大博打の衆院選2026 高市発言雑感~
さて衆院選が始まりました。横須賀で不在者投票、期日前投票を考えている方はこちらをご参考にしてください。
選挙@横須賀市
投票日当日に投票所に行けない場合@横須賀市選挙管理委員会
選挙公報は下記をご確認ください。
比例代表南関東選挙公報
神奈川11区選挙公報
各候補者に関しては下記をどうぞ
小泉進次郎 前林恒平 為壮稔
自民党 日本維新の会 れいわ新選組 中道改革連合 参政党 国民民主党 日本保守党 チームみらい 社民党 共産党 減税日本・ゆうこく連合
プロローグ
みずほマーケット・トピック(2026年2月2日) 高市演説を受けて~危うい現状認識~
さて1月31日高市首相が応援演説で「今円安だから悪いって言われるけれども、輸出産業にとっては大チャンス。食べ物を売るにも、自動車産業も、アメリカの関税があったけれども、円安がバッファーになった。ものすごくこれは助かりました。円安でもっと助かってるのが、外為特会っていうのがあるんですが、これの運用、今ホクホク状態です。」と言った事が「円安容認、外為特会を埋蔵金のように扱っている」としてみずほ銀行からその発言への危惧を記したレポートが出る等波紋を広げています。レポートに関しては確かにしっかりしていて勉強になりました。とは言え、話題になったので少し補完がてら雑感を書こうと思います。極力根拠は示しますが、あくまで筆者個人の試験ですのでご注意ください。
何故ドル円は152円→155円となったのか

さてこの高市発言の前後でドルの相場が大きく動きました、1月30日当初段階で152円台だったドル円相場が翌週2日には155円台まで円安になっています。一見高市発言が原因で円安に進んだように見えますがよく見るとNY市場の終了時と思われる31日6時段階で154.779円まで円安になり、2日には155円前後で推移しています。そう考えると高市発言が原因として円安が進んだわけではなさそうです。
それでは何故1月30~31日に円安となったのでしょうか?SBI証券のレポートを見ると以下の事が分かります。
・そもそも日米協調の円買い為替介入の可能性から円高が進んだ
・1月30日に介入一歩手前とされる「レートチェック」は行われたものの、介入自体は行われなかったことが日銀から発表された
・また同時期にFOMCからアメリカの政策金利の据え置きも発表された
簡単に言えば円高誘導の為に日米同時介入とアメリカの政策金利引き下げの可能性がある為に大きく円高が進み、双方の可能性が公式発表でいったん否定されたので為替が戻ったという事になります。そう考えると円安に関して高市発言が及ぼした直接的な影響は殆どないと思われます。実際発言自体経済知識のない人も多いであろう街頭演説でのものですし、発言そのものの影響は言うほど大きくなかったと思われます。
日銀利上げと高市首相の政策スタンス
さて続いて高市首相の経済政策の方向性も見ていきます。私見となりますが、高市首相の円安志向が強いというのはレポートの言うとおりだと思います。とは言えどの程度と考えた時にアベノミクスを行った安倍元首相の様な大きく施策を組むわけでもないとも予想しています。根拠としては日銀の政策金利を巡る動きはあります。上は野村證券の引用です。高市首相の就任前後の動きを見る利上げのタイミングが10→12月になった可能性はあるものの積極財政の為に日銀総裁を変えるような事態はないです。そう考えると現段階で個人的に判断するなら「高市首相は積極財政志向だが日銀総裁を変える様な可能性は低い」と言った感じになります。
金融系の専門家のこの高市発言を取り上げたYoutuberの番組では「一部野党の経済認識は高市首相以上に問題ある」と言う指摘がなされていますが個人的には重要な視点だと思います。このレポートは高市首相を支持しない人が取り上げる事が多い記事ですが、高市首相に問題があるとしても他の党に問題がないと考えるのは早計で他の選択肢となる政治勢力にも同じ視点でチェックする必要があると思います。
まとめ
如何だったでしょうか?そろそろ選挙公報も出回り判断材料が多彩になってきます、読者の皆様にはその中で勢いで選ぶのでなく選挙公報をじっくり見たりしてじっくり考えて投票していただければ幸いです。
