長崎スタジアムシティは普通じゃない
2026年3月18日、あの「長崎スタジアムシティ」に行ってきました。長崎スタジアムシティはV・ファーレン長崎がホームスタジアムとして使用するピーススタジアム connected by Softbank(ピースタ)というサッカー専用スタジアム、ホテル、ショップなどからなる、2024年に開業したばかりの大型複合施設です。
V・ファーレン長崎は昨シーズン、J2リーグからJ1リーグへの昇格を果たし、この百年構想リーグからJ1の舞台で戦っています。この新スタであるピースタの地でのV・ファーレン長崎との対戦が実現すると決まってからは長崎に絶対に行くと決めていました。
試合は19時キックオフ。余裕をみて伊丹空港発長崎行きの一便に乗り込みました。

飛行時間は約1時間15分でほぼ定刻で長崎空港に到着しました。

空港からはリムジンバスで移動しました。直接スタジアムまで行くこともできるようですが、少し時間がありましたので昼食を求めて中華街近辺で下車しました。
長崎と言えばちゃんぽんということで選んだ場所は目にとまった中華軽食「三八」さん。具沢山で卵がスープと合わさってまろやかな味に。とても美味しかったです。

つづいて食後のコーヒーを求めて入った店が「梅月堂」さん。どうやら老舗らしくここの名物はシースクリームという桃とパインに生クリームを添えたケーキ。コーヒーとともに美味しく頂きました。

お腹も満たされたということでいよいよスタジアムへ。スタジアムまでは市街地を走る路面電車を利用しました。スタジアムシティサウスという停留所で降り、しばらく歩くと左手に大きな建物が見えてきます。これぞ長崎スタジアムシティです。エスカレーターで2Fに向かいました。そもそもスタジアムにエスカレーターがあるというのも新鮮でした。普通じゃない。エスカレーターがあるスタジアムって他にあるのでしょうか。

ビジターゲートがどこにあるか分からずとりあえず適当に歩いているとスタジアムの座席近くまで来ることができました。ちなみにまだ開門はしておらず、座席エリアには立ち入ることはできないのですが、その目の前までは行くことができました。もうこの時点でもこのスタジアムは何か普通じゃないと感じさせてくれます。

そしてビジターゲート付近まで来ました。

14時30分に待機列確保用のシートを置くことができましたので、待機列整理までは自由時間となります。せっかくなのでこのスタジアム周りを散策しました。
最初に行ったのがFoodwayというスーパーマーケット。ビジターゲートと同じフロアで、目と鼻の先にありました。これも普通じゃない。ビジターゲートの近くによりにもよって何でスーパーマーケットがあるんだよと突っ込みたくなります。中に入ってみるといわゆる一般のスーパーマーケットで、お母さま方が普通に買い物をしていました。中には明日の食材を買うのかユニフォームを着たお母さんがカートを押して買い物していました。これも普通じゃない光景。なお、スタジアム観戦用のフードや飲み物はとても充実していました。しかも専用のシールを貼るか青色のビニール袋に購入したものを入れることでスタジアム内にも持ち込むことができます。

以下の地図を見ればいかにビジターゲート(赤丸で囲った南西広場付近)から近いのかがよく分かります。他にもスタバ、マツキヨ、コインロッカーもすぐそばにありました。待機列整理までスタバで過ごしていたサポーターも多かったですね。

ビジターゲートのすぐ隣には寿司屋もあります。なので、待機列整理の時間まで隣で寿司食べてくるなんてこともできてしまいます。これも普通じゃない。

散策を進めていくとシントトロイデンのユニや写真が展示されていました。そこには原大智の姿もありました。調べてみると、2025年7月、V・ファーレン長崎を運営する株式会社ジャパネットホールディングスがSTVVへ資本参画したことが背景にあるようです。

