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6/18 院内集会「HPVワクチン 提訴から10年 被害者のいま」2

2026年6月18日、参議院議員会館で「HPVワクチン 提訴から10年 被害者のいま」と題した超党派の院内集会が開催されました。参加させていただくことができたので、その様子を数回にわけてお伝えします。HPVワクチン薬害訴訟の原告さんや被害者の方たちからは、国会議員の皆さんへの要望や自身の現状などが語られ、国会議員の皆さんからはこれまで取り組んできたことや今後取り組んでいくべきことなどが語られました。

参加して想いを語った国会議員1

前回は、原告さんが語った内容を紹介しました。

まだ原告さんたちのことも書きたいのですが、今回から3回にわたって、国会議員や元議員の方たちが語ったことを紹介します。

途中退席をされたり、代わりに秘書の方が参加していた議員もいましたが、前に出て想いを語った議員は11人、元議員が3人でした。

このような場に参加した議員に対して、「反ワク」というレッテルを貼ろうとする人がいるかもしれません。けれども、語られたことを読んでいただければわかりますが、皆さんに共通しているのは「ワクチン接種後に被害にあった人たちを救済したい」という想いです。

国を信じて接種して健康被害にあったのに、心因性と決めつけられて治療法もない中で、苦しみ続けている人たちを救済しようとする人を邪魔する理由はないはずです。ですから、名前も写真も掲載して紹介させていただきます。

以下、登場順に紹介します。冒頭の挨拶などは省略し、読みやすいように編集してあります。

参議院 芳賀道也議員(国民民主党)

私は7年前に、この問題を取り上げさせていただきました。キャッチアップ接種は進んでいるのに、最も進んでいないのは被害を訴えてらっしゃる皆さんの話を聞くということです。国は、「訴訟になっている当事者なので…。難病の団体の1人としては話を聞いています」というのが回答でした。もう1つ、ワクチンは自ら接種するかしないか決めるものなので、接種しないことを決めた人もしっかりと子宮頸がんを予防できるように、検診も科学的なものにしなければなりません。7年前にワクチンの感染をしっかり調べる検診にしようと要望しましたが、なかなか進まず、3年後に「今検討中です」という答申がありました。2年前にようやくHPV検査をスタートさせるとのことで、やっと前進したのかなと思っていましたが、ほとんど準備ができておらず、2年経っても新しい検診を実施している市町村は全国で2桁ない状況です。

被害を訴えている人がしっかりと科学的な治療を受けられるように、公的に保障して治療費で困ることのないように、さらには新しい治療法をしっかりと研究していくことも、ワクチン接種を続けていく責任と考えています。どんなワクチンでも副作用は必ずあると聞いているので、たいへんな副作用が出ている方に治療ができるように、そうした研究についても国が責任を持つように要望していきたいと思っております。被害者の声を聞くこと、聞く姿勢が大事なので、被害を訴えている人がいればどこにでも行って聞くのだと、それがワクチンの信頼につながっていくのだと訴え続けていきたいと思っております。皆さんに寄り添って、皆さんの声を届けたいと思っているので、よろしくお願いします。


参議院 宮出千慧議員(参政党)

先日、被害者の皆様からお話を伺いまして、当事者の声が全く国民に届いていないということがすごくよく分かりました。国はワクチンを打て打てという割には、何か起きた時には何人被害者が出たらしっかりと対応するんだろうと思うぐらいに、対応も遅いですし、決まり文句しかかえってこないということに、私も憤っております。まだ1年生議員ですので力になれることが少ないかもしれませんが、これはお一人お一人の人生がかかっていることだと思いますので、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。


参議院 大津力議員(参政党)

私は埼玉県に住んでおりまして、埼玉県でも一昨年から20代の女性でワクチンを打ってから後遺症に苦しんでいる方のお話を聞いて、市議会議員も含めて勉強会を継続して行っています。この問題を身近に感じておりまして、今、男の子にも勧奨ということですが、このような現状があるわけなので、私一人では微力ではありますが、今日いらしている多くの先生方と力を合わせて、なんとか救済を進めていきたいと思っております。


参議院 山添拓議員(日本共産党) 弁護士

被害がある限りは実態を把握し、対策を講じていくのは当然のことだと思います。まるで詐病であるかのような対応をされたり、医療機関にかかってもたらい回しにされるなど、これだけ深刻に広がっている問題を看過することはできないと思います。これまで党として聞いてきたこともありますが、改めて、私もお話を伺いながら対策を求めていきたいと思いました。今日お話を伺った当事者の皆さんは、若い方たちです 。闘っている若い方が社会的な孤立を強いられているという報告に、たいへん心が痛みました。そういったことのないように取り組むのが、我々の責任でもあると思っています。


