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男性の“大きな声”が苦手です 〜双極性障害の頭の中20

みなさん、こんにちは。
双極性障害2型(双極症)のフツーの会社員、パピヨンです。

突然ですが。
私がとても苦手なモノ、“男性の大きな声”について書いてみようと思います。




心臓がギュッ!!

私は“男性の大きな声”が異常なほど苦手です。
ただ、ただ、恐いのです。
ちょっと聞いただけで、心臓に爪を立てられたように“ギュッ!!”となってしまいます。

『怒鳴る人』はもう論外ですが、
たとえ怒っていなかったとしてもダメなんです。

遠くから誰かを呼ぶ声。

ガハハハッとした笑い声でさえも。

もう、とにかく野太い声が急に耳に入ると“心臓がギュッ”としてしまいます。



とある上司の声に失神

社内のずーっと上のほうに、声がデカくてやたら怒鳴る上司がいます。社内でも有名人です。
エラ過ぎて滅多に会わないので、通常業務では差し支えありません。

ところが2年ほど前、その上司がズカズカと私のデスクのところに来て、かなり理不尽な内容で大声で責められたことがありました。

私は少々怒られたくらいで萎縮する程可愛らしい性格ではないので(笑)内容の理不尽さに内心ブチギレていました。
あわよくば言い返してやろうとさえ考えていたのです。
しかし、そのガンガンと響くデカい声を聞いているうちに頭が真っ白になり、デスクチェアから滑り落ちるように失神してしまったのです。

ゴンッ。

床に滑り落ちた勢いで、チェアのキャスター部分に思い切り頭をぶつけました。
フロアには40人くらいの社員がいたので、一部始終を見ていた仲間が慌ててワラワラと私を取り囲みました。

“やってしまったぁぁぁ〜”

「大変だ!!」「救急車?!」「横にしないと!!」などなど怒号が飛び交ってしまい、

朦朧としながら「だ、大丈夫です、、、」と声を絞り出しましたが、周りの状況にさらにパニックになり過呼吸まで起こしてしまいました。
医務室に運ばれた時には「死にたい、もう死にたい」と泣き叫んでいたようです。

件の上司は、私の失神した姿と40人の白い目に恐れ慄いたのか、そそくさとその場から消えていました。

後日、総務部長から
「私が言うのもなんですが、あの上司珍しく凹んでましたよ。“言い方間違えた”ってめちゃくちゃ反省してましたよ」
と言われました。

ちっ。
しばらく落ち込んどけっ!

心の中で呪いをかけておきました。


大声は暴力

一連の出来事を主治医に話したところ、こんな言葉をくださいました。

「男性の“大声”というのは、それだけで立派な“暴力”なんですよ。恐怖を感じるのは当然です。とても良くない事です」

「失神したのは、“怒り”の反応だと思いますよ。外に向けて発するべき“怒り”が、相手が圧倒的な立場だったせいで“自分の内側”に向いてしまってそのような反応になったんでしょう」

そう!
そうなんです、先生!!
私、確かにキレてました。
理不尽に“大声”で威嚇するあの上司に!!

大声は暴力。

そうだよね。
あれは立派な暴力だ。


祖父の思い出

どうしてここまで過剰に男性の“大声”に過敏になってしまったのか?を考えると、やはり幼少期に一緒に住んでいた“祖父”のことが真っ先に思い出されます。

祖父は気難しく寡黙な人で、一旦キレるとものすごく“怒鳴る人”でした。
手先が器用な人だったので、工作などで遊んでもらった記憶もたくさんあるのですが、

とにかく

“おじいちゃんを怒らせてはいけない”

という恐怖心が常にあり、ビクビクしていたのを良く覚えています。
その頃の祖父の野太い怒鳴り声は、今でも頭にこびりついています。
間違いなく原因はここにあると思っています。

しかし、もう祖父はこの世にいませんし、
過去は変えようがありません。



ドライブレコーダーの映像が恐ろしい

それにしても。
なんで男性って、“怒鳴る”んですかね?
(怒鳴る女性もいますけどね;)
それで何が解決するんだろ?

朝の情報番組で流れてくる“煽り運転”のドライブレコーダーの怒鳴る映像、本当にやめて欲しい。
朝から流す必要ありますかね?
すごく“心臓がギュッ”としちゃうんですよね、アレ。
私だけじゃないと思うんだけどなぁ。


もちろん、そんな無粋なことはしない素敵な男性が世の中にはた〜〜〜くさんいることも知っています。
私、男性が嫌いなわけじゃないですよ(笑)
念のため。

みんな、フツーのボリュームで話そうよー。
その“大きな声”にビビってる人がいることも思い出して欲しいなぁ。

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