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夫婦で映画4,000円→2,000円。しかも何度でも使える株主優待

映画、大人2人で4,000円。

家族4人なら6,000円。

ポップコーンやドリンクまで買えば、映画だけでも結構な出費になります。

でも、ある企業の株を100株持っていると――

夫婦2人
4,000円 → 2,000円

家族4人
6,000円 → 3,600円

になります。

しかも、

年1回ではありません。

何度でも使えます。

夫婦で年5回映画を見るなら、映画代だけで年間10,000円の差。

家族4人なら年間12,000円の差です。

そして、この優待を受けるために必要な投資額は現在約13.7万円。

今回は、

「映画が好きな家庭なら、持っている意味がかなり分かりやすい株主優待」

を深掘りします。



正体は「イオン」の株主優待

今回の銘柄は、

イオン(8267)

です。

イオンの株主優待と聞くと、

「買い物金額の一部が戻ってくるオーナーズカード」

を思い浮かべる人が多いかもしれません。

でも、家族で使うなら注目したいのが、

イオンシネマ。

100株以上保有してオーナーズカードを取得すると、映画料金が、

大人・大学生:1,000円
高校生以下:800円

になります。

一般料金は大人2,000円。

つまり大人なら、

2,000円 → 1,000円。

半額です。



夫婦なら、映画に行くたび2,000円浮く

夫婦2人なら非常にシンプルです。

通常は、

2,000円 × 2人
=4,000円

株主優待を使うと、

1,000円 × 2人
=2,000円

つまり、

1回行くだけで2,000円の差。

これだけでも大きいですが、この優待の本当の強さはここからです。

利用回数に制限がありません。

夫婦で、

年1回なら 2,000円節約

年3回なら 6,000円節約

年5回なら 10,000円節約

年10回なら 20,000円節約

となります。

映画好きの夫婦ほど、優待価値が大きくなります。



家族4人なら6,000円→3,600円

では、

大人2人+小中学生2人

ならどうでしょうか。

通常料金は、

大人
2,000円 × 2人=4,000円

子ども
1,000円 × 2人=2,000円

合計、

6,000円。

株主優待を使うと、

大人
1,000円 × 2人=2,000円

子ども
800円 × 2人=1,600円

合計、

3,600円。

6,000円 → 3,600円。

1回で2,400円支払いが減ります。

年5回なら、

年間12,000円。

年10回なら、

年間24,000円。

家族で映画に行く家庭なら、無視できない金額です。



「株主だけ1,000円」ではない

ここも重要です。

オーナーズカード1枚につき、

4人まで優待料金が適用されます。

つまり、

「株主だけ1,000円で、家族は通常料金」

ではありません。

夫婦でも、

夫婦+子ども2人でも、

家族まとめて優待料金にできます。

さらに、株主本人と生計を同一にしていない同伴者でも、同じ作品・同じ時刻を鑑賞する場合は対象です。

家族向け優待として使いやすい理由の一つです。



さらに、ポップコーンかドリンクまで付く

映画料金を安くして終わりではありません。

オーナーズカードで映画を鑑賞すると、

ポップコーンS
または
ドリンクS

のどちらか1点が付きます。

こちらは4人それぞれではなく、

オーナーズカード1枚につき1点。

それでも、

映画代を大きく下げて、さらに1品付く。

映画館で優待を使った実感を得やすい内容です。



では、この株はいくらで買える?

ここで気になるのが必要資金です。

2026年8月14日の終値は、

1株1,374円。

映画優待は100株からなので、

1,374円 × 100株
=137,400円

約13.7万円です。

イオンは2025年9月1日に、

1株→3株

の株式分割を実施しました。

そのため現在は、100株を取得するための必要資金が以前より小さくなっています。



映画目的なら「100株」が最適

映画優待を目的にするなら、

100株

が基本です。

株数を増やしても、

大人1,000円が500円になるわけではありません。

映画優待は100株から利用できます。

株数を増やすメリットが出てくるのは、主にイオンで買い物をした場合の還元率です。

100~199株:1%
200~299株:2%
300~1,499株:3%
1,500~2,999株:4%
3,000~8,999株:5%
9,000株以上:7%

映画を主目的にするなら、

100株で十分です。



年5回映画に行く家庭ならどうなる?

