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降ってくるように試される魂💫銀行での苦悩と不妊

20代後半

海外逃亡計画が失敗し、

代わりにその資金で車を購入した頃

元夫と出会った。


なかなか子どもが授からず

銀行の正社員から、

非正規雇用へと切り替えた。

仕事を知っているが故に

同等に働いているつもりだったが、

月に一度酷い偏頭痛に悩まされ、

休むことが増えた。


話は正社員時代に戻るが、


私は女性のリーダーに任命された。

毎月の営業成績はトップを取らないといけない。

仕事が遅れている係のフォローも入る。

仕事の効率化も、考え出張にも出かけた。

今まで人の影に隠れてきた私には、かなりのプレッシャーだった。


基本的に休みをとれる職場環境ではなかったので、熱が39度あっても、窓口に立っていたし、

インフルエンザの時は、
出張が入っていたが
流石に無理だと思い
出ない声を振り絞って行けないことを先方に伝えた。

その日も、持ち場の仕事はきっちりこなした。


ある日、私の結婚式に出るはずだった伯母さんが昏睡状態になった。

病気のためひとりで飛行機に乗って
見舞いに行けない母を連れて

週末毎に伯母さんを見舞った。

週末を狙って行き来はしていたが、

もう伯母さんは無理だとわかった時、
1日だけ休みを取った。

帰ってくると、案の定

「伯母さんが倒れたぐらいで、仕事は休まないんだよ!」と心ない言葉を言われたが、
その頃はそう言われるのも想定の範囲内だった。

命より仕事の時代…

そして、正社員をやめた。


非正規雇用になっても、

不妊治療どころか、生理休暇さえない時代。


そんな頃、新しい支店長が着任した。

私は、派出所でひとりで働いており、

体調が悪ければ
誰かから仕事を代わってもらわなければならない。

それが新支店長は気に食わなかったようだ。

私に配置換えを打診してきた。
それは、私にはとてもショックなことだった。

その場所ではコネクションもあり、自分なりに一生懸命働いていたつもりだった。

しかし、私の働きぶりを一度も見たことがない新支店長の言葉は、
私には、実質の解雇宣言に聞こえた。 

話し合いの間に、私はずっと泣いていた。
いろんな気持ちが込み上げてきた。

こんな形で、銀行生活が終わるとは思っていなかった。


家に帰っても、夫は慰めてくれる人ではなかった。

「その支店長が悪いんだろ!」

その言葉だけだった。

とまらない涙

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