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Apple Watch SE 3で満足している私が考える、上位モデルを買うべき人

時はインフレです。
いろいろなものが値上げされている昨今、円安や半導体不足も相まって(?)Apple製品とて例外ではありません。

Apple Watch もご多分に漏れず、値上げが止まりません。
昔は3万円前後だった印象なのですが、今では最安でも3万7千円。

そんなもんだよねえと思いつつ、じゃ逆にハイエンドモデルはいったいいくらなのかと見てみると、ほぼ13万円。

!?

ということで今回は、一体この価格差、どこに反映されているのでしょうか、そんなところをこの文脈にはなんの関係もないApple Teacherの資格をもつ私がテキトーに見ていきたいと思います。

ちなみに今私はApple Watch SE 3を使っています。ローエンドモデル。


価格差がすごいApple Watch、結局どれを選ぶべきなのか

2026年6月25日現在、Appleから販売されているApple Watchは大きく3種類あります。

  • Apple Watch SE 3

  • Apple Watch Series 11

  • Apple Watch Ultra 3

価格は、SE 3が37,800円から、Series 11が64,800円から、Ultra 3が129,800円から。

こうして並べると、なかなかの価格差です。

自分は今、Apple Watch SE 3を使っています。
正直に言うと、特に不満はありません。

通知は見られる
Apple Payは使える
睡眠も記録できる
ワークアウトも取れる
常時表示にも対応した
動作も普通に快適

日常的にApple Watchへ求めることは、ほとんどSE 3で足りてしまいます。

まず前提:SE 3はもう“安いだけのApple Watch”ではない

Apple Watch SE 3は、かなりコスパの良いモデルです。

以前のSEシリーズは、上位モデルと比べると「まあ安いから仕方ないよね」と思う部分がありました。
ところがSE 3では、常時表示ディスプレイ、高速充電、S10チップ、皮膚温センサー、睡眠スコア、睡眠時無呼吸の通知などが入っています。

つまり、日常使いに必要な機能はかなり揃っています。

  • 通知を見る

  • 予定を確認する

  • SuicaやApple Payで決済する

  • 軽く運動を記録する

  • 睡眠の傾向を見る

  • iPhoneを取り出す回数を減らす

このあたりが目的なら、SE 3で十分です。

実際、自分もSE 3を使っていて「これができなくて困る」という場面はほとんどありません。
Apple Watchを生活の補助輪として使うなら、SE 3はかなりコストパフォーマンスが高いモデルです。

だからこそ、上位モデルを考える時は「上位モデルだから良いはず」ではなく、「自分の生活の中で何が足りないか」から考えるべきだと思います。

Series 11は“毎日の快適さ”を買うモデル

Series 11は、SE 3と比べて劇的に別物というより、日常使いの完成度を一段上げるモデルです。

大きな違いは、画面、健康機能、バッテリー、耐久性です。

屋外での見やすさを重視する人

まず画面です。

SE 3の最大輝度は1,000ニトですが、Series 11は最大2,000ニトです。
屋外で画面を見る機会が多い人、ランニング中や自転車移動中にチラッと画面を確認したい人にとっては、この差は地味に効きます。

Apple Watchはスマホのようにじっくり見るデバイスではありません。
手首を少し傾けて、短い時間で情報を確認するものです。

だからこそ、見やすさは意外と重要です。

外でよく使う人にとって、Series 11の明るい画面は「スペック上の差」ではなく、毎日の小さな快適さにつながります。

健康管理をもう少し本気でやりたい人

次に健康機能です。

Series 11には、SE 3にはない心電図、血中酸素ウェルネス、高血圧パターン通知などがあります。

もちろん、Apple Watchは医療機器そのものではありませんし、これだけで健康状態を判断するものではありません。
ただ、日々の体調変化に気づくための補助ツールとしては、Series 11の方がかなり厚いです。

