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黒猫感謝の日?

 昨日は「黒猫感謝の日」だったらしい。
正直に言うと、ネットニュースで知ったときは、驚いた。黒猫に感謝する日、だなんて。なにを感謝するのか、誰に向かって感謝するのか、少し考えてみた。
正確には黒猫への愛情を表現し、彼らが持つ偏見を払拭するための日らしい。

 我が家には、毎週月曜日になると(つまり今日)、クロネコヤ◯トが荷物を届けてくれる。定期配達と呼ぶには少し大げさなほどの、ちいさな日常の約束事だ。荷物は秘密だけど💦(👈べ、別に如何わしいモノでも何でもないけど)ドアのベルが鳴るたびに、クロネコがそこに現れる安心感は、けっして小さくない。

 黒猫感謝の日。ニュースで見たその言葉が、なんだかクロネコヤ◯トのことを思い出させた。もちろん、ヤ◯トの人は黒猫の妖精ではなく、ただの宅配員なのだけど。でも、黒い毛並みの猫をトレードマークにしたあの小さなトラックが、雨の日も風の日も、道をすり抜けてやってくる姿を思うと、感謝の気持ちが自然に湧いてくる。

 考えてみれば、感謝は大きな出来事にだけ向けるものではない。毎週の決まった日、決まった時間に届けられる荷物、その小さな約束を守ってくれる存在にだって、心は温まる。
 黒猫感謝の日は、もしかすると、そういう小さな日常に光を当てるための日かもしれない。

 だから、昨日はそっと思った。クロネコヤ◯トのあの黒猫のトラックにも、「ありがとう」と言ってみよう、と。もちろん毎回宅配員さんには「ありがとうございます」は言っているけれど、今まではお互い社交辞令としてしか感じ取っていなかったかもしれない。でも小さな感謝の気持ちは、すぐには届かなくても少しづつ届く気がする。

 黒猫感謝の日に、私は少しだけ日常のありがたさを噛みしめた。荷物の重さよりも、思い出す安心感のほうが、ずっと大きい。 

 そして来週も、また同じ時間に、あの黒猫がついた小さなトラックがやってくるだろう。
 私はそれを待ちながら、静かに「ありがとう」とつぶやく。


ママは、お仕事?


 

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