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嵐コンサートと通夜の騒動が浮かび上がらせるもの


プロローグ

さて5月31日に平成の男性TOPアイドル嵐の解散コンサートが行われたようです。そしてその裏では実父の通夜より嵐のコンサートを優先させようとする女性が旦那さんに窘められる状況が楽しいツイッターランドで物議をかもしたようです。

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実父の通夜よりも嵐のコンサートを優先させる娘~騒動概要~

楽しいツイッターランドでは、「即離婚届を叩きつける」「精神的にガキなんですよ」と言った厳しい言葉が飛び交い炎上しました。実際問題私が当事者であれば基本的には親族として駆けつけるでしょうし、配偶者がこういった事をやるとしたら嫌だし窘めると思います。ただ一方でこれが20年前(に楽しいツイッターランドはないという突込みはさておき)だったら基本的な方向性は変わらないにしてもここまで厳しく突っ込まれる事は無かったかなと思います。 言って見れば平成で最も売れたアイドルである嵐のコンサートを舞台にした騒動で平成が終わった事を意識させられたという事で少し書いて行きたいと思います。

嵐と言う国民的アイドルと言う背景

平成アーティスト別トータルセールスランキング TOP10@オリコンより

さてまず忘れられていそうなこの話の重要な前提条件、それは嵐と言うアーティストの重要性だと思います。私の様なおっさんの視点だと嵐よりもSMAPと感じてしまいますがさにあらず、オリコンの平成時代のアーティストランキングを見るとSMAPもV6もTOKIOもTOP10圏外にある中男性アイドルで唯一嵐だけがランクインし7位、そしてこれはサザンオールスターズや宇多田ヒカルよりも上位で6位GLAYとの差も僅差です。サザンオールスターズや宇多田ヒカル、GLAYクラスのアーティストの解散でその熱心なファンと言うのなら望ましくはないのは確かですが多少印象は変わるのではないかと思います。

こどおじ・家の購入・保育園~平成で強化された血縁コミュニティ~

ただそれでもやはり嵐ライブと通夜の問題を考える上で重要な背景は平成を通じて「親・実家を中心とした血縁コミュニティが強化されて来た」と言うのは大きいと思います。パラサイトシングル、子供部屋おじさん・おばさん等大学卒業後も実家住まいと言うケース、特にここ最近は資産形成を考える人で戦略的にやっている人も増えていると思われます。

不動産流通業に関する消費者動向調査 <第27回(2022年度)> 調査結果報告書@一般社団法人 不動産流通経営協会 より

更に結婚して新しく家を購入する場合親から金銭的な援助を受けるケースも増えていると思います。都心居住の増加を考えると「若い人の所得が減って」と言うよりも「より有利な場所に住む為に親の経済的協力を活用する」と言う発想に近いと思います

Https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/000889779.より

またもう1つ重要なのは保育園の充実などで公的な機関が華族生活に関わる部分が増えた事で、送迎や補助金の対象として祖父母、親族(兄弟)等の血縁コミュニティの存在感が増したという事です。実際保育園側としても誘拐などのリスクから送迎する保護者の定義が明確である必要がありますし、補助金などでも公的に説明しやすくある必要があります。そう言った事が祖父母、親族(兄弟)等の血縁コミュニティが存在感を強くしたという事でしょう

血縁コミュニティが強化された結果起こった騒動~まとめ~

きちんと通夜、告別式を行い、娘の旦那さんと子供は参加すると考えるときちんとした家の葬式とすれば、親を中心とした血縁コミュニティが健在であり、「その恩恵を受けたであろう娘がコミュニティの重要行事である通夜よりもアイドルのコンサートを優先させる」事で炎上した今回の件は様々な試行錯誤の時代である平成が終わり、その結論として浮かび上がった血縁コミュニティの強化と言う変化を思わずにはいられませんでした

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