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八芽っちから共感するHSPの思考。

私は今、困っている…。いや、迷っていると言った方が正確だろうか。

ことの始まりは、このお財布を拾ったこと。
私としたことが道端に落ちていたこれを特に考えもなしに拾ってしまったのだ。
そして今……私は迷っている!

誤解しないでほしいのは、何も中身を覗こうとか、 まして盗んでしまおうなんて気持ちは1ミリもない。

なら当然、交番に届けるのが常識だと普通の人は考えるだろう。
そりゃ私も一度は考えた。
だがしかし、人見知りコミュ障オタクの人ならわかってくれるだろうか。
交番に届けるって…意外とめんどくさいのだ。

「どこで拾ったの? 」から始まり、拾った私の身分も諸々聞かれるだろうし、 なんか書類とかも書かされるだろう。でもって私は字もあんま綺麗じゃないから出来ることなら、そういうの人に見られたくないし、
無事持ち主が見つかった暁に万が一にもお礼をしたいとか言われても、
なんか気まずいから絶対そういうのしないで欲しい。

かと言ってこっちからあらかじめ「お礼とかいらないので」なんて警察の方に伝えておくのも、「あー、こいつ貰える前提なんだ」って思われちゃうし!もし思われなくても、私はそういうの気にしちゃうし……!

というか、そもそも知らない人と特別な事情、または緊急な用事でもない限り極力話したくないと思っているのが私なのである!

そして今、私の中には大きく分けて2つの選択肢がある。

1つ目は、致しかたないー『 交番に届ける』というものだ。
確かにめんどくさい。 謎に緊張もする。 なにも悪いことしてないはずなのに、 自首でもしにいくような心持ちだ。
正直、交番の前でさりげなくお財布を落としてそのまま逃げたいくらいだ。

そして2つ目、 実はこれもそんなに悪くないんじゃないかと思っている。
それは…『落ちてあった場所に戻す。』
つまり、トロッコ問題で言うところの“レバーには触らない”的なやつだ。

トロッコ問題

私はお財布を拾わなかったし、 お財布は私に拾われなかった。
そういう世界線を生きる。 うむ、なかなか悪くない。

だが……これには1つの大きな欠点がある。
『落ちてあった場所に戻す。 それすなわち、 他の誰かが拾う可能性があるということだ。 』

そして、私は自分で言うのもなんだが「お財布を拾う人間」としては、 それほどハズレではないと思う。
なぜなら、中身をどうこうしようという気は一切なく、
ただ交番に届けるのがめんどくさいと思っているだけの、メガネオタクだからだ!

でも、この世界には時と場合と環境が生み出す「お財布を拾っちゃいけない人」というのがいるのもまた事実。
私が元の場所に戻したことで、 その他の誰かが悪意を持った人物で、お財布の中身をどうこうして、持ち主が悲しむことになったら……これはやっぱり間接的とはいえ私が悪い気がしちゃう!

トロッコ問題でも、もし本当に一度もレバーに触らないなら、
正しいかどうかを別として、それはそれって感じたけど、私の場合一度はレバーに触り、一人が犠牲になる方を選んだのに、もう一度レバーを戻したようなものだから、少し話が変わってくる。

うん、てかなんでトロッコ問題で例えてるのかもよく分からないけど、 詰まるところ……私は世界を歪めてしまったのだ!
お財布に気づき、拾ってしまったあの瞬間から……!

という訳で…迷っているのだ。

素直に交番に届けるか、元あった場所に戻し、お財布と出会わなかった世界線に帰るか……

はぁ……さて、どうしたものか。

・・・

・・・




・・・はい!

実はこれ、僕が好きなピュティフィさんアニメの冒頭です。

今回のお話は、彼女がたまたま道でお財布を拾ってしまうというもの。

たったそれだけの出来事なのに、彼女の頭の中では様々な考えがぐるぐる巡り、気づけば大混乱!

「お財布を拾う」それだけでも思考がどんどん膨らんでしまうのが伝わるはず。これは、漫画やアニメのような展開に思えるかもしれませんが、

実はHSP(繊細さん)の脳内って、
まさにこんな感じではないでしょうか?



~ たったひとつの出来事でここまで考える!~

皆さんは道端でお財布を拾ったことがありますか? 普通なら「交番に届けなきゃ」と考えるかもしれません。でも、HSP(繊細さん)の場合は、そこから驚くほどたくさんの思考が巡ってしまうんです。

「交番に届けるのが正しい」…でもハードルが高すぎる!

HSPの人なら、この気持ちわかるんじゃないでしょうか?

警察に行くのがそもそも怖い(悪いことしてないのに、謎の緊張感!)
「どこで拾いましたか?」とか聞かれるのがめんどくさい(手続き系はできるだけ避けたい…)
お礼とかいらないのに、それを伝えるのすら気を使う(言ったら言ったで「もらう前提なの?」とか思われそう…)

こうして、頭の中で色々なパターンを考えすぎてしまうのがHSP。
最初は「拾ったから届けなきゃ」だったはずなのに、いつの間にか「どうしたら一番負担が少なく済むか」ばかり考えてしまうんですよね。

「元の場所に戻す」という選択肢が浮かぶのもHSPっぽい

「交番に行くのがしんどい…」となると、次に出てくるのが 「拾わなかったことにする」 という選択。

「私はこの財布を拾わなかった」
「そうすれば、私の手を離れた後のことは気にしなくていい」

一見ラクに見える選択ですが、ここでまたHSPの思考が働きます。

「次に拾う人が悪意のある人だったら?」
「持ち主が悲しむことになったら?」
「結局、私が関わってしまった時点で、もう責任があるのでは…?」

ここまで考えすぎるのがHSPらしさ。でも、これってただの「心配性」ではなく、人一倍他人の気持ちを想像できるからこそなんですよね。


HSPの脳内では、
日常のあらゆることがこうなっている!

今回の例は「お財布を拾ったら」ですが、HSPの人ならきっと、日常のささいな出来事でもこんな風に思考を巡らせることがあるはず。

✔ 「お店の店員さんに声をかけるのが緊張する」
✔ 「LINEの返信の仕方を何度も考えてしまう」
✔ 「誰かに話しかけられると、その場の空気を読みすぎて返事に困る」
✔「ただ、買い物してるだけなのに万引きと疑われないように気を付ける」

こんな風に、ちょっとした出来事がどんどん思考の迷宮に入っていくのがHSPの特徴です。


蜜樹八芽ちゃんの状況とその思考が、まさに繊細さんの気持ちとすごくリンクしてるんですよね。
実はその後、八芽っちの妄想がどんどん広がって、悪魔と天使が登場して色々とやり取りが繰り広げられるんですけど、それがさらにHSP(繊細さん)の世界だなって感じました。

HSPはどうしてもネガティブなイメージを持たれがちですが、こうして視点を変えてみると、意外と面白くて、悪いことばかりではないと感じませんか?
ちょっとした思考の迷子や悩みが、実は豊かな感受性や深い洞察を生む部分でもあるんですよね。

皆さんにも八芽っちを通して、HSPの世界をもっと知ってもらえたら嬉しいなと思います!


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ぶっくん|AI の時代だからこそ「これでいいのだ!」クリエイター 記事を楽しんでいただけたらとても嬉しいです!これからも心に寄り添える内容をお届けできるよう、頑張りますね。