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⓪発達個性中3息子ママチャリ四国一周【8日間】スタートに至るまで


中学三年。
もうすぐ高校生の春休み。

3月の、
まだまだ肌寒い朝6時。

息子が「行ってくる!」

と誇らしげに言い放ち、
人懐っこい笑顔を残して
ペダルを踏んだ。
(いや、コンビニじゃないけど?)

四国一周。
ママチャリで1000キロ。
8日間。

本人は、
コンビニに行くくらいのテンションで
軽やかに消えていく。

見送りは家族で私だけ。


残りの家族は
「できるわけない」
「どうせ途中で帰ってくる」
という感じ。
(薄情なのか?)

私は心の中で、
(あの子はやり遂げる!)と、
なぜか固く信じていた。


その反面、
(死ぬかもしれない……)普通に。

という不安も同時に抱えていた。


こうして、

私の心臓がぎゅっと掴まれ続ける
“8日間のスタート”が切られた。


そして旅は、
予想を裏切らず――
いや、期待を超えて、
毎日、必ず事件が起きた。

財布を落とす。

荷物を落とす。(落とす才能半端ない)

パンクする。

警察に保護される。

山道では
自転車が本人めがけて転がってくる。

ーーーなどなど。


なぜ四国一周に至ったのか。

彼は昔から、
人の気持ちを感じ取りすぎるほど
感じ取る子だった。

気を使いすぎてオドオドし、
愛想笑いで周りに合わせすぎる。

いじられる。

悲観する。

負のループ。


見ていて、
もどかしかった。
(この子を家から出してあげないと!)

当時、
私が大好きだった火野正平さんの
自転車旅の番組を見ながら、

春休みダラダラしている
息子に言った。

「もったいない!旅にでも行ってき!」

「え?どこに?」

「どこでもいいやん……
うーん……
四国一周、自転車旅行!」



沈黙。


そして二日後。

「結局どうするの?」

「え?行くよ」

「行くんかい!」


そんな軽いノリで始まった
“地獄の旅”。

持たせた装備はこれだけ。

・寝袋
・ヨガマット
・紙の地図
・キッズ携帯(通話のみ)
・iPad(Wi-Fiがある場所で現在地確認)
・着替え

装備は無人島サバイバル状態!

スマホを持たせない方針の私は、
今回ももちろん
持たせなかった。


……あとで激しく
後悔するとも知らずに。


私は、
息子を信じながらも、
携帯を握る手が震えていた。


読み手のあなたに伝えたい。

トラブル続きでも、
案外子どもは帰ってくる。

そして、
心配続きでも、
案外親も生きていける。


息子が
四国で必死にペダルをこぎ続けていた
8日間。


私は私で、
壮絶な毎日だった。

トラブルもあれば、
人生で一番途方に暮れる瞬間でもあった。


その8日間で、
私はひとつの決意をした。

息子の旅とは別の、
私自身の“出発”ともいえる決意。

『離別』だった。



ここまで読んでくださりありがとうございます!

noteを始めて1カ月が経過した今。

現在26歳の息子。
10年経った今、
二人で当時を思い出しながら、
この記録を書き始めています。

備忘録としても、
彼と私の冒険を
残しておきたかったのです。

事件や出来事の多い8日間。

どうぞお付き合いいただけることを願います❣️

続きは全てマガジンにまとめました。

良かったら続きをご覧になりながら、
笑ってやってください。

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サポ なんと‼️ そんな神みたいな方がいらっしゃるとは😭 いいのですか?😭💦 嬉し過ぎます❣️❣️❣️