言いたいことを我慢していると病気になる~あの上司のことを思い出すと緊張が走る~
朝、目を覚ますと、いつも胃のあたりが重たく感じる日々がありました。
カーテンを開けると、まだ薄暗い空。
会社へ向かう心の準備をするだけで、身体がこわばるような感覚。
「今日も、がんばろう」と自分に言い聞かせるけれど、心のどこかで、小さな声がしていました。
「本当は、言いたいことがあるのに……」
車に乗り込むと、自分の気持ちをそっとしまい込んで、ただ会社に到着することに集中していました。
あの頃は、自分の意見を伝えるのが怖くて。
上司の顔を見ると、心臓がドキドキして、言葉が喉の奥に引っかかってしまうのです。
会議で自分の提案をしたとき、上司から返ってきたのは冷たい一言だけ。
「それ、意味あるの?」
「すぐできるだろう」
たったそれだけで、私は自分の考えを否定されたような気がして、もう何も言えなくなりました。
それからは、会議でも、日常のやりとりでも、できるだけ目立たないように、自分を小さくしていました。
言いたいことを飲み込むたびに、胃のあたりがきゅっと痛むようになりました。
やがて、頭痛も始まりました。
朝からずきずきと痛む頭。
薬を飲んでも、すぐには効かない。
毎日、緊張感に包まれているような感覚。
「もう少し、がんばれば……」と自分に言い聞かせて、無理を重ねていました。
でも、ふと、自分の身体が悲鳴をあげていることに気づいたのです。
胃腸の不調も、頭痛も、私の心が「もう限界だよ」と教えてくれていたのかもしれません。
あの頃の私は、自分の心の声に耳を傾ける余裕がありませんでした。
ある日、ふと、鏡を見ると、自分の顔がとても疲れていることに気づきました。
目に力がなく、口元が下がっている。
「このままでいいのかな?」
そう思ったとき、初めて、自分を大切にしていいんだ、と気づいたのです。
退職して、あのいやな上司の顔を見ることがなくなったら、
不思議なほど、身体が軽くなりました。
朝起きたときの胃の重さも、頭痛も、嘘のように消えていきました。
毎日が、少しずつ明るく感じるようになりました。
今、振り返ると、あの頃の自分に伝えたいことがたくさんあります。
「無理をしなくていいんだよ」
「あなたの気持ちは、ちゃんと大切にしてほしい」
「身体が教えてくれているサインに、もっと耳を傾けて」
そう、声をかけたいです。
もし、今、職場で我慢していることがあるあなたへ。
どうか、自分の心と身体の声に、そっと耳を傾けてみてください。
「これくらい、大丈夫」と自分を追い詰めなくていい。
あなたは、無理をしなくてもいいのです。
あなたの心は、あなただけのもの。
誰かの顔色をうかがうよりも、自分の気持ちを大切にしてほしい。
身体は、あなたの心の声を、いつもそっと聞いてくれています。
胃が痛くなったり、頭が痛くなったりするのは、心からのサインかもしれません。
あなたは、そのままで、大丈夫。
無理に明るく振る舞わなくても、弱音を吐いても、誰かに頼ってもいい。
あなたのそのままの姿が、一番素敵です。
もしかしてそれは幼い頃の思い癖が原因にあるかもしれません。
自分を責めすぎないようにしてください。
ストレスは、溜め込むと必ず体調に出てきます。
だから、少しずつでも自分の気持ちを表現する勇気を持つことが、自分の心と体を守ることにつながるんだな、と実感しました。
もし、あなたも「言いたいことがあるのに、なかなか言えない」「自分の意見を我慢しすぎて、体調が悪くなっているかも…」と感じるなら、ぜひ小さな一歩から始めてみてください。
私も日々ゆらぎながらですが、悔いのない人生を歩むため自分の気持ちを大事にしています。
そんな日々を、一緒にそっと歩んでいけたら嬉しいです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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