポの良いやりとりはサンデーGX版の雰囲気に近い。
小説のセリフはほぼ入っていると思う。
猫耳猫猫が可愛い。(←)
ドレスアップした猫猫が華やかで可愛い。(←)
背景美術などは小説や漫画だとあまり見ることができないので、世界観の理解がぐっと広がる。



☆☆それぞれの1巻を読んでみての感想☆☆


<それぞれの違う表現>
おしろいの警告の話だけでも、ビッグガンガン版とサンデーGX版で違いがあるのが面白いです。
1話のおしろいの警告の話だと
小説版では壬氏におしろいの警告を出した者として探りを入れられた猫猫は特にジタバタせず「私はなにをすればよろしいのでしょうか?」と返答するだけで非常に冷静な印象です。
ガンガン版では焦ってうろたえている様子で、
サンデーGX版では即座に認め白状しています。
アニメ版ではうろたえているのとコミカルな表現でおもしろいシーンになっていました。
とはいえかけ離れているわけでもないと思うので、こういう描写の違いを楽しめるのがメディアミックスの良いところですね。
もしかしたら原作で最初は猫猫はかわいい要素よりもクール要素強めのイメージなのかもしれません

<漫画が2つあるのは追いかけづらい>
ストーリーの展開も大差ないので、漫画版読むならどちらか1つで良いかな、と思いました。
人物の視点が違うなら良いのですが、両方猫猫視点なので、大幅に変わりはありません。
読みやすさで言ったら私の場合はサンデーGX版の方
見開きの絵を楽しみたい方はガンガン版ですね


描写に関しては原作小説がわかりやすいので、アニメや漫画でひっかかったところがあったら読むと理解が深まります。
小説、漫画、アニメ、どちらが面白いのかはは不毛な議論。
好きなところから飛び込んでみると良いですね。



<おすすめポイント>


個人的におすすめな入り方はアニメ→小説、小説→アニメかな?
やっぱりアニメの優雅な妃たち、猫猫のドレスアップした姿をカラーで見れるのはうれしい。
が、アニメだけだとわかりづらい点があるので、補完として小説を読むと、「なるほど」と思うことがありました。


・身分が上の人にもかまわずズケズケした心の声
・すぐ毒を舐めちゃうマッドサイエンティストぷり
・コナンもびっくりの名探偵っぷり
・たまに見せてくれるドレスアップ猫猫が良い!(これは漫画版アニメ版ならでは)
・イケメンなのに猫猫に袖にされてしまう壬氏様とのコンビが良い
・後宮や花街の美術背景が美しい。装飾品なども豪奢で素敵。

が面白いので、ぜひ読んで、見てみてください😄

アニメの方は2クール目になってシリアス要素が増え、猫猫の出生の話も出てきて盛り上がってます。
それでもコミカルなシーンが入ってたり、バランスが絶妙です。アニメの方もおすすめです!
※初見だとOPがジャンジャカ元気でびっくりすると思いますが、あれは壬氏様視点の猫猫という考察を聞いて納得しました(笑)


いいなと思ったら応援しよう!