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「1999年7の月に恐怖の大王が空から降ってくる」を真面目に信じていた話

私とノストラダムスの出会い

預言者ノストラダムスが「1999年7の月に恐怖の大王が空から降ってくる」と予言し、予言が大ハズレして、2025年になった。

小学生時代、月間ムーであったり、世にも奇妙な物語とか、ハンドパワーとか、トイレの花子さんとか、Xファイルとか、ゲゲゲの鬼太郎とかが大人気だったため、学校で「超怪奇現象」とかを特集した本が流行っていた。

Xの某ポストを読んでそんなことを思い出し、思わずXでつぶやいてしまったのだが、これはノートに書いておかないと自分で老後に後悔することになると思って、創作大賞の作品を執筆するより、むしろこれが先でしょ?という「思考と欲に溺れた脳」でふと思い立った殴り書きのような投稿である。

◆死ぬ前に何が何でも絶対ウエディングドレスを着る

上記Xのポストでも投稿したが、私が学校で怪奇特集みたいな本が回ってきてみんなで読んでいた時に初めて、1999年7月に地球が滅びることを知る。
その時小学3年生ぐらいだったと思うのだが、その日から3日ぐらい夜も寝れない、トイレに一人でいけないぐらいの衝撃を受けた。

そこで思ったのが「人間どうせ死ぬし、地球もなくなるし、23歳の7月までに結婚してウエディングドレスを着る。絶対着る、絶対結婚する。」
ということだった。

結婚したいというよりも、お姫様みたいなドレスを死ぬ前に一度、いや、一生に一度絶対に着たいという思いが私の中ではウエディングドレスを着るということであって、結婚というものをあまりよくわかっていないぐらいの世代である。
シンデレラの王子様とお姫様がご近所様から誕生するぐらいの認識である。

◆引き寄せの法則

長年願っていた執着の呪物みたいな思いが実り、1999年7月に地球が滅びる前に念願のウエディングドレスを着る権利を私はGETしたのである。

で、今更ながらに思うのだが、実際のところ半信半疑だった引き寄せの法則ってあるんじゃないかと、このXをポストしてふと気づく。
小学生からこの1999年7月までの私は、地球が滅びる前に何が何でも絶対ウエディングドレスを着るという強い思いだけで生きてきた。

大谷翔平選手や鈴木一郎選手が夢を叶えた時に、ずっと「塁に出ると決めていた」「ホームランを打つと決めていた」「大リーガーになると決めていた」ように、「1999年7月までには結婚してウエディングドレスを着ると決めていた自分」しか考えてなかった。
そして、西暦2000年は来ないとずっと思って生きてきた。

なので、正直1999年7月以降の人生プランは一切ない。
1999年7月までに結婚してウエディングドレスを着るという夢というか執着というか人生のプラン的なもの以外は自分の中には一切なかったのだ。
だって、もう地球が滅びて死んでると本気で信じてたから。

むしろ1999年7月以降の将来のビジョンが一切ないという、それこそ戦後の何もないところから自力で再建していくしかないという廃人感。
何をしたらいいんですか?という虚無感。
この二つとまさか戦うことになるとは、1999年7月当時の私は全く思っていなかった。

地球が滅びる前に一生に一度絶対に着たかったセレブなドレスを着て、プロのヘアメイクさんに人生で一番きれいにしてもらって、モデルさんみたいに写真撮ってもらって、私最高に幸せじゃんか。
ずっと真剣に願ってたら夢ってかなうやんか・・・。
それしかなかった(笑)

もちろん、地球が滅びちゃうから自分の死体の処理とか気にしなくていいし、最後は誰と一緒に過ごすか、何を食べようかな、マックにするか吉野家にするかとか本気でずっとずっとずっと考えてた。

ちなみにこのことで相当人生詰んだなこれ・・・という事実に気づいたのがつい最近である。
アラフィフになってから気づくのもどうだと思うが、人生の大きな夢を叶えてしまったため、特になんとも思わずに生きてきてしまったということもある。

脳内お花畑過ぎたので、読書って大事なんだけど、本に書いてあることは全てが正しいということではないということをアラフィフになってから気づかされた。

ノストラダムスは確かに1999年7月に地球は滅ぼしていないのだが、私の人生プランというものを1980年代にぶっ壊して、1999年7月までに自分の生涯の全てを濃縮させるという機動力を教えてくれたのは事実である。

なので、残りの人生はちょっとやりたいことやって生きてから逝きます


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