2日目パリ(前編)憧れのオペラ・ガルニエ~フリーで巡るフランス旅行18日
パリに来たら、一度は訪れてみたい場所。
それが「オペラ・ガルニエ」です。
『オペラ座の怪人』の舞台としても知られる、世界で最も美しい劇場のひとつ。
今回は事前予約をして見学してきました。
ところが……
40℃近い猛暑で、まさかの熱中症寸前。
それでも「来て本当に良かった」と思えるほど、息をのむ美しさでした。
パリ滞在2日目。
この日、一番楽しみにしていたのが、**オペラ・ガルニエ(オペラ座)**の見学です。
『オペラ座の怪人』の舞台として世界的に有名な劇場で、「ガルニエ」という名前は、1875年に完成したこの建物を設計した建築家シャルル・ガルニエに由来しています。
私たちが宿泊していたホテルはオペラ地区。ホテルを出てオペラ通りへ向かうと、目の前に壮麗なオペラ・ガルニエが姿を現します。
「こんなに近いなら、絶対に見学しなくては!」
ルーブル美術館などと同じように人気の観光スポットなので、日本を出発する前に公式サイトから見学チケットを予約しました。
スマートフォンのQRかバーコードで入場できる施設がほとんどですが、私は念のため印刷したチケットも持参しました。
パリはスリが多いと聞いていたので、もしスマホに何かあっても困らないように……。少し心配しすぎかもしれませんが、日本で予約したものはすべて紙でも持っていきました。
朝一番でも長蛇の列
予約した時間は一番早い午前10時。
15分前に到着すると、すでに入口にはたくさんの人が並んでいました。
「予約制なのに、こんなに並ぶんだ!」
と少し驚きましたが、時間になると順番に入場が始まります。
建物に入る前には空港のような手荷物検査があります。
バッグを開けて中を見せるのですが、私はファスナーにスリ対策用のカラビナを付けていたため、係員から「これは何?」と質問されました。
「スリ対策なんです。」
そう答えると、思わず笑われてしまいました。
首から下げていた貴重品ポーチも見せることになり、朝から少しバタバタ。
しかも、この日は熱波の影響で気温は40℃近く。
館内も思ったほど冷房が効いておらず、この時点ですでに汗だくです。
今回は日本語のオーディオガイドも借りましたが、首から下げたタブレットが思った以上に熱を持ち、それも暑さを感じる原因に。
だんだん気分が悪くなってきて、「これは危ないかも……」と少し焦りました。
持参したポータブルファンとサーモスの冷たいミネラルウォーターのおかげで何とかしのぐことができましたが、夏に訪れる方は暑さ対策をおすすめします。

圧巻だった大理石の大階段
館内に入ってまず目に飛び込んできたのが、有名な大理石の大階段です。
写真では何度も見ていましたが、実物の迫力は想像以上。
そして、もう一つ驚いたことがありました。
見学に来ている方たちが、とても華やかな服装なのです。
フォーマルドレスなど、皆さん大階段で時間をかけて写真撮影を楽しんでいました。
まるで気合いがちがう。
「なるほど、オペラ・ガルニエは建物を見るだけではなく、ここで素敵な写真を残すことも楽しみの一つなんだ。」
そう気づきました。
私たちは普段着だったので、「もう少しおしゃれをしてくれば良かったかな」と少しだけ後悔(笑)。
これから訪れる方は、ぜひお気に入りの服で行かれることをおすすめします。
建物そのものが芸術作品
大階段を上がったところで、とうとう暑さに負けてしまいました。
気分が悪くなり、近くの椅子に座ってしばらく休憩。
ファンで風を当て、冷たい水を飲みながら体を冷やすと、少しずつ回復してきました。
無理をせず休憩できる場所があるのは助かります。
落ち着いてから見学を再開すると、あらためて建物の素晴らしさに圧倒されました。
豪華な天井画、繊細な彫刻、金色に輝く装飾……。
まさに建物全体が一つの芸術作品です。

「小さなベルサイユ」と呼ばれるグラン・フォワイエ
館内で一番印象に残ったのが、「グラン・フォワイエ」と呼ばれる大広間。
豪華な金色の装飾、大きな窓、鏡、天井画が美しく、「小さなベルサイユ」と呼ばれているそうです。
以前ベルサイユ宮殿を訪れたことがありますが、鏡の間を思い出すような華やかさでした。いや、それ以上かも!
目を閉じると、ベル・エポックの時代に着飾った人々がここで語り合い、社交を楽しんでいる光景が浮かんでくるようです。
こんな空間が150年以上も前に造られたなんて、本当に驚きました。
旅先での小さな出会い
グラン・フォワイエでは、韓国から来た若いカップルに写真撮影を頼まれました。
とても幸せそうなお二人。
新婚旅行だったのでしょうか。
撮影したあと、「撮りましょうか?」と聞いてくださって、とても素敵な写真を撮ってくださいました。
言葉はほとんど交わさなくても、笑顔だけで通じ合える。
そんな小さな交流も、海外旅行ならではの楽しさだと感じました。

『オペラ座の怪人』ファンならぜひ
残念ながら、この日は観客席が公開されておらず、楽しみにしていたシャガールの天井画を見ることはできませんでした。
もちろん、『オペラ座の怪人』で有名な5番ボックス席にも入ることはできません。
それでも通路には「BOX5」のプレートのついたドアがあります。
ファンの方は、ぜひここで記念写真を撮ってください。
私は30年以上前に劇団四季で市村正親さんが演じた『オペラ座の怪人』を観劇し、その後ニューヨーク・ブロードウェイでも観る機会がありました。
長年親しんできた作品の舞台となった場所を実際に訪れることができ、それだけでも十分感動しました。
ギフトショップものぞいてみました
見学の最後はギフトショップへ。
ピンク色のトゥシューズのキーホルダーや、オペラ・ガルニエをかたどったクリスマスオーナメントなど、かわいいお土産がたくさん並んでいます。
どれも魅力的でしたが、お値段もなかなか立派(笑)。
まだユーロの感覚に慣れていない私は、「ここで買うより、プロヴァンスでお気に入りを見つけよう」と自分に言い聞かせて我慢しました。
オペラ・ガルニエは、建築が好きな方はもちろん、『オペラ座の怪人』が好きな方にもぜひ訪れていただきたい場所です。
見学を予定されている方は、人気の時間帯は早めに埋まるので、公式サイトから事前予約をおすすめします。
***予約はここから(オフィシャルウエブサイト)***
https://www.operadeparis.fr/en/visits/palais-garnier
EU外の居住所は大人一人25€(自分でまわるツアー)
*私の借りたタブレットは別料金にて要予約
次回は、オペラ座を出たあと偶然見つけた、見た目も味も大満足だったジェラート店「Amorino」と、パリで最も美しいパサージュのひとつ、ギャルリー・ヴィヴィエンヌをご紹介します。
✏️旅行メモ|オペラ・ガルニエ見学を予定している方へ
・チケットは事前予約がおすすめです
・朝一番の時間でも並ぶことがあります
・夏の訪問は暑さ対策を忘れずに
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