ボクの職業人生~社会福祉士編
はじめに
『ボクの職業人生』シリーズです。
前回は『理学療法士編』としてお伝えしました。今回は『社会福祉士編』です。
先にいっておきます。
ボク、社会福祉士として仕事をしたことがありません(笑)。しかし社会福祉士の資格を持っています。
今回は、なぜ、社会福祉の勉強をし、そして社会福祉士の資格を取得するに至ったか、をお伝えしますね。
1.コトの始まり
ボク、理学療法士養成校である、医療技術短期大学部(以下、医療短大)に在学中に、決めたんです。
というか…
医療短大に入学する前は、理学療法についてほとんど無知で入学したけれど、勉強を進めるうちにその面白さに気付いて!
そして何と言っても研究や実験が面白かった!非常に面白かった!(ちょっと変わった学生でしたね)
そして、ボクが取り組んだ卒業研究がとても楽しかったのと、それを指導してくださった准教授(昔の助教授)が、とてもとてもとても!素晴らしい方で。
研究で行き詰まり相談しにいくと、その先生は必ず、答えは言わないんです(笑)絶対に。
いつもヒントをくれるんですが、そのヒントを手がかりにボクら学生が答えを導き出そうと頑張る。その頑張りを応援してくれる先生なんです。
そしていつも「当たり前だと言われていることを疑え」が口癖て、そんな言葉に背中を押されながら、研究や実験をすすめました。
で、ボクは何を考えたか…
「理学療法士養成校の先生になりたい!」
「こんな教員になりたい!」
と思ったわけです。

2.どうする?どうしなきゃいけない?
理学療法士養成校の教員になるにはどうしたらいいか…
当時、医療系の資格というのは、専門学校か医療短大で取得するのが主流でした。
だから、専門学校か医療短大の教員になるためにボクは動き始めるわけですが、そのために必要なことは何か…
自分でも調べてみましたし、その卒業研究の指導教官にも相談しました。そして当時、理学療法学専攻の同級生のなかで、数人が同じように教員になりたいと思っていた友人がいたので、色々と情報交換しました。
まず、専門学校と医療短大では、管轄する省庁が違うんです。
専門学校は厚生労働省。医療短大は文部科学省。
両者とも『臨床経験5年以上』というくくりがあるのですが、文部科学省が管轄する医療短大には『学位』と『研究実績』が必要です。
医療短大は、短期大学扱いになりますので、学生として卒業すると『準学士』という学位が授与されます。そして医療短大の教員になろうと思った場合、少なくとも『学士』という学位が必要となります。
『学士』というのは、いわゆる『四年制大学』を学生として卒業した時に与えられる学位です。
つまりボクが医療短大の教員になるには「少なくとも四年制大学を卒業して学士になる必要がある」ということ。

3.結局、何を選択するか?
医療短大を無事に卒業できたとして、学士をどうやって取得するか。まずは、働きながら勉強するか、それとも勉強に専念するか、という選択をしなければなりません。
ボクは迷わず「働きながら勉強する」を選択しました。
だって、実家を離れ一人暮らしをしながら学費も生活費も、両親の仕送りに頼っていて、また更に親のスネをかじるなんて、とても考えられない!!
医療短大を卒業してからは、何をするにしても自力で行こう!!と、当時は思っていました。
働きながら勉強するには2つの方法がありました。一つは放送大学で必要な単位を取得して学位を取る。もう一つは夜間大学に通学し卒業することで学位をとる。
悩みました…どちらにしようか。
放送大学は、ある意味、自分のペースで勉強できます。そう思うと、自由にスケジューリングして、無理なく勉強できる…という利点があります。
しかし、ボクは自分の「追い込まれないとやらない・やれない」という性格を分かっていたので(笑)、夜間大学に通学する方を選択しました。
そして、どんな大学のどんな学問の学部に通学するか。
当時、ボクと同じ医療短大を卒業した人の中には、教育学部や工学部、社会福祉学部に進学した人がいて、それぞれの大学の情報を収集しました。
教育学部:学費が高い(汗)
工学部:偏差値が高い(汗)
社会福祉学部:結構イケる!
「結構イケる!」というのは、学費も安くて倍率もそんなに高くなく、しかも社会人入試枠があったので、そこを狙っていけばなんとかなる!という意味です(笑)
それに、理学療法の周辺領域であるにも関わらず、社会福祉学に関して、医療短大では詳しく学ぶ機会がありませんでした。
そんなこんなで、社会福祉学部(夜間大学)に進学することを決めました。