参議院 石橋通宏議員(立憲民主党)

被害にあわれた多くの皆さんが声を上げることすらできずに、 今も本当に厳しい状況の中で懸命に頑張っていらっしゃるということも、私たちは決して忘れてはならないと思っています。

先ほど、弁護団から課題提起やご要請もいただきました。参議院の厚生労働委員会では、今回いただいた課題については、歴代厚生労働大臣に対応を求め続けてまいりました。2年前に武見敬三厚生労働大臣の時に、何としても被害にあわれた方々の声を直接聞いてほしいと質問したとき、 武見さんから「お会いする」と言ったいただけたのですが、残念ながら色々な事情があって実現しませんでした。しかしその後、継続的に場を持つことができまして、弁護団や当事者の皆さんから直接話を聞いたり、一緒にこの課題解決に向けて努力をさせていただくための対応を今も継続的にさせていただいております。

皆さんの想いを我々国会議員もしっかりと聞かせていただきながら、1日も早く治療法、そして効果的な薬も含めた開発を実現させて、皆さんがもう一度安心して暮らしていただける環境を作れるように、我々も引き続き努力をしていきたいと思っております。そのことをお約束申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。共に頑張りましょう。


衆議院 中谷めぐ議員(参政党)

私には、現在15歳の娘がおりますので、皆様のことを他人ごととは思えません。私の娘にも小学6年生の時に、HPV ワクチンのとても立派な受診票が届きました。こんな立派な紙だからきっとちゃんと効果があるんだろうなと、私のママ友達もそういった思いで受けられている方が多いです。お母さんたちは、大切な我が子が癌になってほしくない、その一心で注射を打たせます。被害があることを耳にしながらもどこか他人事で、自分は大丈夫と思っている方が多いように感じます。因果関係が認められない、心の病だとおっしゃる医師たちは、自分のお子さんがこういう目にあったら同じように言えるのでしょうか。どこか他人事ですよね。

そして今日お話してくださった皆さん、若い方がこうやって顔も出されて皆さんの前で話すのも、ものすごく勇気がいると思います。だからこそ私たち大人が、こういった皆さんの苦しみを救うようなことをしていかなければいけないと思います。当たり前の日常として、運動したり、結婚したり、当然のように思い描いていた未来が絶たれてしまった方もいらっしゃるかもしれません。今日、皆さんの声を聞いて涙が出ましたし、大人の一人として責任を感じております。私もまだ1年生議員でとても微力ではありますが、国会議員の一人として、皆さんの体調が少しでもよくなるように力を尽くしてまいりますので、力を合わせて頑張りましょう。


参議院 高良沙哉(会派:沖縄の風)

子どもが生まれると、親子手帳というのをもらいます。私は2014年と2018年に子どもを産んだので親子手帳をもらいましたが、その間にHPVワクチンの危険性が指摘されていたのに、まだ親子手帳に載り続けています。親子手帳に掲載されているということは、保護者にとっては非常に信用性を裏付けるようなものになってしまうんではないかと、とても危惧していました。

先ほど被害者の方からもありましたが、安全性に関する情報を私も探したんです。あんなに危ないと言われていたのにまだ親子手帳に載っているということは、何かが改善されたんだろうと思ったんです。探してみたけれど、やはり接種を促すような情報ばかりがあって、最近は取りこぼしのないように接種しましょうというような情報まで流れているということが、非常に無責任な状況だと思っています。

今日頂いた資料のQ&Aに、安全性が確保されたから接種の積極的勧奨が再開されたのかという私の疑問を解消してくれることが書かれていました。そうではないということが答えられており、これは1人でも多くの保護者や接種を促されている若い世代に届けていかなければいけないと思っています。

今日お話を聞いた中で、もっと何かしなければと思ったのは、やはり医療機関で被害者に寄り添う支援というのがなされていないということでした。今日学べたこともありますが、私はこの問題についてまだ十分に知識がない状態です。皆様からお話を伺って、何ができるのか、何をしなければならないのかということをしっかりと考えながら、共に解決にむけて頑張っていきたいと思います。 

当日、参加者には2冊の冊子が配布されました。PDFでもダウンロードできます。

高良議員が言っていたQ&Aは、裁判編に書かれています。

https://www.hpv-yakugai.net/leaflet-saiban/

参加した議員の挨拶は、次の記事に続きます。

原告さんや新たな被害者の方たちの声を聞く機会として、オンライン参加できるイベントもあります。申し込み方法などは、下記のページでご確認ください。

HPVワクチン問題イベントスケジュール




裁判の目的などについては、下記にも詳しく書かれています。

裁判所宛

厚労省宛


HPVワクチン問題を探究小説にしてみました!


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