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助けてくれた人たちが困っていても、助けようとしない人たち

2023年8月31日に開催された「大阪・関西万博に関する関係者会合」で、岸田首相(当時)や吉村知事、国土交通大臣、経済産業大臣らは、海外パビリオン建設の遅れについて話し合い、「関係省庁、博覧会協会、大阪府・市を含む関係者が連携し、事業者との調整を進める」と言いました。今、協力してくれた下請け業者が、巨額の未払い問題で困っています。困っているときに協力してくれた人たちが困っているのに、なぜ関係省庁、博覧会協会、大阪府・市を含む関係者が連携して助けようとしないのでしょうか。

「大阪・関西万博に関する関係者会合」議事録

「大阪・関西万博」の工事費未払い問題について記事を書いてきましたが(下記参照)、調べれば調べるほどおかしなことが起きていると感じます。

この問題の根底にあるのは、下請け業者や大阪府民だけに関わることではなく、全国民に関わってくるので、全国民が関心を持つべき問題だと思います。

上記の番組で万博協会は、「契約当事者ではない協会が介入するには、相応の根拠が必要であることから、限界がある」と、基本的には契約の当事者間の問題であるとの認識を示していました。

契約当事者でないとしても、国や大阪府・市、万博協会には協力を求めた責任があるはずです。

これは「民民の問題」ではないと思うので、2023年8月31日に開催された「大阪・関西万博に関する関係者会合」の議事録を掘り起こしました。

令和5年8月31日 議事要旨

以下、議事要旨より


山田外務副大臣(当時)


吉村大阪府知事 

(中略)

国民の信頼が大切だと思っているなら、巨額の未払い問題について他人ごとのような対応をしているようでは、「万博の成功」はないはずです。

岸田内閣総理大臣(当時) 

(中略)

岸田元首相は、政府の先頭に立って準備を進めたいと言いました。進めた結果、このような被害が多発しているならば、先頭に立った責任があるのではないでしょうか。

2023年8月9日 吉村知事の定例会見

議事録で触れられていた、吉村知事の定例会見での発言も掘り起こしました。
(該当部分から再生されるように設定しました)


時事通信の記者から出た質問に対する回答として、下記のように語っています。

大手ゼネコンについては呼びかけをしています。その上で、やはり実際に工事をしていく上で、大手ゼネコンだけではなかなか工事を達成できない。電気の分野であったり空調であっ たり、様々な部分において関西の中小の建設事業者であったり、設備事業者の協力が是非必要だということが、現場からも声が上がっておりますし、協会からもありました。

8月3日にすでに要請をしておりますけれども、改めて今日の本部会議でその要請も受けました。万博というのは、大阪府・市も責任を持って進めていくべき事業だというふうに思っています。国や協会とも協力をして進めていくべき、府・市も責任を持って進めていく事業だと思っています。大阪府市の方が、地元の建設事業者あるいは整備事業者との関係が深いわけですから、ここは大阪府・市が旗を振ってですね、地元の建設事業者の皆さん、そして設備事業者の皆さん、万博成功に向けて協力していいよと言っていただける事業者の皆さんには参加をお願いしたいと思っております。

https://www.youtube.com/live/Vuw3Ao8Ds5M?si=TeJpZ5K_EICFAagn&t=2241

大阪府・市が旗を振って、地元の建設事業者の皆さん、設備事業者の皆さんに参加をお願いしたいと言っていました。

実際に、このようなお願いも公式サイトで公開されています。

https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/0928_n02_pavilion-flyer.pdf



https://www.expo2025.or.jp/news/category/information/page/5/?newsyear=2023

自分たちが困っているときは旗を振ってお願いしたのに、協力して期限に間に合うように必死で働いた方たちがこれほど困っているのに、なぜ旗を振って助けようとしないのでしょうか。

このような人たちに、私たちの生活に関わる重要なことを決めさせてよいのでしょうか。

この参加者の中に、被害者を助けようと積極的に動いている人はいるのでしょうか。

「大阪・関西万博に関する関係者会合」(2023年8月31日)

7月20日の投票日までに、皆さんもぜひご自身で調べてみてください!
調べ始めると、いろいろなことが見えてくると思います。



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