真空に飛び交う無数の波――震える世界のシンフォニー 4Days/Day4
震える世界のシンフォニー
MC: サエコ
──私の心は揺れをもとめ続けるでしょう。
「音のある方へ」
このシリーズで私は、人々の奏でる「音」を追いながら、古代の文明から、宗教の起こり……そして文明の飛躍。その軌跡を辿って旅をしています。
「音」という振動は、言葉となり想いを乗せます。その言葉を使い、人々は語り合い、喜び合い、悲しみを共有してきました。
そして、時には訴え、叫び、嘆き、嗚咽として、街にとどまり続けてきたのです。
また、「音」の共演、「音楽」に人々は集まり、共感し、同じ空間に心を揺らす事で、共に生きてきました。
音の正体である「震え」は、ただ知覚され理解されるのでは無く、心と心を響き合わせる事ができる……そんな力がある。
そう思うのです。
そして、その「震え」は大気の無い世界でも……震え続けているのです。
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