Technics EAH-AZ40M2レビュー|半年使って分かったメリット・デメリット
ワイヤレスイヤホンは高性能になるほど、本体が大きくなりやすい傾向があります。
音質やノイズキャンセリングにはこだわりたいものの、大きなイヤホンは耳に合わない。
長時間使っても疲れにくく、気軽に持ち歩ける製品が欲しい。このような人に注目してほしいのが、Technics EAH-AZ40M2です。
私はEAH-AZ40M2をiPhone 17と組み合わせ、自宅や電車、屋外、カフェなどで半年間使用しました。
特に良かったのは、イヤホンと充電ケースの圧倒的なコンパクトさです。
小型ながら音質は安っぽくなく、ノイズキャンセリングや最大3台のマルチポイントにも対応しています。
一方、バッテリー持ちの短さやワイヤレス充電、装着検知に対応していない点など、上位モデルとの違いもあります。
この記事では、Technics EAH-AZ40M2を半年間使って分かったメリットとデメリットを、音質や装着感、ノイズキャンセリング性能まで含めて詳しく紹介します。
Technics EAH-AZ40M2の総合評価

結論からお伝えすると、EAH-AZ40M2は「小型で疲れにくく、音質や機能性にも妥協したくない人」におすすめの完全ワイヤレスイヤホンです。
イヤホンの重さは片耳約5g。上位モデルのEAH-AZ60M2やEAH-AZ80と比べても本体がコンパクトで、耳が小さい人でも使いやすい形状です。
6mmドライバーを搭載しており、音質は癖の少ない自然なバランスに仕上げられています。
低音にも適度な厚みがあり、落ち着いた曲からポップスやロックまで幅広く楽しめました。
さらに、ノイズキャンセリング、外音取り込み、LDAC、最大3台のマルチポイントなど、普段使いに便利な機能もそろっています。
ただし、EAH-AZ40M2は上位モデルの機能をすべて小型化した製品ではありません。
ワイヤレス充電や装着検知には対応しておらず、バッテリー持ちも現在の完全ワイヤレスイヤホンとしては短めです。
小型・軽量という明確な強みを優先するかどうかが、購入を判断するポイントになります。
EAH-AZ40M2の主なメリット
片耳約5gでコンパクト
小さな耳にも収まりやすい
充電ケースも小さく持ち運びやすい
癖が少なく自然な音質
ダイレクトモードを搭載
LDACに対応
最大3台のマルチポイントに対応
専用アプリのカスタマイズ性が高い
カラーバリエーションが豊富
EAH-AZ40M2の主なデメリット
バッテリー持ちが短め
ノイズキャンセリングの遮音力は上位モデルに及ばない
外音取り込みに多少のこもりやノイズを感じる
ワイヤレス充電に対応していない
EAH-AZ40M2の主な仕様

$$
\begin{array}{|c|c|}
\hline
項目 & EAH{-}AZ40M2 \\\hline
ドライバー & 直径6mmダイナミックドライバー \\\hline
イヤホンの重さ & 片耳約5g \\\hline
ケースの重さ & 約35g \\\hline
対応コーデック & SBC・AAC・LDAC \\\hline
ノイズキャンセリング & 対応 \\\hline
外音取り込み & 対応 \\\hline
マルチポイント & 最大3台 \\\hline
ワイヤレス充電 & 非対応 \\\hline
装着検知 & 非対応 \\\hline
防滴性能 & IPX4相当 \\\hline
イヤホン単体の再生時間 & 約5.5時間(ANCオン・AAC) \\\hline
ケースを含む再生時間 & 約18時間(ANCオン・AAC) \\\hline
充電端子 & USB\ Type{-}C \\\hline
\end{array}
$$
バッテリー時間や重さなどは、Technics公式仕様に基づいています。使用するコーデックやノイズキャンセリングの設定によって、再生時間は変わります。Technics公式スペック
EAH-AZ40M2の音質をレビュー

