兵庫県議会が高校生ライターを募集
兵庫県議会が、若者の視点と着想で県議会や議員を取材し、同年代に向けてWEB上で情報発信する高校生を募集しています。
兵庫県議会の高校生ライター募集ページ
高校生が県議会や県議会議員を取材し、動画や漫画、記事などのコンテンツを制作。コンテンツは、県議会ウェブサイト「ひょうご県議会だより 高校生WEB版」に掲載されます。
募集対象
(1)県内高校生であること。(県内在住の方又は県内高校に在籍中の方)
(2)取材実施及び県議会との連絡調整を確実に行えること。
※県議会に関する知識の有無は問いません。
※県議会への取材等に要する交通費は支給します。
例えば、初めて県議会を傍聴した体験談など、高校生目線の記事が公開されています。
【受付期間】
令和7年4月1日(火)~6月3日(火)
このような募集は、他の都道府県でも行っているのでしょうか。ざっと調べた限りでは、兵庫県以外の募集は見つかりませんでした。高校生が政治に関心を持つきっかけになると思いますし、高校生が取材するとなると、議員たちも居眠りや読書などをしている場合ではなくなるので、下記の記事で取り上げたような議員を減らすことにもつながりそうです。
兵庫県議会にはそのような議員がいないという、自信があるのかもしれません。テレビカメラが入っていても上記のようなことをしている神奈川県議会などは、おそらく募集できないでしょう。
高校生側も、関心を持った政策、法律、問題などをどんどん自分で調べていけば、本当の意味での探究を深めることができると思います。
原稿はどこまで自由に書けるのか?
ただ、1つ気になることは、どこまで自由に書けるかという点です。書いた原稿は広報班がチェックしてから公開されると思いますが、間違った情報を指摘すること以外にも修正が入るのでしょうか。
例えば、県議会を傍聴して、「居眠りをしている議員が多かった」などと書いたら、それはそのまま公開されるのでしょうか。
事実であり、高校生が感じたことが書かれているならそのまま公開されるべきだと思いますが、それが可能なのかが気になりました。
大人たちにとって都合のいいことだけを発信するための高校生ライターなら、本当に世の中をよくしたいと思っているような高校生はやる気がなくなってくるかもしれません。ですが、あえてそれを体験して、「裏側」を知ることも経験としては意味があると思います。
高校生ライターの募集がない都道府県でも、議会の傍聴などはできます。noteやYouTubeなどを活用して自分たちで発信していけば、おかしいと思ったことなども、議会が募集するライターより自由に伝えることができるでしょう。政治や身近な問題に関心を持つきっかけとして、ぜひ中高生の皆さんに議会や議員の取材をして発信していってほしいです。
学校で行う探究学習のプログラムとしても、ぜひ検討していただきたいです。