4.ソレからどうなった?
ぶっちゃけ、すんなりと大学に入学しました(笑)
入試は、小論文と面接だけだったと思います。
大学進学が決まってから、就職先も決めました。当時、ボクと同じ大学に進学している先輩が二人いて、その二人は別々の医療機関に勤務していて。
どちらも、ボクが夜間大学に進学する、という条件でも雇ってくれる、という、とても有り難い申し出を受けていたのですが、両者を見学して決めさせていただきました。
それがボクの最初の就職先になったわけです。
整形外科と内科の有床診療所(19床のベッド・病棟があるクリニック)でした。
そのクリニックの休診日は、【木曜日の午後・日曜・祝日】でした。
ちなみに大学の講義は【月曜~土曜の18:15~21:15】でした。
ですので、結局、週休一日だったわけです。
それでも、とっっっっっっっっても楽しかった!
学校の同じ学部にも友人が数名できたし、職場のリハ科の先輩や同僚、もちろん院長先生や副院長先生、看護師さんや看護助手さん、放射線技師さんや管理栄養士さん、悪い人なんと一人もいない!本当に!
ついでに言うと、ボク、就職してまもなく、リハ科の人にはセクシャリティについて開示したし(笑)大学の仲の良い友人数名にも、すぐに開示しました(笑)
有り難いことに、開示しても、みーーーーんな受け入れてくれて、当たり前に接してくれたのは、本当に嬉しかったですね♪
そんなこんなで、仕事と大学の二足のわらじを履いた生活をしておりました。

5.で?資格は?
そうそう。そこですよね。
入学当初は、とりあえず『学士』という学位を貰えればいいと思っていたし、また社会福祉士の資格を取得する必要性を感じてなかった。
ただね…学年が進むうち、周りの友人はもちろん、社会福祉士取得が大きな目標で入学してきた人たちばかり。
なんだか「資格はいらないや…」とも言いづらく(笑)
それに、せっかく社会福祉の勉強をしているんだし、資格を取得するための勉強するだけでも、自分自身の幅を広げることになる!!!!!!と、思い直し、社会福祉士国家試験受験資格に必要な科目を受講し、現場実習にも行き、受験しました。
国家試験対策は、後期が始まってから…具体的に取り組み始めたのは。
大学の図書館は22:00まで開室していたので、普段の講義が終わった後に、必ず図書館に行き、過去問を解きまくって、大事なところをノートにまとめて…みたいな勉強をしていました。
国家試験当時は、確か1月末頃…だったかな。
実は、あまりその当時のことは覚えてなくて(汗)だってもう、25年近く前の話だぜ!!(2025年5月現在)。
ただ一つ覚えているのは、当時、実家に住んでいた姉が、合格祈願のお守りを送ってくれたこと。
いや~ビックリしたね!
姉とはとても仲がいいわけでもなく、といってすごく仲が悪いわけでもなく。ボクが医療短大に入学してから、ほとんどやり取りはなかったし。
その、姉のお守りが効力を発したのか、ボクの実力が発揮されたのかは不明だけど、めでたく社会福祉士免許を取得することができました。

おわりに
当時の、社会福祉士国家試験合格率は50%未満だったと思います。ちなみに理学療法士国家試験の合格率は98%くらい!!
それを思えば、よく頑張ったと思います(自画自賛www)
ただ、以降、社会福祉士として仕事をしたことはありません。。。でもね。理学療法士として働く中で、「患者様の生活を考える」という視点から、とてもとても役に立っていた、と思っています。
自己満かもしれんけど…
だけど、なんだかんだ言って、今の産業カウンセラーとして働く中で、障害者雇用の話であったり、社会保障の話であったり、そういうところにも、社会福祉士の知識は役に立っている!
とても役に立っている!
と、胸を張って言える!!!
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