EAH-AZ40M2の音質は、特定の音域を強く主張させるのではなく、全体を自然に聴かせるバランスです。
小型・軽量モデルと聞くと、低音が弱く、薄い音を想像する人もいるかもしれません。
しかし、実際には低音にも十分な厚みがあり、小型ボディから想像する以上に力強い音を楽しめました。
癖が少なく自然なサウンド
EAH-AZ40M2には、直径6mmのダイナミックドライバーが搭載されています。
上位モデルよりドライバーは小さいものの、音のバランスはよく整えられています。
ボーカルが不自然に前へ出たり、高音が過度に鋭くなったりすることもなく、長時間聴きやすい音です。
ボーカルは比較的クリアで、楽器との距離感もつかみやすく感じました。
音の細かさでは上位モデルに及ばないものの、1万円台のイヤホンとしては十分に満足できる水準です。
音質に強い癖がないため、特定の音楽ジャンルに限定せず、幅広い曲を楽しみたい人に向いています。
低音には適度な厚みがある
低音は必要以上に強調されていませんが、ベースやドラムの存在感はしっかり伝わります。
体に響くような重低音を前面に押し出すタイプではありません。
それでも、音が軽く感じられるほど低音が少ないわけではなく、ポップスやロックを楽しく聴くための量感は確保されています。
低音が中高音を覆いにくいため、歌声や楽器の音も聴き取りやすいバランスです。
特に次のような人に合いやすいと感じました。
低音だけが強い音は苦手
ボーカルもはっきり聴きたい
幅広いジャンルを1台で楽しみたい
長時間聴いても疲れにくい音が好み
強烈な重低音を求める人には物足りない可能性がありますが、全体の聴きやすさを重視する人には扱いやすい音です。
ダイレクトモードで澄んだ音を楽しめる
EAH-AZ40M2には、Technicsの上位モデルにも採用されている「ダイレクトモード」が用意されています。
ダイレクトモードは、イコライザーによる音質調整を加えず、内部処理の影響を抑えて再生する設定です。
使用したからといって音が劇的に変化するわけではありません。
しかし、過度な味付けのない、すっきりとした音を楽しみたい場合に適しています。
EAH-AZ40M2の自然な音質を確認したい場合は、最初にダイレクトモードで聴いてみるのがおすすめです。
その後、低音や高音に物足りなさを感じたら、専用アプリのイコライザーで調整するとよいでしょう。
LDAC対応だがiPhoneでは利用できない
EAH-AZ40M2は、高音質コーデックのLDACに対応しています。
LDACに対応したAndroidスマートフォンや音楽プレーヤーと接続すれば、対応する音源をハイレゾ相当の情報量で再生できます。
ただし、今回使用したiPhone 17はLDACに対応していません。
そのため、この記事における音質評価は、iPhoneで利用できるAAC接続によるものです。
EAH-AZ40M2はAAC接続でも十分に音質のよいイヤホンですが、iPhoneユーザーがLDACを目的に購入しても利用できません。
iPhoneで使う場合は、LDACではなく、音のバランスや装着感、マルチポイントなどに魅力を感じるかどうかで判断しましょう。
ノイズキャンセリング性能をレビュー

EAH-AZ40M2は、小型のエントリーモデルながらアクティブノイズキャンセリングを搭載しています。
実際に電車やカフェで使ってみると、走行音や空調音などの低い音が小さくなり、音楽へ集中しやすくなりました。
一方、Boseやソニーの上位モデルのように、周囲の騒音を大幅に消すほど強力ではありません。
電車やカフェでは十分に役立つ
電車で使用すると、車両の走行音や空調音をある程度抑えられます。音楽を再生すれば、周囲の騒音はさらに気になりにくくなりました。
カフェでも空調音や周囲のざわつきが小さくなるため、音楽や動画の音量を必要以上に上げずに済みます。
人の声や突発的な音は残りますが、通勤や作業中に使うノイズキャンセリングとしては実用的です。
圧迫感が比較的少なく、自然に騒音を抑えられることもEAH-AZ40M2のよさだと感じました。
遮音力を最優先する人には物足りない
EAH-AZ40M2のノイズキャンセリングは自然ですが、遮音力そのものは上位モデルほど強くありません。
特に次のような環境では、周囲の音が残りやすくなります。
混雑した駅
交通量の多い道路
飛行機や新幹線
大きな話し声が聞こえる場所
工事音などの突発的な騒音
ノイズキャンセリングは、イヤホンの大きさやマイク、内部処理など複数の要素に左右されます。
EAH-AZ40M2はコンパクトさを大きな魅力とする製品です。強力な遮音性能よりも、小ささと快適さを優先したバランスだと考えた方がよいでしょう。
外音取り込み性能をレビュー

外音取り込みは、イヤホンを装着したまま駅のアナウンスを聞いたり、周囲の状況を確認したりするときに便利です。
屋外や駅で使用する分には、周囲の音を確認するための機能として十分に役立ちました。
ただし、上位モデルと比べると、取り込んだ音に多少のこもりを感じます。
イヤホンを装着していない状態と同じような自然さではありません。
静かな場所では、「サー」というホワイトノイズが気になる場合もあります。
屋外や駅では周囲の音に紛れますが、静かな自宅やカフェでは目立ちやすくなります。
外音取り込みは実用的ですが、自然さを最優先する人は上位モデルも比較した方がよいでしょう。
EAH-AZ40M2の装着感をレビュー

