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時空を超えて‥‥小説(三日月1/7)


SS(ショートショート) or 短編


          三日月      
              

 
 作田映一は仕事が一段落すると、必ずと言っていい程どこか遠くへ出かけたくなる。その習癖は若い頃から変わっていない。だが今年は特にそうだった。
 昨年末、懇意にしていた大切な取引先を怒らせてしまい、社長の信頼を失くしたうえに、現在の成績も下から三人目の状況だったからだ。
 作田は周囲に気付かれないようにして、デスクのパソコンで全国の温泉情報などを覗くと、その思いはますます強くなった。

 これまではその思いの域で収まっていたが、今日はなぜだか居ても立ってもいられず、思わず半休を取得し会社を後にした。特段当てがあって向かったわけではないが、作田は誘われるように東京駅に着いた。
 駅地下構内に入ると『巨峰まつり』のポスターが目に止まった。
 葡萄か、もうそんな時季か――。ポスターの右隅には温泉宿も紹介され、予約不要とあった。
 温泉もあるんだな。
…………。
 うん? かまきり村……?
 巨峰まつりは明後日、日曜の開催と記されていた。主催は長野県西筑摩郡鎌斬村役場と記されていた。    
     
     
              SORRY、GO TO 
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秋下 左内(あきもと さない) 「背中を押してみるか」な~んて、ほんの僅かでもお気持ちが膨らんだらよろしくお願いします。貴方様の最大限のご支援は、目薬、クッション、栄養ドリンクなど、KEYを叩く力に代えさせていただきます。