ここからが、この優待の面白いところです。

一般的な株主優待なら、

「年間3,000円分」

のように価値が決まっています。

この映画優待は違います。

使った回数によって価値が変わります。

100株の必要資金を137,400円として計算します。

夫婦2人

年1回
→2,000円節約
→投資額に対して約1.46%

年3回
→6,000円節約
→約4.37%

年5回
→10,000円節約
→約7.28%

年10回
→20,000円節約
→約14.56%



家族4人

年1回
→2,400円節約
→約1.75%

年3回
→7,200円節約
→約5.24%

年5回
→12,000円節約
→約8.73%

年10回
→24,000円節約
→約17.47%

もちろん、これは通常の「優待利回り」とは違います。

実際に映画を利用して支払わずに済んだ金額

を投資額で割った数字です。

映画に行かなければ0円。

逆に、

毎年映画館へ行く家庭なら、使うたびに価値が積み上がります。



しかも、これは「映画だけ」の計算

ここまでの計算には、

イオンでの買い物優待を一切入れていません。

100株保有なら、対象店舗での買い物に対して1%還元があります。

さらに毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」では5%OFF。

100株からイオンラウンジも利用でき、現在は月4回まで利用できます。

つまり100株で、

映画
+買い物
+ラウンジ

の3方向から家族で使えます。



ただし、かなり大きな弱点もある

ここまで見ると強力ですが、映画目的で取得するなら必ず知っておきたい弱点があります。

ネット予約では優待料金を使えません。

「e席リザーブ」は対象外です。

優待料金で観る場合は、劇場の自動券売機でオーナーズカードを読み込んで購入します。

つまり、

人気作品を数日前から予約して、良い席を確保する

という使い方とは相性がよくありません。

ライブビューイングなどの特別興行も対象外になる場合があります。

3D・4D・IMAX・アップグレードシートなどは追加料金が必要です。

安さはかなり強い。
でも利便性では弱点がある。

ここは購入前に知っておく必要があります。



自分の近くでも使える?

イオンシネマは2026年7月現在、

36都道府県・99劇場

を展開しています。

47都道府県すべてではありません。

ただ、北海道から九州まで展開しており、特定の地域だけで成立する優待でもありません。

そのため、この記事は無料記事としています。

ただし、

生活圏内にイオンシネマがあるか

は株を購入する前に必ず確認してください。

近くに映画館がなければ、この優待の魅力は大きく下がります。



配当まで含めると?

2027年2月期の会社予想配当は、

1株15円。

100株なら、

年間1,500円

です。

株価1,374円なら、

予想配当利回り:約1.09%。

ここに映画で実際に節約できる金額を加えてみます。

夫婦で年5回

映画:年間10,000円節約
配当:1,500円

合計、

11,500円相当

投資額137,400円に対して、

約8.37%相当。



家族4人で年5回

映画:年間12,000円節約
配当:1,500円

合計、

13,500円相当

投資額137,400円に対して、

約9.83%相当。

さらに、

買い物還元はこの計算に入れていません。



この株が刺さる家庭

条件はかなり明確です。

近くにイオンシネマがある。

そして、

夫婦や家族で年に数回映画を観る。

この2つに当てはまる家庭では、100株の価値が大きくなります。

逆に、

近くにイオンシネマがない。

映画館にはほとんど行かない。

座席は必ず事前予約したい。

イオンも使わない。

この場合は、無理に優待目的で取得する必要はありません。

重要なのは、

「有名な優待株だから買う」ではなく、「自分の家族なら何円浮くか」を先に計算すること。

です。



優待データまとめ

銘柄
イオン

証券コード
8267

株価
1,374円
※2026年8月14日終値

優待目的のおすすめ株数
100株

必要投資額
約137,400円

権利確定月
2月末・8月末

映画優待
大人・大学生:1,000円
高校生以下:800円

利用人数
カード1枚につき4人まで

映画優待の回数制限
なし

100株の買い物還元率
1%

イオンラウンジ
月4回

予想年間配当
1株15円

予想配当利回り
約1.09%

イオンシネマ
36都道府県・99劇場
※2026年7月現在

映画優待の長期保有条件
なし

新規株主へのカード発送
権利確定からおおむね2か月後



株主優待は「額面」だけで選ばない

年間3,000円の商品券なら、使い切った場合の価値は3,000円です。

でも、

「映画2,000円→1,000円を何度でも」

という優待は違います。

夫婦で年5回なら、

年間10,000円。

家族4人なら、

年間12,000円。

映画料金だけでこれだけ支払いが変わります。

さらに配当、買い物還元、ラウンジ特典があります。

だから株主優待を見るときは、

「何円分もらえる?」

だけではなく、

「うちの家族なら、実際にいくら支払いが減る?」

まで計算する。

この視点を持つと、優待利回りランキングだけでは見つからない銘柄が見えてきます。

このシリーズでは、これからも家族で実際に使った場合の支払額まで落とし込んで、株主優待を1銘柄ずつ深掘りします。

※本記事は株主優待制度に関する情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株価・配当・優待制度・料金等は変更される場合があります。利用・投資の際は最新の公式情報をご確認ください。

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