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atelier_earth
ひと目ひと目に、ぬくもりをこめて――手編みが教えてくれる、やさしい時間
気づくと毛糸を手にして編んでた。
心がざわつく時、ふわふわの糸を指にかけて、針を動かしていると、なぜか心が静かになるのです。
手編みは、急がなくていい世界。
完成までには、たくさんの「ひと目」を積み重ねる必要があって、それを一つひとつ丁寧に編んでいくしかありません。
編み目は、まるで時間の記録のよう。
心がザワザワしていた日も、嬉しくて鼻歌まじりだった日も、全部、そのまま編み目に刻まれている気がします。
誰かのために編むときは、想いがもっと深くなります。
「この色、似合うかな」「ちょっとゆったりめにしたほうがいいかな」って、考えながら編む時間は、その人のことをそっと思い出す時間でもあります。
手編みは、効率とは無縁の世界。
だけどそこには、機械には出せない“やさしさ”が、静かに宿っているような気がします。
どんなに不器用でも、どんなにゆっくりでも、
その糸がつないでくれる「ぬくもり」は、まっすぐに伝わる。
そう思うと、手編みって、まるで「言葉にできない手紙」みたいだなあ…なんて。
今日も少しだけ、糸と心を編んでみようと思います。
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