心が震えない自分と向き合う〜自己規制という優しい鎧
会社員だった頃、私の心はほとんど震えることがありませんでした。
職場にいるときは、いつも何かに押さえつけられるように、自分の感情を静かに抑えていました。
周りの期待やルール、ノルマに応えることが最優先で、感情はどこか遠くに置き去りにして。
これが、行動経済学でいう「自己規制」というものなんだと、後になって知りました。
自己規制は、感情や衝動を自分でコントロールする仕組みのこと。
思い返すと、とても必要なことでした。
職場という場所では、それがなければうまくやっていけないこともたくさんありましたから。
でも、いつしかその自己規制が強すぎて、私は自分の好きなことや関心を見失ってしまいました。
心の中に小さかった火が、静かに消えかけているような気がしていたのです。
会社を退職して、個人事業主になりたいと思ったのも、その火をもう一度灯したかったから。
セミリタイアすることは、まるで長い間まとってきた鎧を脱ぐみたい。
胸にギュッと締めつけていた自己規制の鎧をゆっくりはずしていくこと。
そして、自分の感情に耳を傾け、大切に感じることを選び取る自己決定の旅の始まりでもあります。
私たちの心は、一度震えを失っても、また温かな波動を感じ取ることができます。
小さな「好き」や「うれしい」を見逃さずに、そっと抱きしめてくださいね。
それが、あなた自身の人生を彩る、美しい一歩になるから。
私も心揺れながら、少しずつ自分の感情を大切にする日々を歩んでいます。
あなたと同じように、悔いのない人生を目指して。
この文章が、あなたのそばで小さな灯となり、やさしい光を届けられたら幸せです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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