EAH-AZ40M2を半年間使って、最も大きな魅力だと感じたのが装着感です。
片耳約5gと軽いうえ、イヤホン本体がコンパクトに作られています。
耳の中で圧迫感が出にくく、長時間でも比較的快適に使えました。
小さな耳にも収まりやすい

完全ワイヤレスイヤホンは、性能が高くなるほど本体が大きくなり、耳から飛び出してしまう場合があります。
EAH-AZ40M2は、本体が耳の内側へ収まりやすい形状です。耳が小さい人や、大きなイヤホンに圧迫感を覚えやすい人にも適しています。
自宅で長時間音楽を聴く場合でも、イヤホンの重さによる疲れを感じにくい点が好印象でした。
ただし、耳の形には個人差があります。購入後は最初から装着されているイヤーピースだけで判断せず、付属するXS・S・M・Lを試しましょう。
イヤーピースが合っていないと、装着感だけでなく低音やノイズキャンセリングの効果まで弱くなります。
軽量でも安定感がある
本体が小さいからといって、簡単に外れてしまうわけではありません。
耳に合うイヤーピースを選べば、歩いているときにも安定して装着できます。通勤や買い物などの日常用途で、外れそうになる場面はほとんどありませんでした。
イヤホン本体はIPX4相当の防滴性能にも対応しているため、突然の雨や軽い汗にも配慮されています。
ただし、完全防水ではなく、充電ケースは防滴の対象外です。Technics公式・アプリとその他の機能
充電ケースも小さく持ち運びやすい
EAH-AZ40M2は、イヤホンだけでなく充電ケースもコンパクトです。
ケースの重さは約35g。厚みが抑えられているため、ズボンや上着のポケットにも入れやすく、荷物を増やさずに持ち歩けます。
上位モデルは音質や機能が充実している一方、イヤホンとケースが大きくなる傾向があります。
EAH-AZ40M2は毎日持ち歩く道具として負担が少なく、必要なときにすぐ取り出せることが魅力です。
カラーバリエーションが豊富
カラーを選びやすい点も、EAH-AZ40M2ならではの魅力です。
定番色だけでなく、ローズゴールドやモデレートブルーなど、上位モデルでは選べない色も用意されています。
特にローズゴールドは肌に馴染みやすく、イヤホンだけが強く目立ちにくい色です。
モデレートブルーも落ち着いた色合いで、服装に合わせやすい印象があります。
性能だけでなく、アクセサリーのように色やデザインを楽しみたい人にも向いています。
最大3台のマルチポイントが便利

EAH-AZ40M2は、最大3台の機器へ同時接続できるマルチポイントに対応しています。
例えば、次の3台へ接続できます。
iPhone
パソコン
タブレット
パソコンで動画を見たあとにiPhoneで音楽を聴く場合も、Bluetoothの設定画面を開いて接続し直す手間を減らせます。
また、パソコンで作業している途中にiPhoneへ着信があった場合も、イヤホンを付け直さずに対応できます。
1万円台の小型イヤホンでありながら、最大3台のマルチポイントに対応している点は大きな強みです。
複数の機器を仕事とプライベートで使い分けている人にとっては、音質以上に購入理由となる機能かもしれません。
ただし、利用するコーデックや接続設定によって一部機能が制限される場合があります。
LDACを使うAndroidユーザーは、専用アプリのマルチポイント設定も確認しましょう。
専用アプリのカスタマイズ性が高い
専用アプリ「Technics Audio Connect」は、設定できる項目が豊富です。
主に次のような設定を変更できます。
イコライザー
ダイレクトモード
ノイズキャンセリング
外音取り込み
タッチ操作の割り当て
音声ガイダンスの音量
接続機器の管理
マルチポイント
イヤホンを探す機能
イヤホン本体の電源オフ
タッチ操作は、シングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップ、長押しの動作を左右それぞれ設定できます。
誤操作しやすいシングルタップだけを無効にするなど、自分の使い方に合わせた細かな調整も可能です。
接続した機器の種類を知らせる音声ガイダンスや、ノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えた際の通知方法まで変更できます。
価格を抑えたモデルでも、アプリの使い勝手で大きく妥協していない点は高く評価できます。
EAH-AZ40M2の気になった点・デメリット

