【2】アナタも案外わかってないのでは?今までのふりかえり。岡本直人「初めての非二元・ノンデュアリティ」島岩「シャンカラ」
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【2】アナタも案外わかってないのでは?今までのふりかえり。岡本直人「初めての非二元・ノンデュアリティ」島岩「シャンカラ」
本稿は、【1】の内容が、本当に腑に落ちた人向けの高度な内容だ。
【1】では、身体・心・五感などが本当の私=アートマンではないということをメインに書いていたね。
私は身体である(デーホー・アハム)から、私はブラフマンである(ブラフマ・アハム)へ行くのが最終目標だ。
究極的真理の次元。
今回は、これまでの日常的経験の次元から、究極的真理の次元の話に入ろう。
とうとう、不二一元論の本題に入るわけだ。
まず、究極的真理の次元は、非二元の世界だから、主体と客体の対立がない。すなわち、今まで使ってきた「見る者」=認識するもの、「見られるもの」=認識されるもの、という言葉自体使えない世界なんだわ。
うーん、ここら辺がつまづく第2のポイントだね。
まあ、そうだね。ボクの悟り体験も入れて書くから、読者のアナタも、きっとわかると信じてるよ。あと今回から、いわゆる「梵我一如(ぼんがいちにょ)」の話もいれるね。
梵我一如ってなんだっけ?
ブラフマン(=梵。宇宙の究極的真理・宇宙の究極的実在)=アートマン(=我。個々の存在の内なる本質・真我)ということだよ。ブラフマンとアートマンが本質的に同一(=一如)ということで、アドヴァイタ・ヴェーダンタ=不二一元論(ふにいちげんろん。非二元・ノンデュアリティのウパニシャッド思想)が生まれるずっと前から、ウパニシャッドで説かれていたことだよ。(ウパニシャッド=ヴェーダ(聖典)文献の最後の部分をなす哲学的文献の呼称。)
たとえば、広い空は空間だよね。ゴム風船はゴムでしきられているから「個」に見えるけれども、中身は同じ空間だ。ゴムを割ってしまえば、広い空の空間とは区別できない。ブラフマンが広い空の空間で、アートマンがゴム風船のなかの空間みたいなもの。このたとえであってるよね?
あってるよ(笑)
ボクの悟り体験の話をするね。
ボクの悟り体験では、まず世界が消えた。次に汝それなり、すなわちアートマン=ブラフマンも消えた。完全なる無が来たんだ。
完全なる無?!
それと同時に、あえて言語化すれば、「沈黙」「なんも言えねー!!」みたいな境地になったと。
不二一元論の究極的真理の次元とは?
不二一元論の究極的真理の次元とは、言ってしまえば、主体と客体の対立がない、すなわち「見る者」と「見られるもの」の対立がない世界だった。
だって、不二一元だもんね(笑)
だから、「見る者」と「見られるもの」の二元的対立がなくなったんだ。
そうなると、見られる対象はないから「完全なる無」になるのも、なんとなくわかるね。
そうだね。見られる具体的な対象・現象はないから「完全なる無」になると。で、ブラフマン=アートマン、つまりサッチダーナンダ(存在・意識・至福)だけになると。
サッチダーナンダって?
サッチダーナンダって?
サッチダーナンダっていうのは、存在(サット)意識(チット)至福(アーナンダ)をあわせたものだよ。この内、意識(チット)に相当するのが、純粋意識なんだ。(純粋意識がブラフマン=アートマンの本質だ、みたいに強調されることもある。)
なるほど。で、存在(サット)・意識(チット)・至福(アーナンダ)の三要素は何から出てくるの?
サット・チット・アーナンダの三要素は、ブラフマン=アートマンの三要素なんだわ。結局、ブラフマン=アートマン、つまりサッチダーナンダなんだわ。
で、さっきの、あえて言語化すれば、「沈黙」「なんも言えねー!!」みたいな境地が、サッチダーナンダだったと。
そうだね!真我としてのボクがサッチダーナンダそのものと一体であったということができる。
結局、ブラフマン=アートマンの一元論。
結局、ボクの悟り体験は、ブラフマン=アートマン、つまりサッチダーナンダだけが残って終了だったと。
つまり、不二一元論は、ブラフマン=アートマンの一元論なんだね。
その通りだよ。ブラフマン=アートマンの一元論。これが究極的真理の次元における不二一元論の教えなんだ。
最後に参考になる「ウパデーシャ・サーハスリー」の箇所。
最後に参考になるシャンカラ著「ウパデーシャ・サーハスリー」の箇所を引用して終わるね。
見(=純粋精神)を本性とし、虚空(こくう)のようであり、つねに輝き、不生であり、唯一者であり、不滅であり、無垢(むく)であり、一切に遍満し、不二(ふに)である最高者〔ブラフマン〕ーーそれこそ私であり、つねに解脱(げだつ)している、オーム。
私は不生・不死であり、また不老・不死であり、みずから輝き、一切に偏在し、不二である。原因も結果もなく、全く無垢であり、つねに満足し、またそれゆえに解脱している、オーム。
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