さらに散策を進めるとインターナショナルプレスクールがありました。サンガスタジアムにも保育園がありますが、ここでもピッチで運動などするのでしょうか。

そして親会社のジャパネットももちろんありました。スタジアムで家電を売っているのもここだけでしょうね。普通じゃない。

ジャパネットのスタジオセットの体験もできました。ボタンを押すとあのジャパネットの音楽が流れます。

そしてコンコースにあるスタグルエリアへ。写真はとっていませんが、ずらっと店舗が並びます。モバイルオーダーなんかもできるようで並ばずに済むのは便利ですね。

ドリンクはカップを買えば1日飲み放題でした。価格は400円。フードと同時に買えば200円。これも普通じゃないですね。

他にもいろんなお店がありましたが、すべて回ることはできず。試合以外の日も確保してゆっくりと回りたいところです。
また、荷物はロッカーに預けることができます(有料)。2階ビジターゲートの隣にあるロッカーの他、ビジターゲート下の1階にもロッカーがあります。観戦チケットを購入する際にアプリのインストールが必要なのですが、このアプリが優れものでアプリから事前にロッカーの予約をすることも可能です。不安だったので予約したのですが、この日は十分空きがありました。なお、ロッカーの開け閉めもアプリを使って操作します。

そして16時30分開門、「熱狂ビジターシート」というゴール裏座席へと向かいました。右手にドーンと見えてくるのが「スタジアムシティホテル長崎」。試合中にはホテルの部屋の外から試合を見ている人もいました。これも普通じゃない。

ゴール裏からピッチまでの距離もとても近いです。試合中も選手までの距離が近いと感じました。

なお、選手が座るベンチはプレミアリーグのように客席と一体化したものになっていました。

上空にはジップラインがありました。実は17時30分からこのジップラインでピッチ上空を飛ぶ予定だったのですが、あいにくの雨で中止となってしまいました。残念。ジップラインがあるのも普通ではないし、開門16時30分でサポーターが入場した後の17時30分にピッチ上空を飛べるなんてことも普通じゃないです。

いよいよこの遠征のメインである試合です。
サンガはホーム福岡戦、アウェイ広島戦で勝利するもその後の岡山戦、セレッソ戦で敗戦し、2連敗中で厳しい状況。また、この直近2戦においてはサポーターもいまいち乗りきれていない印象でした。特に岡山戦ではあれだけコールリーダーが呼びかけているにも関わらず、反応が薄い。私が振り返ってみた景色はとても残念というか悲しいものでした。セレッソ戦においては失点するとトーンが下がりがち。こんな状況もあってか改めてコールリーダーから気持ちの入った呼びかけ、特に失点時の後押しについて話がありました。もうね、あれなんですよあれ、「覚悟と責任」。試合前後は何をしたっていいと思いますが、試合結果が変わりうるゲーム中だけは最初から最後まで選手を後押しするという覚悟、それを果たす責任、これが大事だと思っています。仕事なんかでもそうです。これを備えていなければ中途半端なアウトプットしか出ない、何か抜けている、どこかしら他人事で自分事でない。そんなことではいい成果も出るわけがない。でもこの日のゴール裏は覚悟は決まっていたと思います。年度末のド平日、しかも京都から遠く離れた長崎という地。もう3連敗はできない、勝って帰るという覚悟と責任を90分感じました。もう少しおかしいかもしれませんが、1対0で相手に先制されたときこそテンションがあがる自分がいます。この日失点したあとも力強い応援が続いていたと思います。そして奥川の同点ゴール、最後はまたもやエンリケの逆転ゴール。最後はひやりとする場面もありましたが、最後まで選手もサポーターも切れずにやり切り、見事勝利。これぞ勝たせる応援と言っていいでしょう。なお、結果として勝ったから勝たせる応援だと言っているわけではありません。イケイケ京都。これを次につなげていけばもっと楽しいゴール裏になると感じました。


ということでサンガも勝利し、とても充実した長崎遠征となりました。この長崎スタジアムシティはこれまでの常識を覆したスタジアム。ホテルをはじめまだ行っていないところはたくさんありますので次のシーズンの楽しみにしたいと思います。
一言で感想を言うと長崎スタジアムシティはこれまでの常識を覆すスタジアム。挙げればきりがない。ホテルから試合見ている人がいたり、ピッチ上空にジップラインがあるなんて普通じゃない。#サンガサポ長崎遠征 pic.twitter.com/yt64Mt5eRX
— ぶらんこさん (@burankochan3ga) March 19, 2026
