異端兄弟に編み込まれた世界 ―― 人類のガラス化:革命の歴史シリーズ Vol.21.3
革命の歴史シリーズ
MC:ユウ × アイ先生
「我々は世界と繋がるために、
自らをガラスの小部屋に閉じ込めた。
指先が触れているのは、
決して他者の肌ではなく、
冷たい砂の壁である」
ユウ:
(スワイプ、スワイプ……)
ふふっ、この猫の動画、可愛いなぁ
アイ:
ユウ、随分と熱心ね。
その薄い板の向こう側に、あなたの大切な世界が広がっているのかしら?
ユウ:
あ、先生!
いや、ちょっとSNSを見てただけで……。
でも、本当にすごいですよね、スマートフォンって。
この小さな板切れ一つで、世界中の人と繋がれるし、どんな情報でも手に入るんですから
アイ:
そうね。でも、あなたが今、親指で愛おしそうに撫でているその『板』の正体が何なのか、考えたことはある?
ユウ:
え? 正体って……強化ガラスですよね?
前回までの話で、ガラスが電気を閉じ込める『絶縁体』だっていうのはバッチリ学びましたよ!
アイ:
ええ。でも現代のガラスは、ただ電気を閉じ込めるだけの『壁』ではないわ。
極限まで細く引き延ばされ、地球全体を覆い尽くす『巨大な神経網』へと姿を変えたのよ
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