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まじで雑記。NENEのBeefで色々考えた話

180度、見方を変えてみるという実験のお話。Beefのあり方が~とか、どっちがどうの~とかではないです。こうやってアウトプットしないと頭が爆発しちゃうので書いてるだけです。


もう何年も前のnoteで書いた気がするんですが自分は「この人たちの曲が好き!」みたいなものがあまりなくて、自分にガチっとハマる曲だけがひたすら好きなんですよね。あまりこのグループが~とはならない人間。
そういうこともあって、いままで何かのライブとかを観に行ったこともないし、フェスに行きたいとかいう気持ちもあまり持ってきませんでした。

他方、ここ一年はずっとRap EJさんというYoutubeチャンネルにドはまりしてHIP HOPの独特なカルチャーであったり、歴史であったり、はたまた2PacとBiggieの死をもたらした東西抗争やBeefといったヒストリカルな部分を追っていた気がします。実に自分らしいなという所ですが。

そんな中で先週、NENEというラッパーアーティストから「オワリ」という一曲が公開されたことで、結構HIP HOP界隈を中心にネットを賑わせた、もっと言えば波紋を呼びましたよね。
なぜかといえば、この「オワリ」が明確な個人/団体に向けられたdisを含んでいたからであり、そのdis対象となったのが一応フィメールラッパーとしての地位を有している『ちゃんみな』、元AAA(マイナーリーガー以外で使ったの初めてや)の『SKY-HI』、そしてSKY-HIが経営する会社『BMSG』。

仔細は特に書くつもりはありませんが、上記の2名+1団体によって今年1月に誕生したユニット『HANA』がリリースした新曲のPVや歌詞などが、NENEが以前リリースした楽曲の模倣なのでは、というのがきっかけと思われる痛烈なdis曲。ただ、個人的には模倣云々よりも、ここ数年でNENEを初めとするHIP HOP業界からちゃんみな、SKY-HI率いるBMSGに向けられた鬱憤が爆発した一曲だと捉えています。
そのため、「パクリだ」「パクリではない」というのはいささか本質ではないという認識。これはみんなも同じことを言ってるよね。
背景には、HIP HOPとJPOPの関係軸であったり、ラップ文化の良いとこ取りを示唆するものであったり、ウケやすい商用化路線への警鐘があったように思います。

僕は

・NENE
→あんま知らないけど「Bad B***h 美学」でAwichらフィメールラッパーと共演して、個人的には一番最高のリリックとテクニックを見せつけてきた人という印象
・SKY-HI
→毎朝ZIP観てるので、BE:Firstのオーディションをやっていたり、ダンス番組の審査員をしていることは知ってた。
・ちゃんみな
→妻が結構好きで、有名な曲は知ってる。HANA結成に至る「No No Girls」の選考等を行ってたことも知っていて、しょっちゅう「いい加減にしろ」というモノマネをしている。

という程度の、ガチのマジの外野って感じの立ち位置から一連のBeefを追っていました。正直「オワリ」は笑っちゃうくらい好きな楽曲で、「うおお楽しいいい!NENEやば!!」と思っていたところ、SKY-HIのアンサーが来て「Beef最高!!SKY-HIすげえ!」ってくらいの楽しみ方をしていました。

ただここで自分の性格上、関連する題材はとことん追いたい欲が出ちゃったんですよね。このBeefを骨の髄まで楽しんでしまおうと。
それで何をしたかというと、この週末をすべてオーディション企画「No No Girls」の視聴に充てました。1~16話まで各1時間弱あるため、無謀ではあったのですが1話を見始めてからはあっという間に時が過ぎ去った感覚です。

「美人」のPVや歌詞に代表されるように、10才代からルッキズムから来る誹謗中傷によって想像を絶する苦しみを持っているちゃんみならしく、「見た目や体型を問わない」とするコンセプトは、性別の壁を越えて自分の心に響きました。それに引きつけられるように、一般的なアイドルオーディションではもしかしたら門前払いされるかもしれない多種多様な才能が集まっていましたよね。

最後まで観たのち、当然のようにHANAのファンになってましたし、ここまで細部にこだわることのできるちゃんみなにも大きな興味がわきました。初めて「この人たちのライブを観てみたい」というのが正直な思いでした。

また、もちろん同意はできませんが、ちゃんみなやHANAのファンダムがあれほどNENEに対して困惑や敵意を見せていた意味も分かった気がします。特にノノガを履修してしまうと、HANAのメンバーに親心が芽生えてしまって、その子供たちに危害を加えようとするエネミーこそがNENEという構図が生まれてしまう気がしたんです。あれだけ楽しかったはずのBeefが、ちょっと後ろめたいものに感じるようになったのが事実です。そのため、「ちゃんみなやHANAのファンはヘッズ達の意図を分かってない!」みたいにHIP HOP側の視点だけで正論をぶちかますのもやや違和感があります。裏には確実にロジックだけでは表すことの出来ない情があります。
それと、関係ないですが一歩退いてみると、ややミソジニーとフェミニズム的な対立構造にも利用されている気もして、胸がざわざわしてきました。

結論はないんですが、とくに音楽方面での含蓄が少ない自分にとっては非常に良い経験、学びのある週末でした。今週はHANAが地上波でパフォーマンスするらしいんでそれも楽しみ。
唯一ハマった某バンドはメンバーの半分が逝去していて、ボーカルとドラムが不仲という状況なので、生きてるうちに、それも現在進行形で楽曲がリリースされる嬉しさみたいなのを味わっています。

2026年2月追記
その後、どっぷりHANAにはまってしまい、基本的にテレビ出演はリアタイ。アルバム発売に伴うYouTubeでのプレミア公開動画を見てガチで泣きました。ちゃんみな、あんたすげえよ。

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