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【アニメ感想】 serial experiments lain

ネット端末「NAVI」が普及する世界。中学生の岩倉玲音は、死んだはずの四方田千砂からのメールを受け取ったことをきっかけにNAVIへとのめりこんでいく。それ以来彼女は奇怪な事件に巻き込まれ…。物理世界と電脳世界、2つの世界の果てにあるものとは?

引用元:dアニメストアあらすじ

おすすめ度(5段階):🌟🌟

——時代を先取りしすぎた怪作。

1998年に放送された伝説的なカルトゲームのアニメ版。現実世界とネットワーク世界(ワイヤード)の境界が曖昧になっていく様子を、幻想かつ不気味な演出で描いています。

存在証明自我記憶といったテーマが入り混じり、一度見ただけで全貌を掴むのはかなり難しい作品。
正直、ワイもよくわかりません(というか答えが示されない)。

また、「鬱ゲー」としてもかなり有名(特に海外勢に人気だったはず)。
ネットワーク上の広大な海を模した画面で、玲音(レイン)の日記、(カウンセラーの)柊子の日記カウンセリングカルテ音声ファイル動画データを永遠と再生していくことになります。
そうして物語の断片を拾い集め、玲音に何があったのか? をみていくちょっと変わったゲーム(ノベルゲーみたいなもの。謎解きっぽい感じ)。

しかも、この玲音の日記の内容が本当に信用できるかわからないという点がさらに難解なところ。玲音は幻想などの症状もあるため、現実には存在しない人物が書かれていたりする。情報の信憑性があやふやなまま、考察するしかないという。

——未来予知のような先見性

『serial experiments lain』が「伝説」と呼ばれる理由は、現代のネット社会を25年以上前に完璧に予言していたその先見性にあります。現在でいうSNS(匿名性や集団心理)、常時接続、AI、仮想現実などが人々のアイデンティティを溶かしていく未来を正確に描いていました。
今の私たちが直面している「ネットと現実の境界の消失」を、予言のように当時すでに描き切っていたことは驚きです。

——『記憶はいらない。記録だけでいい』

この言葉は、作品が描く「情報のネットワークが現実を上書きしていく世界観」を鋭く言い表したものです。
人々は「記憶」を共有しているのではなく、ワイヤード上の共通の「記録(データ)」を参照しており、その記録さえ操作すれば、実態(現実)を自在に書き換えられるという、物語の根本的な世界観を表しています(メイビー)。

肉体という境界が溶け、人間が情報へと還元されていく本作の冷徹な死生観を象徴する一節です。

ゲーム版の方では、玲音は物理的な肉体を持つことに苦悩し、肉体を破壊(自◯)することで、制限のある有限な存在から解放され、本当の意味でワイヤード(電子の海)に存在する「神(またはそれに近しい存在)」になろうと行動します。

アニメ版はまた違った展開を見せるので、そちらはご自身でお確かめを。

——結局、なにが言いたいのか?

「ネットと現実の境界の消失」に対し、「誰かに認識されて初めて、人は存在できる」という事が言いたいのかはわかりません。
というか、ワイには難しすぎる。この作品。

ただ、伝説的なオカルトゲームのアニメ版という話題性だけで、怖いもの見たさで視聴してみるのはアリだと思う。
空気感を楽しむことは出来るので。

なお、このゲーム。
現在はプレミアついて新品で30数万だったかな? (中古だと10万前後〜みたいな)

Playしたい人は頑張ってお小遣いを貯めよう!

『DC1053』のシーンとか有名どころ。
Playすれば君も玲音ちゃんの思想にきっと染められるはず!(アカン!)

※ワイはPlayしたコトないですが、気にかけているVtuberのPlay動画を視聴したことあるんだ。いい時になったものじゃけぇ🍵✨😱

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