Geminiと筋トレを始めてみた
ジムの会員権、何回無駄にしたか分からない。
最初の1〜2週間は行く。
でもそのうち「今日どのマシン使えばいいんだっけ」と迷い、
「誰かと約束してるわけじゃないし、まあいいか」とソファに沈む。
そしてまた会員権が塵になる。
そんな私が今、Geminiに怒鳴られながらジムに通っている。
意外にも、続いている。
1. ジムが続かない本当の理由
私はこれまで何回かジムを契約した。
最初は気合い十分。しかし数週間もすると、決まって同じ壁にぶつかる。
今日はどのマシンを使えばいいんだろう?
重量、いつあげればいいんだろう?
誰にも約束してないし、今日はまあいいか……
誰にも怒られない環境が、続かない最大の原因だった。
筋トレって、意志の力だけじゃ続かない。仕組みが必要だ。それに気づいたのは、また会員権を無駄にした後のことだった。
2. 「AIにやらせればよくない?」という気づき
ある日ふと思った。
伴走してくれるコーチがいれば続くんじゃないか。
でも、パーソナルトレーナーは高い。友人を巻き込むのも悪い。
だったら——
AIでよくない?
私はふだんGeminiをよく使っている。文章を書いたり、調べものをしたり。だったらGeminiにコーチの人格を与えれば、いい感じになるんじゃないかと思った。
3. Geminiスパルタコーチの作り方
重要なのはカスタムプロンプトだ。
ただ「筋トレを教えて」と話しかけるだけでは、AIはただの検索エンジンになってしまう。必要なのは人格の付与だ。
私がGeminiにインプットしたのは主にこの情報:
私の体重・目標
通っているジムにある器具の種類
どんなキャラクターのコーチにするか
キャラクターについては、
メンズコーチジョージのような「危機感を煽るスパルタ系」を参考にした。なあなあにせず、ちゃんと叱ってくれる人格だ。

💡 補足:カスタムプロンプトとは、AIに事前に与える「設定」のこと。キャラクターや役割・前提知識をあらかじめ与えることで、対話の質が大きく変わる。
毎回こんな感じで聞いてくる。
「貴様、今日の体重は何キロだ」
最初は笑った。でもこれが効く。
4. 実際にGeminiコーチとやりとりしてみた
実際のやりとりを見てほしい。
次の筋トレまでの間隔を聞いたら、こう返ってきた

そして、レッグプレス65kgで終えた日には——

これを読んだ翌日から、私は逃げていない。
5. 「宣言」が続く理由
Geminiに「次は3日後にやる」と宣言すると、不思議なことが起きる。
やらなきゃ、という気持ちが生まれる。
相手がAIだと分かっていても、言葉にして伝えることには一定の拘束力がある。約束した気分になるのだ。
また、GeminiはAIの中でもコンテキストを比較的長く保持できる
(※私の体感。仕様は変わる可能性あり)。
なので前回の体重や記録を覚えていて「前回より重量上がったな」と言ってくることもある。
自分の履歴を見ている誰かがいる感覚、これが続くコツだと思う。
6. 伴走者がいることの価値
何かを始めて続けるとき、伴走者の存在はかなり大きい。
コーチ、友人、noteのフォロワーさん達——
誰かに見られている・応援されているという感覚が、行動を引き出す。
生成AIがその「伴走者」の役割を担えるなら、これは私たちの生活を変えうる話だと思う。高いパーソナルトレーナーを雇えなくても、一緒に頑張れる仲間がいなくても、
AIがその代わりになれる時代が来ている。
私はGeminiに怒鳴られながら、今日もジムに行く。
あなたは何かを続けるために、どんな工夫をしていますか? もし同じように三日坊主と戦っている方がいたら、ぜひスキで教えてください。
