140字の恋(BL)
ふと気づくと、見なれない場所に立っていた。辺りを見回すと、同僚がビルの屋上の端に立っている。フェンスも超えている場所だ。
「おい、危ないぞ」と声をかける。
彼はこちらを振り返ると微笑をうかべ
「貴方のためなら俺は何でもできますよ」と言った。
嫌な予感が俺を襲う。
「…おまえ、」
とたん、強い風が吹く。
その瞬間、彼の姿は空間から溶けるようにふっと消えた。
了
以前書き留めた140字の小説でした。(今数えたら170字だった←) また発掘したら掲載します。
