ボンボンドロップシール、何個まで買っていいよというべきか
流行に疎い自分にも、かなり遅くではあるがシール交換がはやっているらしいことが耳に入ってきた。
昨年末に帰省して母の知り合いからその名前を聞いた時、娘二人がキャッキャ反応していた。
既に娘二人はシール帳を持っていて買ってきた厚めのシールをそのまま全て手帳にはっている。なんじゃこりゃと思っていたが、交換のためだと言うので小遣いの範囲内でやればいいと特にシールそのものに関心は示さなかった。
ボンボンドロップシールという名称までついてるのは、テレビで取り上げられていたり、通勤途中にシールを売ってる店があり、「ははあ、これが欲しがっていたやつだな」というので知った。見てみると、え、1セット500円以上するのか。高っ。100均で少し前に少量で売っているのを見たけれど、もうディズニーの物とかはどこの100均でも置いてない。
このシールを売っているのを見かけたのは、商店街にある、マスクだのバッグだのを安く売っている何件かの店だった。この手のお店、正規品よりかなりやすい290円で売っている。ふと
「あそこでも沢山売っているのでは!」と見当のついたところがある。
元町ショッピングストリートへ偵察へ行ってみた。この商店街にも衣料雑貨店がある。予想通り、人通りが多い分品ぞろえも豊富。平日なのに小学生くらいの子、自分の親の年代の方も物色している。ここへ連れてきたら絶対に二人ともテンション上がる。
同じ通りに、キャラクターグッズを揃えてある雑貨屋にも行ってみた。さっきの店以上に品ぞろえがあるのと、ディズニーなど公式のキャラクターが豊富に揃う。さっきの店は、ディズニーの非公式らしきものも見かけた。
早速帰ってシール沢山売ってたよ、買いに行く?と言えば、親とは出かけたがらない上の娘もこの時は行く!とついて来た。
ちょうど、チャーミングセールというものをやっていて商店街全体がお買い得品を並べている。シール4つで1000円など、子連れの親子が安い!と言って買っていた。
衣料雑貨や2店舗を廻り、「3店舗あるから全て見てから決めようよ」と雑貨屋へ誘導。待ち時間20分ほど。平日はすんなり入れたのに。
実際入ると、人込みのなかでシール売り場に行くのもひと苦労。
シール帳は買っちゃダメ?1人いくつまで?と厳密に確認してくるセリフに、自分は娘に対して普段気前が良くなかったのかも…と考えさせられる。
シール売り場に連れて来ておいてテンション上げさせて、一つだけだよ、はちょっと虐待なんじゃないか…という思いがよぎる。周囲を見たら、かごいっぱいにシールを買う親子や若い子。総額いくらするんだろう
シール二つまでだよ、シール帳買うならそれもシールの数に含めるよと言っていたが、シール帳に、シール2つまでいいよ、と許可した。
どれだけ買っていいことにするか考えている時に二つの事が頭をよぎった。
一つは、心屋甚之助さんの著書に
「お金の教育に関して、誕生日など予定外の日に、いきなりぽんと高いおこずかいをあげてみれば」というようなことが書いてあった。
娘が欲しがるものを渋々買って、もうお金使ったから今日は他になにも買わないよ!と言って居心地悪くさせたことがあったかもしれない。
一緒に可愛いの合ってよかったね~と喜ぶほうがいいのでは。お金使わせてしまう事は悪い事、そんな意識を植え付けてしまっては将来稼ぐ気力もそがれてしまう(大げさ)
「お母さん、何でシールに関しては買ってくれるの」と聞かれた。
そんなに他の事でケチケチしてきたかな。
「うちは服はお下がりが多いし、最近あなたが出たがらなくて外食も減ったから、シールの出費はいいよ」と説明。
一方で、
「こういうのを、欲しがるままに買ってもらっていた子で賢い子はいるかしら」と、自分の少ないデータで回想してしまう。
筆箱を頻繁に変える子、分厚いプリクラ帳を持ってた子であまり成績のいい子はいないよなーと、また乏しいデータで回想。筆箱は自分もわりと頻繁に変えていたくせに。
自分が子どもの頃、親は「お金がないから」と買ってもらえない事も多かった。お金がないのを過剰にみじめに考えていた。
その結果今、どうなっているか??
買い物するときはケチケチ思考になり、一時洋服にお金をつぎ込んでいたが今はそれで気が済んだようで収まっている。買ってもらえる環境だったら、欲しいものは我慢できなくなったかもしれないので自分の場合はそれで良かったのだと思うしか。
ちょっと目を離したすきに下の子がどこかへ行った。
大声で娘の名前を呼ぶと、あれ?すぐ近くにいた。そして、周囲の注目を浴びる。
「お母さん、恥ずかしい。だまれ」と上の子の一撃。
出かけたがらなくなったのはこういう事も含まれているのだ。
出かける時の楽しみ感。今まで与えてあげられなかったかもなと思い、レジへもまた長蛇の列ができて並んでいる時、
「もう一枚ずついいよ。持っておいで」といって、二人ともすごく喜ぶ、ということもなく「わかった」と売り場に探しに行った。
セールで上の子の靴を買い、子供服が安いと目を付けている店はさらに安くなっていたので欲しいというのを買った。
上の子の靴、片方ずつ2箇所も穴が開いているのだが、すり減っているわけでもないしまだ履いてくれと思っていたが、ふと靴を見ると砂だらけ。砂が入ってくるから困るというのを聞き流していたが、これは気持ち悪いだろう。
学校で、何か言われてないかしら。言われてからじゃ遅いよな。節約するところ、必要経費、ちゃんとはっきりさせなきゃなーと思った。
帰って早速熱心にシール帳に貼っている。
この日ばかりは今日の勉強はこれをするんだよ、といういいつけを守っていた。
上の子が、友達に貰ったシールを「レア度が高いらしいよ」と見せてきた。
昔ながらの張って剥がせるのではない普通の「モナリザ」のシールである。
「あ、こういうのいいなあ、都道府県の形のとか、歴史上の人物のシールがあれば。勉強に直結して興味のきっかけになるものならいくらでも買うのに」と口にすると「絶対に買ってきて!!」とせがむ娘。調べると、メルカリに出てきた。歴史上人物以外に、金閣寺などの建物も。
これで一足早く歴史を知って、興味につながればいいが、とポチッた。