EAH-AZ40M2は、小型・軽量イヤホンとして完成度の高い製品です。
一方、半年間使っていると、バッテリーや一部の便利な機能に物足りなさを感じる場面もありました。
バッテリー持ちは短め
EAH-AZ40M2で最も注意したいのが、バッテリー持ちです。
ノイズキャンセリングをオンにしてAAC接続で使用した場合、公式の連続再生時間はイヤホン単体で約5.5時間、充電ケースを含めて約18時間です。
通勤や買い物など、数時間ずつ使用する場合は大きな問題になりません。しかし、一日中使う人や、長時間の移動が多い人には短く感じられる可能性があります。
さらに、LDACとノイズキャンセリングを併用すると、公式の再生時間は次のようになります。
イヤホン単体:約3.5時間
充電ケースを含む:約12時間
高音質を重視してLDACを使う場合は、こまめな充電が必要です。
なお、iPhoneではLDACを利用できないため、今回の使用環境ではAAC接続となります。
それでも、最近の上位イヤホンと比べるとバッテリーには余裕がありません。
ワイヤレス充電に対応していない
EAH-AZ40M2の充電ケースは、Qi規格のワイヤレス充電に対応していません。
充電する際は、USB Type-Cケーブルを接続する必要があります。
自宅で複数のワイヤレス充電器を使っている人や、スマートフォンとイヤホンを同じ充電器へ置きたい人には不便です。
USB Type-Cによる充電自体は一般的ですが、上位モデルのEAH-AZ60M2やEAH-AZ80がワイヤレス充電に対応していることを考えると、明確な機能差になります。
装着検知に対応していない
EAH-AZ40M2には、耳からイヤホンを外した際に音楽を自動停止する装着検知機能がありません。
会話をするときにイヤホンを外しても、そのまま音楽が流れ続けます。
音楽を止めるには、イヤホンまたはスマートフォンから手動で操作しなければなりません。
装着検知を使ったことがない人には大きな問題ではありませんが、AirPodsなどで自動停止に慣れている人は不便に感じる可能性があります。
騒がしい場所では通話品質が低下する
静かな室内での通話は比較的クリアです。自宅での通話やオンライン会議なら、普段使いに十分な品質があります。
一方、駅や交通量の多い道路などでは、周囲の騒音を完全には抑えられません。
声が聞き取りにくくなったり、周囲の音が通話相手へ伝わったりする場合があります。
通話性能を最優先する場合は、EAH-AZ60M2やEAH-AZ80などの上位モデルも比較した方がよいでしょう。
タッチ操作の反応にわずかな間がある
イヤホンのタッチセンサーへ触れると、操作を受け付けたことを知らせるフィードバック音が鳴ります。
ただし、タッチしてから音が鳴るまでにわずかな間があります。
大きな遅延ではありませんが、続けて操作したときに「正しく反応したのか」と迷うことがありました。
反応の速いイヤホンに慣れている人は、最初に違和感を覚えるかもしれません。
専用アプリから操作方法を変更できるため、誤操作が多い場合は割り当てを見直すのがおすすめです。
EAH-AZ40M2とEAH-AZ60M2の違い
EAH-AZ40M2とEAH-AZ60M2で迷った場合は、コンパクトさと機能性のどちらを優先するかで選びましょう。
$$
\begin{array}{|c|c|c|}
\hline
比較項目 & EAH{-}AZ40M2 & EAH{-}AZ60M2 \\\hline
ドライバー & 6mm & 8mm \\\hline
イヤホンの重さ & 片耳約5g & 片耳約7g \\\hline
音の傾向 & 自然で聴きやすい & より力強く明瞭 \\\hline
ノイズキャンセリング & 対応 & より強力 \\\hline
マルチポイント & 最大3台 & 最大3台 \\\hline
LDAC & 対応 & 対応 \\\hline
ワイヤレス充電 & 非対応 & 対応 \\\hline
装着検知 & 非対応 & 対応 \\\hline
カラー & 選択肢が豊富 & ブラック・シルバー \\\hline
向いている人 & 小型・軽量を重視 & 音質と機能性を重視 \\\hline
\end{array}
$$
EAH-AZ40M2は、装着時の負担や持ち運びやすさを重視する人に向いています。
EAH-AZ60M2は本体が大きく重くなる一方、より迫力のある音質や強力なノイズキャンセリングを備えています。
ワイヤレス充電や装着検知にも対応しており、利便性でも上位です。
価格差が小さく、イヤホンの大きさが気にならない場合は、EAH-AZ60M2を選んだ方が満足できる可能性があります。
一方、耳が小さい人や長時間の装着で疲れやすい人にとっては、EAH-AZ40M2のコンパクトさが大きなメリットになります。
