TRON、ADA、XRP、BNB…実は紹介文化が強かったWeb3
はじめに
「マルチ」と「コミュニティ」の境界線を考える
「それ、マルチじゃない?」
暗号資産を触っていると、
一度は聞いたことがある言葉だと思います。
・紹介ばかり
・LINEグループ
・セミナー
・オフ会
・異様な熱量
そして、
“次のBitcoin”
という言葉。
Web3の世界では昔から、
宗教のようなコミュニティが数多く生まれてきました。
しかし面白いのは、
現在でも巨大チェーンとして生き残っているプロジェクトの中にも、
初期かなり「紹介文化」が強かったものが存在することです。
今回は、
・本当に危険だった案件
・紹介文化で広がったWeb3
・なぜ暗号資産は宗教化しやすいのか
・「マルチ」と「コミュニティ」の違い
を、かなり踏み込んで整理していきます。
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そもそも、なぜWeb3は紹介文化で広がるのか
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理由は単純です。
最初、
誰も信用していなかったから。
今でこそ、
Bitcoin やEthereum は当たり前ですが、
昔は、
「ネットのお金?」
「怪しい」
「詐欺では?」
という扱いでした。
つまり広告よりも、
・友達
・コミュニティ
・Telegram
・Discord
・X
・LINE
の方が強かった。
結果として、
Web3は最初から“口コミ経済”で発展した業界だったのです。
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本当に危険だった案件
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まずは、
完全に危険だった代表例。
Bitconnect 。
暗号資産界では伝説級です。
特徴は、
・高利回り
・紹介報酬
・AI自動運用
・価格急騰
・インフルエンサー勧誘
など。
今見ると危険信号だらけ。
しかし当時は、
世界中で熱狂しました。
YouTubeには、
「人生変わりました!」
系動画が大量発生。
コミュニティは半ば宗教状態。
しかし最後は大崩壊。
暗号資産界の歴史教材です。
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存在しないチェーンで世界を騙した案件
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さらに有名なのが、
OneCoin 。
この案件、
なんと実際のブロックチェーンが存在しませんでした。
しかし、
・教育パッケージ
・紹介制度
・世界セミナー
で世界中へ拡大。
一時は数兆円規模とも言われています。
これは完全にMLM型。
Web3史に残る事件です。

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TRONはなぜ生き残ったのか
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TRON 。
初期TRONは、
かなり“怪しい扱い”されていました。
・中国系コミュニティ
・Telegram勧誘
・セミナー文化
・熱狂的支持者
など、
かなり独特の空気感があった。
実際、
古参勢の中には、
「TRONって昔かなり香ばしかったよね」
と言う人も多いです。
しかしTRONは途中から、
本当に実需を取った。
USDT送金チェーンとして巨大化したのです。
・安い
・早い
・送れる
結果として、
世界中の送金インフラの一つになりました。
つまりTRONは、
「最初は宗教」
↓
「後からインフラ」
になった。
かなり珍しい成功例です。

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ADAはマルチだったのか?
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Cardano も、
日本ではかなり議論になります。
2017〜2018の日本では、
・ADAサロン
・LINEグループ
・勉強会
・長期ガチホ文化
が大量発生。
そのため、
「ADAって宗教っぽかったよね」
という人も多い。
ただし、
Cardano自体はかなり学術寄りです。
・査読論文
・PoS研究
・大学連携
など、
むしろ真面目なチェーン。
つまりADAは、
「チェーンがMLM」
というより、
「コミュニティが宗教化した」
に近い。

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XRPコミュニティの熱量
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XRP も、
日本では異常な熱量を持っていました。
・銀行革命
・国際送金
・世界標準
など、
未来を感じた人も多かった。
その結果、
・LINEコミュニティ
・オフ会
・長期保有
などの文化が形成されました。
ただ、
Ripple社そのものは、
かなり企業営業型。
つまり、
「コミュニティ文化」
と
「チェーン実態」
を分けて見る必要があります。━━━━━━━━━━
BNBも実は紹介文化が強かった
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BNB も、
初期はかなり紹介文化が強かった。
・紹介リンク
・海外コミュニティ
・アフィリエイト
・Binance軍団
など。
しかし後から、
・取引所利益
・BSC
・Launchpad
・DeFi
が巨大化。
結果として、
「紹介で広がった」
から、
「実需で定着した」
へ進化しました。

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SOLも初期はかなりコミュニティ色が強かった
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Solana も、
現在では巨大チェーンですが、
2021年前後はかなり“コミュニティ営業感”が強かった。
・NFTコミュニティ
・Discord
・海外インフルエンサー
・VC軍団
など、
熱狂が凄かった。
しかしSOLは、
・高速処理
・低コスト
・ミーム文化
・dApp
・DePIN
をしっかり取った。
その結果、
完全に実需チェーンへ進化。
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TONはTelegram文化と融合した
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Toncoin はかなり特殊です。
Telegram文化そのものが、
コミュニティ拡散と相性抜群。
TONは、
・招待
・エアドロ
・ミニアプリ
・コミュニティ
で急拡大しました。
しかし現在は、
Telegram実需そのものが強い。
ここが大きい。
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DOGEとSHIBはコミュニティの化け物
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Dogecoin と
Shiba Inu は、
技術というより、
完全にコミュニティの力。
・ミーム
・SNS
・口コミ
・ノリ
で世界へ広がった。
特にSHIBは後から、
・DEX
・NFT
・L2
などを拡張。
単なるミームで終わらなかった。
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MATICもコミュニティ色が強かった
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Polygon も、
インド系コミュニティの熱量がかなり強かった。
・開発者コミュニティ
・イベント
・海外拡散
などで成長。
しかし、
Ethereum補助需要をしっかり取ったことで、
現在も大規模チェーンとして生存しています。

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現在のWeb3はさらに巧妙化している
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昔のMLM系は、
かなり分かりやすかった。
しかし現在は違います。
今増えているのは、
・AI
・Web3銀行
・高還元カード
・ノード
・DePIN
・RWA
などを組み合わせたタイプ。
最近では、
Web3決済系やAI金融系でも、
かなりコミュニティ営業色の強い案件が増えています。
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「マルチ」と「コミュニティ」の境界線
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ここが最も重要です。
紹介制度があるだけでは、
即アウトではありません。
本当に見るべきなのは、
・実需があるか
・外部収益があるか
・手数料が発生しているか
・ユーザーが本当に使っているか
・開発が続いているか
です。
つまり、
「紹介を止めても成長できるか」
ここ。
生き残るプロジェクトは、
最終的に、
・送金
・決済
・取引
・dApp
・企業利用
など、
本物の利用へ進化します。
逆に危険なのは、
“夢だけで回っているプロジェクト”
です。
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最後に
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Web3は、
最初かなり“宗教”になります。
しかし、
最後に残るのは、
「本当に使われたもの」
だけです。
だから重要なのは、
“紹介文化があったか”
ではありません。
本当に見るべきなのは、
「紹介を止めた後も、生き残れるか」
なのです。
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