特に、Apple Watchを単なる通知デバイスではなく「健康管理デバイス」として使いたい人にとっては、SE 3とSeries 11の差は大きくなります。

SE 3でも睡眠や心拍の傾向は見られます。
ただ、Series 11はより踏み込んだ健康チェックができます。

この差に価値を感じる人なら、Series 11を選ぶ意味はあります。

睡眠記録まで含めて安定して使いたい人

バッテリーも違います。

SE 3は通常使用で最大18時間、Series 11は最大24時間です。

この差も、数字だけ見るとそこまで大きくないように見えます。
しかし、Apple Watchは睡眠計測にも使うデバイスです。

日中も使い、夜も着けて寝るとなると、充電タイミングがかなり重要になります。

SE 3でも使えます。
ただ、Series 11の方が少し余裕があります。

この「少し余裕がある」が、毎日使う道具では意外と大きいのです。

朝から夜まで使って、さらに睡眠も取りたい。
充電のタイミングをあまり気にしたくない。
毎日Apple Watchを身につける前提で生活している。

こういう人には、Series 11の方が合っていると思います。

Series 11を買うべき人・買わなくていい人

Series 11を選ぶべきなのは、Apple Watchを「生活の中でかなり使い込む人」です。

たとえば、こういう人です。

  • 屋外で画面をよく見る人

  • 健康機能をしっかり使いたい人

  • 睡眠記録を毎日取りたい人

  • Apple Watchをほぼ一日中つけている人

  • SE 3より少し上質な体験が欲しい人

逆に、通知、決済、軽い運動記録、睡眠スコアで満足しているなら、SE 3からSeries 11へ上げる必要はあまりないと思います。

Series 11は「できることがまったく別物になるモデル」ではありません。
どちらかといえば、「毎日の小さな不満を減らすモデル」です。

この差に27,000円を出せるかどうかが、判断の分かれ目です。

※自分の場合、睡眠時に充電しているので睡眠状態を計測する装置がハイスペックでも使いこなせません…

Ultra 3は“上位モデル”というより別ジャンル

Ultra 3は、Series 11のさらに上というより、そもそも用途が違うモデルです。

価格は129,800円から。
SE 3の3倍以上です。

さすがに高いです。

ただ、Ultra 3は高いだけあって、方向性がかなり明確です。

  • 最大42時間のバッテリー

  • 低電力モードでは最大72時間

  • 最大3,000ニトの明るいディスプレイ

  • 49mmの大きなチタニウムケース

  • サファイアクリスタル

  • 100m耐水

  • 40mまでのダイビング対応

  • 高精度2周波GPS

  • 衛星通信

  • アクションボタン

こうして見ると、Ultra 3は「ちょっと良いApple Watch」ではなく、アウトドアや長時間利用に振った道具です。

というか、これって時計なんですかね。

故に、Ultra 3を買うべき人はかなり明確です。

登山・トレラン・ダイビングなどをする人

Ultra 3の価値が一番わかりやすいのは、アウトドアやスポーツ用途です。

登山
トレイルランニング
ダイビング(一応海でも潜れるらしいですが、Appleは推奨はしていません)
長時間のサイクリング

こういう人にとって、Ultra 3の耐久性、GPS精度、バッテリー、画面の明るさはかなり大きな価値になります。

SE 3やSeries 11でもワークアウト記録はできます。
ただ、過酷な環境や長時間の使用では、Ultra 3の方が明らかに向いています。

とにかくバッテリーを重視する人

Ultra 3の分かりやすい強みは、バッテリーです。

Apple Watchは便利ですが、毎日充電が前提のデバイスでもあります。
Ultra 3はその前提を少し変えてくれます。

毎日充電しなくてもいい。
週末旅行で充電器を忘れても何とかなる。
長時間のワークアウトでも電池を気にしにくい。

これは、使い方によってはかなり大きなメリットです。

Apple Watchを使っていて一番の不満が「充電が面倒」なら、Ultra 3はかなり魅力的な選択肢になります。

現場仕事や旅行が多い人

Ultra 3はアウトドアだけでなく、仕事や移動が多い人にも向いています。

たとえば、現場仕事で時計をぶつけることが多い人。
出張や旅行が多く、充電環境が安定しない人。
外で長時間過ごすことが多い人。

こういう人にとっては、Ultra 3の頑丈さとバッテリーは実用的な価値になります。

ただの高級モデルではなく、「雑に使っても安心できるApple Watch」としての意味が出てきます。

Ultra 3を買わなくていい人

一方で、Ultra 3はかなり人を選ぶモデルです。

  • デスクワーク中心

  • 運動は散歩や軽いジム程度

  • 毎日充電することに不満がない

  • 大きくて重い時計は苦手

  • Apple Watchには通知と決済があれば十分

こういう人がUltra 3を買うと、満足感はあっても、機能を使い切る場面は少ないと思います。
うん、私のことです。

もちろん、見た目が好きだから買うのもありです。

ガジェットは合理性だけで買うものではありませんし、気に入ったものを毎日身につける満足感もあります。

ただ、必要性で考えるなら、Ultra 3が必要な人はそこまで多くないと思います。

Ultra 3は、全員におすすめする上位モデルではありません。
使う環境がハマる人にとってだけ、価格差が意味を持つモデルです。

3モデルをざっくり整理するとこうなる

SE 3:多くの人にとって十分な標準モデル

SE 3は、価格を抑えつつApple Watchらしい機能をしっかり使いたい人向けです。

通知、決済、睡眠、ワークアウト、健康の基本チェック。

このあたりが目的なら、SE 3で十分です。

今のSE 3は「安いから妥協するモデル」ではなく、「大半の人にとって十分なモデル」だと思います。

Series 11:健康管理と日常の快適さを高めるモデル

Series 11は、Apple Watchを毎日しっかり使いたい人向けです。

画面の見やすさ、健康機能、バッテリーの余裕。

このあたりに価値を感じるなら、Series 11を選ぶ意味があります。

SE 3でできることに大きな不満はないけれど、より快適に、より細かく健康管理したい人向けです。

Ultra 3:バッテリーと耐久性に全振りした別ジャンルのモデル

Ultra 3は、アウトドア、スポーツ、旅行、現場仕事、長時間利用向けです。

価格は高いですが、用途がハマる人には明確な価値があります。

逆に、日常使い中心ならかなりオーバースペックです。

SE 3ユーザー目線での結論

今回調べてみて改めて思ったのは、Apple Watch SE 3の完成度がかなり高いということです。

安いモデルだから我慢する、妥協して買う、という感じではありません。

むしろ、日常使いではSE 3で足りる人がかなり多いと思います。
自分自身、今SE 3を使っていて大きな不満はありません。

だから、上位モデルを買う理由は「なんとなく良さそう」では少し弱いです。

Series 11は、健康機能と毎日の快適さを増やしたい人のためのモデル。
Ultra 3は、バッテリー、耐久性、アウトドア性能を本気で必要とする人のためのモデル。
SE 3は、多くの人にとって十分すぎるほど実用的なモデル。

こう考えるのが一番しっくりきます。

Apple Watch選びで大事なのは、スペック表で一番上のモデルを選ぶことではありません。

自分がApple Watchに何をさせたいのか。
自分の生活の中で、どこに不満があるのか。
その不満に、何万円分の価値があるのか。

そこを考えると、かなり選びやすくなります。

参考資料:Apple公式サイト、Apple Watch比較ページ、Apple Newsroom、ITmedia PC USER / ITmedia Mobile等の実機レビュー


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