上位モデルの方が必ず使いやすいとは限りません。
毎日装着するイヤホンでは、音質や機能だけでなく、自分の耳へ無理なく収まることも重要です。
EAH-AZ40M2がおすすめの人
EAH-AZ40M2は、次のような人におすすめです。
小さく軽いワイヤレスイヤホンが欲しい
耳が小さく、大型イヤホンが合いにくい
長時間でも疲れにくい製品を探している
癖の少ない自然な音が好み
低音とボーカルをバランスよく楽しみたい
電車やカフェでノイズキャンセリングを使いたい
スマートフォンやパソコンなど複数の機器を使う
イヤホンのカラーやデザインにもこだわりたい
アプリで操作や音質を細かく調整したい
特に、上位モデルの大きさや重さが気になる人に適しています。
EAH-AZ40M2をおすすめしにくい人
一方、次のような人には別の製品が向いている可能性があります。
ノイズキャンセリングの強さを最優先する
一日中充電せずに使いたい
LDACを長時間利用したい
ワイヤレス充電を使いたい
小型・軽量というメリットと引き換えに、バッテリーや一部機能が省かれています。
何でもできるイヤホンではなく、装着感と携帯性に重点を置いた製品と考えましょう。
EAH-AZ40M2に関するよくある質問
EAH-AZ40M2はiPhoneでも使えますか?
EAH-AZ40M2はiPhoneでも使用できます。
Bluetoothで接続できるほか、「Technics Audio Connect」アプリを利用して音質やノイズキャンセリング、外音取り込み、タッチ操作などを変更できます。
今回のレビューも、iPhone 17と組み合わせて半年間使用した内容です。
iPhoneでLDACを利用できますか?
iPhoneではLDACを利用できません。
EAH-AZ40M2自体はLDACに対応していますが、接続するスマートフォン側もLDACに対応している必要があります。
iPhoneとの接続ではAACが使われます。LDACを利用したい場合は、対応するAndroidスマートフォンや音楽プレーヤーが必要です。
ワイヤレス充電には対応していますか?
EAH-AZ40M2は、Qi規格のワイヤレス充電に対応していません。
充電ケースにUSB Type-Cケーブルを接続して充電します。
ワイヤレス充電を利用したい場合は、EAH-AZ60M2やEAH-AZ80などの上位モデルを検討しましょう。
耳から外すと音楽は自動で止まりますか?
EAH-AZ40M2は装着検知に対応していないため、耳から外しても音楽は自動停止しません。
音楽を止める場合は、イヤホンのタッチセンサーまたは接続しているスマートフォンから操作します。
片耳だけでも使用できますか?
EAH-AZ40M2は、左右どちらか片方だけでも使用できます。
片方を使用している間にもう片方を充電すれば、通話やオンライン会議で長時間使用することも可能です。
EAH-AZ40M2は現在でも買う価値がありますか?
小型・軽量なイヤホンを重視するなら、現在でも購入する価値があります。
片耳約5gのコンパクトな本体に、自然な音質、ノイズキャンセリング、LDAC、最大3台のマルチポイントを搭載していることが魅力です。
ただし、価格がEAH-AZ60M2に近い場合は、上位モデルも比較しましょう。
価格だけで決めるのではなく、EAH-AZ40M2の小ささにどれほど魅力を感じるかが判断のポイントです。
まとめ:EAH-AZ40M2は小ささと音質を両立したイヤホン
Technics EAH-AZ40M2を半年間使用して、最も魅力を感じたのは本体と充電ケースのコンパクトさです。
イヤホンは片耳約5gと軽く、小さな耳にも収まりやすい形状です。長時間装着したときの負担も少なく、自宅から通勤、屋外まで気軽に使用できました。
小型ながら音質にも大きな妥協はありません。癖の少ない自然な音を基本としながら、低音には適度な厚みがあります。
ボーカルも埋もれにくく、ポップスやロックを含む幅広い楽曲を楽しめます。
ノイズキャンセリングの遮音力や外音取り込みの自然さは上位モデルに及ばないものの、電車やカフェで使うには実用的です。
最大3台のマルチポイントやLDAC、細かく設定できる専用アプリも、1万円台のモデルとしては充実しています。
一方、バッテリー持ちは短めで、ワイヤレス充電や装着検知には対応していません。
特にLDACとノイズキャンセリングを併用するAndroidユーザーは、こまめな充電が必要です。
EAH-AZ40M2は、すべての性能を追求したイヤホンではありません。
しかし、コンパクトさと快適な装着感を重視しながら、音質や便利な機能も諦めたくない人には、非常にバランスのよい選択肢です。
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